基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 寺は現在地から北3キロほど奥の十楽寺谷の堂ヶ原にあったと推定される。大同年間に弘法大師がこの地を巡教して逗留されたときに阿弥陀如来を感得し、如来像を刻んだのが本尊として祀られたと伝えられている。その際に、大師は生・老・病・死など人間として避けることのできない苦難に、10の光明と、輝く楽しみが得られるようにと「光明山十楽寺」の寺名を授けたといわれる。
創建からしばらくは、阿波の北方きっての広大な七堂伽藍を誇っていたが、天正10年(1528)長宗我部元親による兵火で、すべての堂塔が焼失した。幸い、本尊は時の住職が背負い難を免れたという。寛永12年(1635)に現在の地に移り、再建された。
さらに平成6年には立派な木造の本堂を建立。本堂左前にある「治眼疾目救歳地蔵尊」は、古くから眼病、失明した人たちの治療に霊験があるとされ、眼病に悩むお遍路さんの参詣が多い。また、中門遍照殿では、良縁を結び、悪縁を切る両方の願いを兼ね備えた、愛染明王が祀られており、ご祈願に訪れる人が絶えない。 - 住職
- 薬師寺君代
- 開門時間
- 7:00-17:00
- 所在地
- 徳島県阿波市土成町高尾字法教田58
- 地図
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- アクセス
- JR徳島線鴨島駅で下車、タクシーで約20分
鍛冶屋原線・石井上板線 「東原」下車
土成インターチェンジから、高速道路に沿った道を板野方面に進むと、左手にあります。 - 駐車場
- 普通20台
大型5台 - 施設情報
- 十楽寺(じゅうらくじ)は徳島県阿波市土成町高尾法教田にある高野山真言宗の寺院。四国八十八箇所第7番札所。
本尊は阿弥陀如来坐像、脇侍は観音菩薩立像と勢至菩薩立像で3躰とも鎌倉期の作と云われている。
ご利益
- 無病息災
- 縁切り
- 縁結び
- 良縁成就
- 除厄得幸
「やさしいお坊さん」ではこちらの寺院はご案内できかねますので直接寺院にお問い合わせ下さい。