基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 地蔵院安胎寺の名称は正式には「浄土宗幡松山地蔵院安胎寺」と申します。
時は平安時代、嘉祥三年(西暦850年)のこと、即位されたばかりの文徳天皇のお后・染殿皇后が妊娠なさいました。しかし予定日を過ぎても出産の兆しなく心配しておりますところ、「大和の国添ノ上郡(現在の奈良県添上郡)の地蔵菩薩を信仰するように」と夢のお告げがありました。すぐに使者を送り地蔵菩薩に安産祈願をしたところ、無事に男の子がお生まれになりました。この時お生まれになったのが惟仁親王、後の清和天皇です。
これ以降、染殿皇后は高僧・慈覚大師に地蔵菩薩像を彫らせて日夜信仰されるようになりました。 染殿皇后は昌泰三年(西暦900年)四月五日に亡くなられましたが、遺品としてこの地蔵菩薩像を譲り受けた内侍(天皇に仕える女官)は、名を光乗比丘尼と改めて仏門に入りました。仏像は嵯峨の深山に安置されましたが、延喜二年(西暦902年)の秋頃、地蔵菩薩から「巽(東南)の方角に移せ」とのお告げがあり、現在のこの地に改めて安置されました。それが当寺のご本尊、玉帯地蔵大菩薩です。 - 住職
- 大矢恵俊
- 年中行事
- 春、秋 彼岸施餓鬼法要
盆施餓鬼法要
十夜会 - 開門時間
- 9:00-17:00
- 所在地
- 京都府京都市右京区西京極東側町41
- 地図
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- アクセス
- 阪急電鉄 西京極駅下車徒歩10分
- 駐車場
- あり 無料
- 施設情報
- 地蔵院は、京都府京都市右京区にある浄土宗の寺院である。
- その他の情報
- 当寺には妊婦さんがそのおなかをさすってもらうと安産できると言われている「玉帯」という宝も伝えられています。
ご利益
- 子宝成就
- 安産成就
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