みんなのお葬式、終活用語集

宮型霊柩車(みやがたれいきしゅうしゃ)

霊柩車一種で、主として火葬場への遺体搬送に用いられる宮型を象った車のこと。

大正時代に、輿を荷台に載せて運んだことがはじまりと言われ、それ以降、車自体に宮を取り付けられるようになりました。
 
戦前の葬儀では、個人の棺とともに参列者が歩く「葬列」が風習でしたが、こうした宮型霊柩車の普及により葬列の風習はなくなりました。
 
※最近では数が少なくなり、代わりに洋型霊柩車の需要が増えております。火葬場の中には宮型霊柩車の乗り入れを禁止している火葬場もございます。