みんなのお葬式、終活用語集

六文銭(ろくもんせん)

三途の川の渡し賃のこと。

六道銭ともいいます。「冥銭」ともいわれ、納棺の際、柩に入れる風習があります。火葬が一般的な現代では、柩に硬貨を入れることを禁止している自治体も多いため、紙で作られた六文銭で代用することが多くなっています。

死者が冥土の旅をする途中で、天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道の「六道」に一文ずつ置いていくために必要、とする考えもあります。