基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 創建は明治43年(1910年)。真言宗の開祖である弘法大師(空海)が遣唐使で唐に渡ったのを顕彰する為、遣唐使一行が出航したとされる跡地に弘川寺の末寺の寺号である「釈迦院」の名前を継承して開基された。
開基当初の釈迦院は現在地より東の天保山運河の近くに位置、7800坪程の広大な敷地を有していた。大正時代から昭和初期にかけて同寺は大師信仰の中心地として栄え、東の四天王寺、西の築港高野山と呼ばれるほどであったが、1945年6月1日の第2回大阪大空襲により寺は全焼。
戦後、釈迦院は1952年に現在地に移転して再建したが、境内の広さは500坪と大幅に縮小した。本堂は堺市の智禅寺の木造本堂を移築した。その本堂は1984年に大師入定1150回忌の記念行事で大幅な改修工事が行われたが、わずか11年後の1995年の阪神・淡路大震災で倒壊寸前となり、解体された。現在の鉄筋コンクリート造本堂は、1997年に外観を元の姿として再建されたものである。 - 住職
- 二上 寛弘
- 開門時間
- 9:00-17:00
- 所在地
- 大阪府大阪市港区築港1-13-3
- 地図
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- アクセス
- Osaka Metro中央線大阪港駅より南へ200メートル。
- 施設情報
- 釈迦院(しゃかいん)は、大阪市港区にある高野山真言宗の寺院。山号は築港高野山(ちっこうこうやさん)。
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