基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 日蓮宗に属し妙法華山と号し、もとは中山法華経寺の末であった。開山は応安三年(1370)四月八日、中山法華経寺の第三世浄行阿闍梨日祐上人(1298-1374)が隠居して一寺を建てたのが始まりである。
本尊は等身大の木造日限祖師で、縁起によると、中山の富木播摩守の館に日蓮聖人が逗留して妙法弘通の説法をして時、近郷から多くの者が集まった。富木氏は聖人に長くこの地に留まってもらうため堂宇を建立し、境内の老樹をもって高祖の尊像を彫刻した。聖人はここで百日の説法をしたが、その満願にあたり尊像の彫刻を完成したので、聖人は自ら開眼して「満願日蓮」と名づけた。
その後富木播摩守は入道して日常上人と称し中山法華経寺を起した。日祐上人は下総千田庄の領主千葉大隅守胤貞の猶子であるが、浄行院と号して本妙寺(今の法華経寺)の第三世を継ぎ、後に隠居して小岩に宣要寺を開山し、この満願日蓮像を移して安置したといわれる。この尊像は「日限祖師」とも称せられている。 - 開門時間
- 9:00-17:00
- 所在地
- 東京都江戸川区北小岩2-37-15
- 地図
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- アクセス
- 小岩駅から徒歩で15分
- 施設情報
- 宣要寺(せんようじ)は、東京都江戸川区北小岩にある日蓮宗の寺院。山号は妙法華山。
旧本山は大本山法華経寺(中山門流)、親師法縁。日限満願日蓮大菩薩像を祀る。本堂前の松は「瑞鳳の松」として知られる。
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