基本情報
- お坊さん(僧侶)沿革
- 豊楽寺(ぶらくじ)は正式には大田山大願院豊楽寺といい、神亀元年(724)名僧行基により創建されたものと伝えられている。また別名 柴折薬師とも称され、愛知県の鳳来寺の峰薬師、福島県の常福寺の嶽薬師と共に日本三大薬師の一つに数えられる。
本堂である薬師堂は、四国最古の建造物で桁行、梁間ともに五間の単層入母屋(いりもや)造り、柿葺(こけらぶき、杉板の割板を敷きつめた技法)で勾欄(こうらん、手すり)付きの廻縁(まわりぶち、縁側)を有する。壁は板壁で前面中央の三間は板唐戸の観音開きになり、両脇の一間には連子窓がついている。屋根の勾配はゆるやかで、軒先の反りは美しく優雅である。特に内陣の須彌壇(しゅみだん、本尊を安置する段)の勾配(こうばい、傾斜)と嵌板の香挟間(こうざま、狭い空間)の刳りは、平安時代後期の特色をよく表している。
なお、内々陣の棹縁天井(さおぶちてんじょう、天井の様式)はこの種の天井の最も古いものの一つといわれている。 - 住職
- 吉岡義順
- 開門時間
- 9:00-16:00
- 所在地
- 高知県長岡郡大豊町寺内314
- 地図
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- アクセス
- 土讃線 大田口駅 徒歩30分
大豊ICから車で50分 - 駐車場
- あり
- 施設情報
- 豊楽寺(ぶらくじ)は高知県長岡郡大豊町にある真言宗智山派の仏教寺院。山号は大田山。大田山大願院豊楽寺と号する。本尊は薬師如来。
別名は柴折薬師で、日本三大薬師の一つに数えられる。薬師堂は国宝に指定されている。
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