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創価学会の墓地は?墓苑の種類から金額相場まで完全解説!

Feb 12 2021

創価学会では葬儀やお墓の形、墓地が特徴的であることが知られています。葬儀の方法や費用の値段。また学会員以外の参列は認められているかなど詳しく解説していきます。

創価学会は葬儀の方法やお墓の形、墓地などが特徴的なことで知られています。

しかし、実際にはどのような違いがあるのか、学会員でなければわからないのではないでしょうか。今回は創価学会の墓地やお墓の形式の特徴、費用の相場について、葬儀の方法と合わせて紹介します。

創価学会とは?

はじめに創価学会とはどのような宗教なのか、教義や理念などを解説します。

創価学会とは何か?

創価学会とは、1930年に創立、1952年に宗教法人の資格を取得した仏教・法華経系の宗教団体です。日蓮上人(日蓮大聖人)の仏法を信奉しているため、「日蓮世界宗」とも称します。新興宗教としては最も信者が多いとされており、国内の学会員は827万世帯にのぼります。また、海外192の国と地域にも広まっています。

創価の意味

「創価」とは価値の創造という意味です。すべての人間に限りない可能性があるとする「生命の尊厳」の確立と、それに基づく「万人の幸福」と「世界平和」をその中心としています。

八葉蓮華とは?

シンボルマークの八葉蓮華は、一人一人の生命の内部に備わった無限の可能性や、日蓮仏法が全世界に広がっていくさまを図案化したものです。全体にふっくらとした線で描かれているのは、功徳に満ち溢れた学会員の姿を表現しているとされています。

また、一人一人の幸福と平和の実現を目指すという創価学会の理念を象徴する三色旗は、ポールに近い部分から平和(青)、栄光(黄)、勝利(赤)を表しています。  

創価学会の墓苑の種類

創価学会のお墓は3つの形式があり、形状や建て方も通常の仏教のものとは異なっています。ここでは創価学会の墓地やお墓の形式について解説します。

墓地公園

墓地公園は自然の景観を生かした広大な敷地に、故人を個別に埋葬する創価学会員のための墓地です。全国15か所にあり、道内有数の桜の名所とされる北海道石狩市の戸田記念墓地公園をはじめ、いずれも風光明媚な場所として創価学会員以外にも知られています。

墓域と呼ばれる墓地には、「恒久性・平等性・明るさ」をテーマに、白みかげ石製の同じ形の墓石がずらりと並んでいます。一般的に見られる墓石や、独自のデザインのものは置くことができません。これは創価学会が仏教における平等観を重視しているためです。

創価学会の墓石

創価学会の墓石は、厚めの台石の上に、幅が広く低い竿石が乗った特有の形をしています。前面が斜めに削られているので、少し仰向いているように見えます。竿石の上部には法華経の教えである「妙法」の一語が彫られ、その下に故人の名前や家名が刻まれることになっています。

墓石には家紋を刻まない

また、埋葬される人が増えて墓石に刻むスペースがなくなってくると、別に故人の名前を記すための墓誌と呼ばれる石碑を建てることがありますが、墓地公園では見られません。平等性を重んじるためでしょう。仏教式のお墓のように、墓石に家紋を刻むこともありません。墓地公園でなく、霊園にお墓を建てる場合には、創価学会のシンボルマークである八葉蓮華を彫ることはあるようです。

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長期収蔵納骨堂

土地不足から主に都市部でロッカー型のお墓や納骨堂が増えてきましたが、創価学会にも長期収蔵型納骨堂という、文字どおり遺骨を長期間保管してくれる納骨堂があります。全国に6堂あり、いずれも墓地公園内に併設されています。建物の中にあるため、天候に左右されず納骨や参拝ができるのがメリットです。参拝は扉を閉めた状態ですが、故人の納骨堂の前で直接対面方式で行うことができます。

長期収蔵型納骨堂には使用期限があります。納骨後、20年経つと骨壺は常楽納骨堂に移されて保管されます。

永楽納骨堂

個人や家族に関係なく、長期収蔵型納骨堂での保管期間を過ぎた骨壺が収められる合祀型の納骨堂で、「常楽納骨堂」という名前で呼ばれています。半永久的に保管されるので、霊園や寺院の永代供養と同じような形式と考えればよいでしょう。ただし、お骨を直接カロート(墓石の下にあるお骨を納めるスペース)に納めるようなことはありません。骨壺をそのまま納めるので、他の人のものと混ざってわからなくなるといった心配は無用です。

ただし、納骨後は基本的に取り出すことができません。改葬や分骨もできないので注意しましょう。また、参拝も納骨堂前に建てられた墓碑に向かって行うことになります。納骨堂によっては併設の礼拝堂で焼香ができるところもあるので、問い合わせてみてください。

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創価学会のお墓の金額相場

創価学会のお墓の費用は、公開されていないので目安になりますが、墓苑の形式によって異なるとされています。順に見ていきましょう。

墓地公園

墓地公園にお墓を建てる場合は、墓石と墓地の永代使用料が必要になります。墓石は同一のデザインですが、40~90万円と幅があり、永代使用料を加えるとだいたい100万円ほどかかるとされています。

全国の墓地公園に申し込みは可能ですが、墓所を募集していないところもあります。その場合は希望してもお墓を建てることはできません。また、納骨の際には遺族が直接墓苑に行って行う必要があるので、あまり遠方でない方がよいでしょう。

長期収蔵型納骨堂

各地の納骨堂によって異なるとされていますが、20年間の使用料は1区画20~30万円が目安です。7寸骨壺(直径22cm・高さ26cm)が2個置けるS型で20万円、4個置けるL型で30万円など、具体的な費用を明確にしている納骨堂もあります。

永久収蔵納骨堂

長期収蔵型納骨堂から永久収蔵納骨堂に骨壺を移す場合は、手続きのための費用(各納骨堂によって異なるが、相場は1~5万円)以外必要ありません。永代供養にあたる費用も不要です。

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創価学会のお墓に納骨する手続き

創価学会のお墓に納骨するための手順は、他の宗派とほとんど変わりません。

納骨の1週間前

まず、納骨を希望する日の1週間前までに、墓地公園や納骨堂の管理事務所に連絡して予約を取ります。墓地の場合、納骨のために墓石を動かさなくてはならないからです。また、遺骨埋葬許可証(火葬許可証に「火葬済」のスタンプが押されたもの)や改葬許可証などの書類の原本が必要です。必要書類については申し込み時に説明があるので、当日までに揃えておきましょう。

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納骨に用意するもの

納骨の際に用意するものは、埋葬許可証、ご遺骨。その他に墓石に彫刻が必要な場合は納骨の2週間前には事前に依頼が必要となります。

納骨当日

納骨当日は、管理事務所の受付窓口で必要書類を添えて手続きをします。その後、石材受付でお骨を受け付けてもらってから、礼拝堂で約20分間の法要を行います。最後に家族や参列者の手で墓石の下や納骨堂にお骨を収めて終了となります。宗派によっては墓石の下のカロート(納骨のためのスペース)に直接お骨を収めますが、創価学会では骨壺のまま入れることになっています。

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創価学会のお墓参りの方法

「創価学会ではお盆やお彼岸などにお墓参りをしない」と言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか?ここでは創価学会のお墓参りについて解説します。

「常彼岸」という考え方

創価学会には特に時期を決めてお墓参りをする習慣がないのは本当です。これは朝晩、本尊に向かって方便品と寿量品という2品の経文を読む勤行(ごんぎょう)と「南無妙法蓮華経」を唱える唱題(しょうだい)で得た功徳を先祖に回す追善回向(ついぜんえこう)を行っているという考えがあるからです。つまり、毎日がお彼岸(常彼岸)であるため、春と秋のお彼岸に特別な墓参りはしなくてもよいとしているのです。

創価学会員は寺院墓地にお墓を建てられない

また、創価学会員の場合、寺院に属する墓地にお墓を建てられないという問題があります。寺院墓地は通常、その寺院の檀家のためのものだからです。そこで一般の霊園で探すことになるのですが、どうしても同じ創価学会員が眠る墓地公園や納骨堂に入りたいという人もいるでしょう。しかし、県をまたいだ遠方にしかなかったり、近くの墓地公園が募集していなかったりすると、頻繁にお墓参りに行くのは難しくなります。創価学会ではそうした学会員の事情も考慮しているのでしょう。

お盆やお彼岸にお墓参りをする創価学会員もいる

しかし、「しなくてもいい」とされていても、お盆やお彼岸にお墓参りをする創価学会員は少なくありません。「教義に外れない限り、地域の風習や時代の風俗には従うべきである」という随方毘尼(ずいほうびに)の考えがあるからです。お盆や春と秋のお彼岸中日には、各地の会館で先祖を供養するための追善法要(ついぜんほうよう)も行われています。

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お供え物に制限はない

創価学会では本尊を荘厳(しょうごん・美しく厳かに飾ること)するのには樒(しきみ・強い香りのある常緑樹)を使うと決まっていますが、葬儀の際の故人の祭壇や遺影については決まりはありません。

>>樒とは?榊との違いは?仏事に必須の樒を解説!

また、お供え物にも制限はないので、故人の好きだった花や食べ物、季節の果物や愛用品などを飾るとよいでしょう。
>>供物とは?意味と葬儀・法要での正しい贈り方と相場!

また、通夜や葬儀に参列する時に、地域によっては線香をお供えとして持っていくことがあります。創価学会の場合でも、持参してかまいません。一般的な線香で大丈夫ですが、葬祭用品を扱う店では、創価学会向けにシンボルマークなどを箱に印刷した線香も用意しています。

線香については下記記事もご参考ください。
線香とは?身近だけど意外と知らない線香の種類や選び方、供える際の作法まで徹底解説!

創価学会の葬儀のスタイル

創価学会と他の宗派との最も大きな違いは、葬儀の形式ではないでしょうか。ここでは創価学会の葬儀「友人葬」について解説します。

僧侶を呼ばず「友人葬」を行う

少人数で行う葬儀や家族だけの家族葬が増えてきていますが、これらの葬儀形式でも、檀那(だんな)寺などの僧侶を呼んでお経をあげてもらうことに変わりはありません。

葬儀では読誦・唱題を読む

しかし、創価学会の葬儀は遺族や故人の友人が集まって、一緒に読誦・唱題(どくしょうしょうだい・経文を読み上げ、南無妙法蓮華経を唱えること)することが最高の追善であり、仏教本来の姿であると考えています。そのため、僧侶は不在で行われます。代わりに儀典長と呼ばれる故人の居住地の支部長が代表となって、読誦・唱題の先導をします。

方便品と方便品

読誦するのは法華経の中の「方便品(ほうべんほん)」と「寿量品(じゅりょうぼん)」の自我偈(じがげ)です。創価学会ではこの2つを重視しており、朝晩の勤行にも唱えることになっています。日蓮大聖人が「方便品と寿量品には法華経の中でも最も大事な法理が説かれており、その他の品の意義も含まれている」としたためです。また、自我偈は寿量品の要約であり、仏法の真髄でもあると言われています。題目とともに読誦されるのは、自我偈が「南無妙法蓮華経」を最も深く説明し、称える経文とされているからです。

学会員で無くても参列可能

また、学会員でなくても友人葬に参列は可能です。その際には香典やお供え物は不要とされていますが、持参しても断られるようなことはありません。ただし、家族が辞退している場合があるので、事前に確認しておくとよいでしょう。参列する時の服装は、一般的な葬儀と同じで構いません。数珠も創価学会独自のものがありますが、特別に用意しなくても、自分の宗派のもので大丈夫です。

戒名をつけない

創価学会の葬儀のもう一つの特徴は、故人に戒名をつけないことです。「仏法では戒名が必要とはされていない」という考えから、葬儀の際も白木の位牌に「妙法 ○○○○之霊」と故人の氏名を書いたものを使います。

また、葬儀の後、位牌を個別に作ることは自由ですが、仏壇にお供えはしません。創価学会の仏壇は本尊を安置するためのものだからです。 

戒名については下記記事もご参考ください。
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祭壇が2種類ある

創価学会の友人葬には祭壇が2種類作られます。一つは本尊の掛け軸を祭壇のお堂に飾り、樒で荘厳した「樒祭壇」です。樒祭壇には生花などの樒以外の植物は使わないことになっています。

>>樒とは?榊との違いは?仏事に必須の樒を解説!

もう一つは故人のための祭壇です。こちらは菊の花や故人が好きだった花など、生花を使ってもよいため、「生花祭壇」とも呼ばれます。樒は使っても使わなくても、どちらでも構いません。果物やお菓子、参列者からのお供え物などを供えることもできます。

祭壇については下記記事もご参考ください。
葬儀の祭壇はどう選ぶ⁉︎葬儀に使用する祭壇の種類について
後悔しない祭壇の選び方:意味と宗教ごとの祭壇と相場を解説!

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創価学会の墓地についてのまとめ

「創価学会の墓地」について特に重要となるポイントを下記にまとめました。

【創価学会とは?】
●創価学会とは、1930年に創立、1952年に宗教法人の資格を取得した仏教・法華経系の宗教団体
●日蓮上人(日蓮大聖人)の仏法を信奉しているため、「日蓮世界宗」とも称ししている
●「創価」とは価値の創造という意味です。すべての人間に限りない可能性があるとする「生命の尊厳」の確立と、それに基づく「万人の幸福」と「世界平和」をその中心としている

【創価学会の墓苑の種類と相場】
●墓地公園
 -墓地公園にお墓を建てる場合は、墓石と墓地の永代使用料が必要
 -墓石は同一のデザインですが、40~90万円
 -永代使用料を加えるとだいたい100万円ほどかかるとされている
●長期収蔵納骨堂
 -20年間の使用料は1区画20~30万円が目安
 -7寸骨壺(直径22cm・高さ26cm)が2個置けるS型で20万円、4個置けるL型で30万円
●永楽納骨堂
 -長期収蔵型納骨堂から永久収蔵納骨堂に骨壺を移す場合は、手続きのための費用(各納骨堂によって異なるが、相場は1~5万円
 -永代供養にあたる費用も不要

【創価学会のお墓に納骨する手続き】
●納骨の1週間前
 -墓地公園や納骨堂の管理事務所に連絡して予約を取る
 -遺骨埋葬許可証(火葬許可証に「火葬済」のスタンプが押されたもの)や改葬許可証などの書類の原本が必要
●納骨当日
 -管理事務所の受付窓口で必要書類を添えて手続きをする
 -管理事務所の受付窓口で必要書類を添えて手続きを行う
 -家族や参列者の手で墓石の下や納骨堂にお骨を収めて終了
 -創価学会では骨壺のまま入れる

【創価学会のお墓参りの方法】
●創価学会には特に時期を決めてお墓参りをする習慣がない
●毎日がお彼岸(常彼岸)であるため、春と秋のお彼岸に特別な墓参りはしなくてもよいとされている
●創価学会では本尊を荘厳(しょうごん・美しく厳かに飾ること)するのには樒(しきみ・強い香りのある常緑樹)を使う
●お供え物にも制限はないので、故人の好きだった花や食べ物、季節の果物や愛用品などを飾る

【創価学会の葬儀のスタイル】
●創価学会の葬儀は遺族や故人の友人が集まって、一緒に読誦・唱題(どくしょうしょうだい・経文を読み上げ、南無妙法蓮華経を唱えること)することが最高の追善であり、仏教本来の姿であると考えられている
●読誦するのは法華経の中の「方便品(ほうべんほん)」と「寿量品(じゅりょうぼん)」の自我偈(じがげ)
●学会員でなくても友人葬に参列は可能です
●故人に戒名をつけない
●本尊の掛け軸を祭壇のお堂に飾り樒で荘厳した「樒祭壇」と故人のための「生花祭壇」がある

創価学会の墓地やお墓の形、葬儀などは他の宗派と異なる点が多くありますが、故人や先祖に安らかに眠ってもらいたいという気持ちに変わりはないはずです。葬儀やお墓参りなどに参列する機会があったら、遺族の思いを慮って、自分が異なる宗派であっても静かに手を合わせましょう。

また、一般的な葬儀について知りたい方は「仏式葬儀とは?一般的なマナーや葬儀の流れについて徹底解説」もあわせてご覧ください。

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【監修】栗本喬一(くりもと きょういち)

略歴
栗本喬一(くりもと きょういち)
1977年生まれ
出生地:東京都(愛知県名古屋市育ち)

株式会社東京セレモニー 取締役

ディパーチャーズ・ジャパン株式会社
「おくりびとのお葬式」副社長として、葬儀会社の立ち上げ。「おくりびとアカデミー」葬儀専門学校 葬祭・宗教学 講師。
株式会社おぼうさんどっとこむ 
常務取締役として、僧侶派遣会社を運営。
株式会社ティア 
葬祭ディレクター、支配人、関東進出責任者として一部上場葬儀 社の葬儀会館出店、採用、運営を経験。

著書:初めての喪主マニュアル(Amazonランキング2位獲得)

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