遺骨の自宅への置き方【イラスト図解】知るべき重要課題と6つの注意
「後飾り祭壇って遺骨をどこに置くの?」
「分骨した場合の遺骨の置き方は?」
「遺骨はずっと自宅に置いておいてもいいの?」
お葬式が終わると、一般的に遺骨は自宅へ持ち帰り、忌明けを迎えて、お墓の準備を整えるまでの間、室内に安置しなければなりません。
宗教 |
納骨時期
(忌明け)
|
日数の数え方 |
仏教 |
四十九日忌 |
亡くなった日を含めて49日目 |
神道 |
五十日祭 |
亡くなった日から50日目 |
キリスト教 |
追悼ミサ
召天記念日
|
亡くなった日から1ヶ月後 |
近年は身近で手元供養を行う方も多いため、散骨や分骨によって、一部の遺骨だけを自宅へ置きたい方もいらっしゃるでしょう。
遺骨の取り扱いで最も大事なのは、次の2つの法律の遵守で、自宅の庭への埋葬や、遺骨を遺棄すると法律違反になってしまいます。
(1)「埋葬又は焼骨の埋蔵は、墓地以外の区域に、これを行ってはならない。」
引用「墓地、埋葬等に関する法律 第4条」厚生労働省
(2)「死体、遺骨、遺髪又は棺に納めてある物を損壊し、遺棄し、又は領得した者は、三年以下の懲役に処する。」
引用「刑法190条 死体損壊等」デジタル庁
しかし、『いつかは埋葬や散骨をする』という前提さえあれば、その日まで自宅へ置き続けても問題がなく、法律には抵触しません。
さて、ここで1つ、皆さまへの質問です!
『お墓は高額だから、遺骨はずっと自宅に置いておいた方がお得!?』
「○」か「×」 どちらだと思いますか?
…実は、『× 不正解』です。
なぜなら、前述のように遺骨は法律に則って、いつしか埋葬や散骨をしなければならないため、出費は必須。延期するかどうかといった時期の問題でしかありません。
さらに、現在は昔と違って維持費やメンテナンスが不要のリーズナブルなお墓があるため、「お墓は数百万かかる」と思っていたら、かえって損をしてしまうのです!
なお、自宅で遺骨を保管し続けることは、デメリットに繋がるケースもあり、所有者に万一のことがあると、遺骨は無縁仏となり処分される可能性があります。
最悪の場合、自宅に複数の遺骨が並んでいると事件性を疑われたり、子どもや孫たちの世代にまで埋葬の課題を引き継いでしまったりと、悲しい結末になることも…。
そのため、長期に亘って自宅へ遺骨を置く場合は、なるべく早めに『遺骨の行く末』について検討し、家族で話し合っておくことをオススメします。
また、遺骨を自宅に置く際は、次の6つの注意点があります。
(1)遺骨は信仰宗教に準じた置き方がある
(2)長期的に自宅に遺骨を置くにはお付き合いのある宗教者へ承諾を得る
(3)遺骨や骨壷は傷みやすいため置く場所に注意する
(4)自宅へ長期的に遺骨を置くには親族へ承諾を得なければならない
(5)震災や火災などの可能性と遺骨の継承問題があることを理解する
(6)第三者にとっての遺骨への印象を考慮する必要がある
マナーを重視する法要の席で宗教者に叱られたり、親族や周囲の人たちから「あんな遺骨の置き方をするなんて…」と非難されたりすることは絶対に避けたいですよね。
弔問や突然の来客訪問を踏まえると、無宗教の方々も油断は禁物です!
遺骨をご自宅へ置く場合は、あらかじめ注意すべきポイントをしっかりと抑えて、トラブルを未然防止するように心掛けましょう。
一方で、『具体的な遺骨の置き方』についてお悩みでしたら、すぐに解決できますので、どうぞご安心ください!
「遺骨を置く部屋は?方角は?」
「遺骨以外にも、位牌や遺影、仏具の置き方は?」
「仏教・神道・キリスト教、遺骨の置き方は宗教で違うの?」
このような疑問を解消できるよう、この記事では、自宅での遺骨の置き方を『イラスト』や『写真』によって、分かりやすく解説しています。
狭い部屋や小さなスペースに遺骨を置く方法や、あらゆる疑問を解決できるよう、『遺骨に関するよくある質問』もご紹介していますよ。
大切な故人と皆さまの安全・安心のため、今すぐ役立つことから、先々のための知識まで、選りすぐりの情報をお届けしますので、どうぞ最後までお目通しください。
「やっぱり、安いお墓を探したり、散骨を考えようかな」という方は、以下の記事がオススメですので、ぜひご覧ください。
▼『安価なお墓』を検討するなら
・合祀(ごうし)とは?納骨堂の違いからメリット・デメリットまで徹底解説!
・永代供養墓にはどんな特徴がある?種類や費用相場などを徹底解説
▼『安価な散骨』を検討するなら
・散骨にかかる料金は?散骨の種類から相場、散骨の注意点まで徹底解説!
・5万円でできる!無料相談で安心『やさしい海洋散骨』
遺骨を自宅にスムーズに置くための3つのポイント
遺骨を安全かつ快適に自宅で保管するには、次の3つの順序でポイントを踏まえるとスムーズです。
(1)自宅で遺骨を置く最適な場所
(2)遺骨の自宅での置き方は3種類
(3)遺骨を自宅に置きやすくする3つの方法
環境や宗教や遺骨の状況に合わせて、正しい置き方を選択し、安心できる状態に整えましょう。
自宅で遺骨を置く最適な場所
最適な場所 |
理由 |
1.仏間や和室 |
仏間は仏様のために造られた環境が整っており、落ち着きがある和室も故人の偲ぶ場所としてふさわしい。 |
2.リビング |
家族が集うリビングは誰もが手を合わせやすく、毎日のおつとめにも最適。 |
3.寝室 |
人目に触れにくく安全な場所が好ましい家庭では、戸締りのできる静かな寝室もオススメ。 |
人が暮らしの中で落ち着ける場所こそ、遺骨にとっても快適な環境となります。風通しが良く、日常生活で接触しにくい安全な場所を選んでください。
ロウソクやお線香などの火気を使用する際は、カーテンや家具の布製品などが触れにくい位置を加味しましょう。
一方で、避けるべきなのは、次のように不快で危険性のある場所です。
避ける場所 |
理由 |
玄関 |
人目に触れやすく、湿気が多い。 |
キッチン |
出入りが多く、ぶつかったり汚れたりしやすい。 |
押し入れ |
湿気が多く、換気がしにくい。 |
窓際 |
直射日光の当たったり、結露ができやすい。 |
遺骨の置き方で『方角』が気になる方は、置き場所にゆとりがあれば、次の方位をご検討ください。
直射日光を避けやすい方角
・南向きになるように北側を背にする
・東向きになるように西側を背にする
家相からみた方角
・家の中心から見て北東の方角の鬼門に置かない
神棚との方角
・仏壇に遺骨を置く場合は神棚と向かい合わせや縦一例に配置しない
仏間や和室
仏間は仏様や故人にとって快適なお部屋です。静かで落ち着きがある床の間や和室も故人の偲ぶ場所としてふさわしく、遺骨を置くには最良です。
仏教や神道では忌明けを迎えると、お仏壇や神棚や神徒壇(祖霊舎)を置くために和室や洋室の一角や押入れなどの収納スペースを改造する方も多くいらっしゃいます。
お葬式後は自宅で法要などの儀式を執り行う機会も多いため、将来は供養や祈祷のための専用空間を検討するのもオススメです。
リビング
一家団欒するリビングは、遺骨にとって室温や湿度といった環境はもちろん、手を合わせたり、お供え物の交換をしたりと、皆さまの習慣づくりにも最適な場所です。
戸建てやマンションなど住まいを問わず、お仏壇は自宅の中心にあたるリビングを選ぶ方が多い背景にも、このような理由があります。
遺骨やお仏壇は正しい置き方と清潔感を保てば、来客時にも問題ありません。季節の花をお供えすることで室内に彩りを添えることもできるためオススメです。
寝室
故人の遺骨を人目に触れにくい安全な場所へ置きたい場合は、静かにゆっくりと手を合わせられる寝室を選ぶとよいでしょう。
特に、小さな子どもや、犬や猫などのペットのいるご家庭にはオススメで、戸締まりのできる寝室なら、お供え物へのイタズラにも心配する必要がありません。
そのほか、出入りの少ない部屋へ置く場合は、室温や湿度に注意して、毎日のおつとめの際に換気をするようにしてください。
遺骨の自宅での置き方は3種類
遺骨の置き方は3種類あり、どのような置き方にするかは、主に『宗教』と『時期』によって異なるため、皆さまに適した方法を選択してください。
後飾り祭壇への祀(まつ)り方
仏教や神道ではお葬式を終えると『後飾り祭壇』と呼ばれる祭壇へ遺骨を置きます。また、祭壇はキリスト教や無宗教の方など、宗教を問わずどなたが利用しても構いません。
祭壇は、2段祭壇や3段祭壇など、段数によって祀り方が異なり、葬儀社が用意したものを利用する以外、祭壇はネット通販で個人でも購入できます。
カラーボックスなどで自分で作っても構いませんが、1段の場合は奥行きのあるテーブルや台へ白い布を掛け、花瓶を床へ奥などして、骨壷を置くスペースを確保してください。
遺骨の祭壇への置き方は、骨壷の外袋はそのまま開封せずに安置します。骨壷は陶磁器でできているうえ、蓋が開きやすいため、取り扱いにはご注意ください。
なお、無宗教の場合は、仏教の置き方を参考に、宗教用具ではなく故人の写真や思い出の品を飾るのもオススメです。
また、忌明けを迎えると、祭壇はお仏壇や神徒壇へ移行することが一般的ですが、お墓の準備が整うまでは、そのまま祭壇を利用しても構いません。
仏教の2段祭壇の配置図
祭壇には白い布を掛け、風で舞うことのないよう背面と側面を安全ピンで留めます。布の生地はシワになりにくいレーヨン素材がオススメです。
祭壇とのセット商品では段々の形状に縫製された白い布が付属されていることが多く、被せるだけで手軽に準備ができて便利です。
1)手を合わせる対象はお位牌のため、目線に合わせて上段の中央へ置く。
2)遺骨と遺影は、位牌の横へ置く。
3)ロウソクと線香を入れる香炉の下には防炎マットを敷くとよい。
4)右側へリンと予備の線香入れを置く。
なお、お仏壇代わりに祭壇を使用する場合、仏教では遺骨や位牌よりもご本尊(仏像や掛け軸)を重視するため、ご本尊を最上段に置き、目線より下にならないようご注意ください。
仏教の3段祭壇の配置図
1)目線の高さとなる二段目へ位牌を置く。
2)遺骨の置き方は安全性を考慮して、最上段よりも二段目に置く。
3)最上段へは遺影を中央に配置するとバランスがよい。
4)燭台や香炉の下へは防炎マットを敷く。
5)線香入れとリンを右側へ置く。
なお、お仏壇代わりに祭壇を使用する場合は、ご本尊を最上段にして、遺影は遺骨や位牌の中央に置くとバランスがよいでしょう。
神道の2段祭壇の配置図
1)霊璽(れいじ)を最上段となる二段目の中央へ置く。
2)霊璽(れいじ)の左右へ遺骨と遺影を置く。
3)一段目には神酒と榊を活けた花立てを置く。
4)ロウソクを立てる燭台の下へは防炎マットを敷くとよい。
5)水・洗米・塩を供える。
神道の3段祭壇の配置図
1)霊璽を最上段の中央へ置く。
2)二段目へ遺骨と遺影を置く。
3)一段目には神酒と榊を活けた花立てを置く。
4)ロウソクを立てる燭台の下へは防炎マットを敷くとよい。
5)水・洗米・塩を供える。
キリスト教の配置図
1)最上段の2段目へは十字架とロウソクを置き、燭台の下には防炎マットを敷くとよい。
2)遺骨や遺影は1段目に置く。
3)1段目に、聖書・水・パン・白い花を供える。
祭壇のオススメ商品
仏壇屋 滝田商店 木製祭壇 30号2段 8,360円
巾84cm×高さ52cm
白い布付き・写真立て付き
工具不要で簡単に組み立てられる二段祭壇
仏壇屋 滝田商店 木製祭壇 30号3段 8,800円
巾84cm×高さ73cm
白い布付き・写真立て付き
工具不要で簡単に組み立てられる三段祭壇
祭壇の意味や目的、後飾り祭壇の飾り方については、『後悔しない祭壇の選び方:意味と宗教ごとの祭壇と相場を解説!』の記事でもご紹介していますので、よろしければご覧ください。
仏壇や神徒壇や家庭祭壇への置き方
忌明けを迎えると、お葬式で使用した白木位牌を本位牌へ変更するとともに、仏教なら仏壇、神道なら神徒壇(祖霊舎)を用意し、祭壇から移行することが一般的です。
祭壇を利用してしていた方は、そのまま祭壇へ遺骨を置くことも多くありますが、仏壇や神徒壇へも遺骨を置くことが可能です。
とはいえ、仏壇はご本尊や掛軸や位牌や仏具、神徒壇(祖霊舎)は神鏡や霊璽(れいじ)や神具を祀るものであるため、目に触れる場所へ遺骨や遺影は並べません。
遺骨保管用のスペースが確保された仏壇や神徒壇(祖霊舎)、遺骨が収納できる専用下台が市販されているため、これらを用意します。
なお、キリスト教では家庭祭壇と呼ばれる祭壇が販売されているほか、無宗教では仏壇や仏具を用意する方も多く、この場合は遺骨や遺影を一緒に置いても構いません。
遺骨を収納できる仏壇【仏教・無宗教】
仏壇屋 滝田商店 モダン仏壇 マーベル40号 仏具セット付 148,800円
お仏壇の下の戸棚には遺骨の骨壺を収納できるうえ、お仏壇に必要な掛け軸・仏具・人気のリン「たまゆらりん」・便利なお手入れセットが一式すべてセットになっています。
村上クラフト ミニ仏壇 フラワー (メープル) 35,800円
置き場所を選ばず、遺骨をコンパクトに収納でき、納骨後は小さなミニ仏壇として利用することができます。良質な天然木のメープル材を使用した安心の日本製です。
遺骨を収納できる神徒壇【神道】
仏壇屋 滝田商店 神徒壇 ダーク45号(山印) 神具セット付 213,500円
下の収納棚は遺骨の入った骨壷を収納できる、神道向けの神徒壇です。しっかりとした安心の日本製で、高級神具がすべてセットになっているため、届いたその日から利用できます。
仏壇や祖霊舎の専用下台【宗教問わず】
仏壇下台 オリジナル下台「シオン」 ウォールナット調 19,800円
幅50cm×奥行40cm×高さ65cm
上置きの小さな仏壇や祖霊舎に最適な遺骨を収納できる専用下台です。線香やロウソクの消耗品も納められ、法要やお供え物に便利なスライドテーブル付き。
十字架【キリスト教】
Way Maker 聖なる立体木製クロステーブル 13,922円
キリスト教で不可欠な十字架には、材質もサイズもさまざまあります。無宗教向けの手元供養品の骨壷やステージを併せて利用するとよいでしょう。
家具への飾り方
無宗教や分骨により宗教者による儀式を行わない場合、遺骨の置き方にはルールがないため、自由にレイアウトできます。
インテリア志向の方は、故人のためのコーナーを設けても素敵です。ただし、骨壷は転倒や落下しにくいよう、丈夫で前後左右にゆとりのある家具を選びましょう。
既存の家具の上に飾る場合、お洒落な骨壷や、デザイン性の高いミニ仏壇やステージが市販されていますので、お気に入りの商品を探してみてください。
なお、遺骨は自分で骨壷を入れ替えても構いませんが、骨袋には納骨時に提出が必要な『埋葬許可証』が添えられているため、書類の紛失にくれぐれもご注意ください。
遺骨を収納できる家具
ISSEIKI サイドボード ナチュラル 幅80cm キャビネット 22,990円
大きな7〜8寸の骨壷が収納OK!大切な書類やアルバムなどを一緒に収納できるサイドボードなら、故人の専用コーナーを作れます。サイドボードやキャビネットもオススメです。
遺骨を見せる家具
クロシオ コモ ファックス台 ブラウン 幅60cm 27,264円
インテリア志向でお洒落な骨壷へ入れ替えて飾るなら、家具もデザイン性で選びましょう。しっかりとしたサイドテーブル・オープンラック・シェルフ・本棚などでもOKです!
手元供養品(骨壷・ステージ)
仏壇屋 滝田商店 ミニ骨壷 ココス パールホワイト 6.920円
ミニ骨壺をお探しなら、お部屋のイメージに合わせてデザインやカラーをコーディネートするのがオススメです。素敵な骨壷なら、悪い印象を与えることなく、堂々と見せられます。
KIRIGEN メモリアル ステージ 総桐 ブラウン 9,481円
どんなお部屋にも似合う、小さな骨壷やミニ仏具を飾れるお洒落なステージです。今ある家具の上に置くことで、ミニ祭壇としてちょっとした供養コーナーを作ることができます。
遺骨を自宅に置きやすく骨壷を小さくする3つの方法
狭い部屋や、わずかなスペースしかない場合でも、次の3つの方法によって問題を解消できる遺骨の置き方がありますので、どうぞご安心ください。
(1)火葬の拾骨(収骨)で遺骨をすこしもらう
(2)粉骨(ふんこつ)で骨壷を小さくする
(3)一部の遺骨を残して永代供養や散骨をする
介護施設の入所先や、子どもと同居する場合や手狭な部屋へ引っ越しをする場合など、新たな暮らしを始める際には、骨壷を小さくすることをご検討ください。
火葬の拾骨(収骨)で遺骨をすこしもらう
地域によっては、火葬場の骨上げで全部の遺骨ではなく、一部の遺骨を持ち帰ることができます。
これからお葬式を行う予定の方は、まず葬儀社へ事前に相談をして、アドバイスをしてもらいましょう。
『やさしいお葬式』では、ご要望に応じたお葬式や遺骨に関するご相談を無料にて承っています。成約条件はなく、しつこい営業も行いませんので、お気軽にお問い合わせください。
地域による遺骨の量の違いは、『ご先祖のお骨壺の大きさを知っていますか?地域で大きさ・種類が違うお骨壺について』の記事で解説していますので、どうぞご参照ください。
粉骨(ふんこつ)で骨壷を小さくする
関東では全骨の拾骨によって7〜8寸の大きな骨壷を使用しますが、遺骨をパウダー状に細かくすることで、骨壷を小さくすることができます。
粉骨によって、遺骨は容積として、1/3〜1/4程度サイズダウンすることが可能となります。
つまり、ご両親の2つの遺骨を自宅に置きたいと考える場合は、1体のスペースに2体置けるようになり、省スペースで納まります。
分骨や粉骨に関しては、以下の記事で詳しくご紹介していますので、知識を学びたい方は、どうぞご参考になさってください。
・遺骨の粉骨について完全解説!粉骨の目的からポイント、粉骨方法までを完全網羅!
・粉骨にかかる費用を完全解説!自分で行う場合・専門業者に依頼する場合、粉骨の基礎知識まで
・自分で粉骨をするには?手順・方法から注意点、メリットデメリットまでを徹底解説!
・ペットの遺骨を粉骨するには?手順・業者の選び方・自分で粉骨する際の流れまで完全解説!
一部の遺骨を残して永代供養や散骨をする
永代供養墓の種類 |
費用 |
樹木葬 |
10万円程度~ |
合祀墓 |
3万円程度~ |
他の人と一緒に土へ還す合祀墓(ごうしぼ)や、樹木葬なら、墓石のお墓より大幅に安い費用で埋葬することができるため、お墓を諦める必要はありません。
永代供養墓とは、皆さまに代わって墓地側が永遠に供養を行うお墓のことをいい、墓石を建立するお墓と比較して、初期費用や維持費がリーズナブルなことが大きなメリットです。
『やさしいお葬式』では、全国のお墓を無料で紹介しており、資料請求も完全無料です。制約条件は一切ございませんので、どうぞお気軽にご相談ください。
永代供養墓に関しては、以下の記事で詳細を解説していますので、興味のある方はぜひご覧になり、先々のためにお役立てください。
・永代供養とは?永代使用との違いから永代供養の種類・メリットデメリットまで徹底解説!
・永代供養墓とは?基礎知識・費用・探し方・注意点を完全解説!
・永代供養の家族墓を完全解説!特徴・種類・費用・メリットを紹介!
合祀墓や樹木葬に関しては、『合祀(ごうし)とは?納骨堂の違いからメリット・デメリットまで徹底解説!』『最近人気の樹木葬とは?その歴史や種類から費用相場や注意すべきポイントまで徹底解説!』の記事をご覧になり、特徴を知っておくとよいでしょう。
遺骨を自宅へ置くときの6つの注意点
自宅へ遺骨を置く場合の6つの注意点について、優先度が高い順にご紹介いたします。ポイントを抑えてしっかりと対応することが必要ですので、必ずお目通しください。
(1)遺骨は信仰宗教に準じた置き方がある
(2)長期的に自宅に遺骨を置くにはお付き合いのある宗教者へ承諾を得る
(3)遺骨や骨壷は傷みやすいため置き方に注意する
(4)自宅へ長期的に遺骨を置くには親族へ承諾を得なければならない
(5)震災や火災などの可能性と遺骨の継承問題があることを理解する
(6)第三者にとっての遺骨への印象を考慮する必要がある
遺骨は信仰宗教に準じた置き方がある
遺骨や宗教用具は、宗教によって置き方が異なるため、大事なマナーとして並べ方に気を付けなければなりません。
大事な法要などの儀式で宗教者に叱られたり、故人の親族を怒らせてトラブルにならないように、正しい遺骨の置き方を行ってください。
【各宗派のご遺骨の配置図】
長期的に自宅に遺骨を置くにはお付き合いのある宗教者へ承諾を得る
檀家など信者にあたる立場では、定められたお墓への埋葬や納骨が必要になる場合が多くあります。
そのため、長期的に自宅へ遺骨を置きたい場合は、事前にお付き合いのある宗教者へ相談をして承諾を得るようにしましょう。
近年では、寛容で開かれたお寺や神社も多くありますので、希望があれば、分骨や供養の仕方なども相談なさってください。
檀家や信者については、『檀家とは?最近あまり聞かなくなった檀家制度について、その由来から長所短所まで徹底解説!』『宗教者・お坊さんの手配の仕方とは⁉︎身内が亡くなった時・法事の時の宗教者手配方法』の記事で情報をお届けしていますので、よろしければご覧ください。
遺骨や骨壷は傷みやすいため置き方に注意する
遺骨や骨壷はナイーブな性質上、自宅での置き方には注意し、直射日光を避けた湿気が少ない安全な場所へ置きましょう。
置き方によっては、落下や転倒によって遺骨にヒビが入ったり、割れてしまったりする可能性があり、損傷した遺骨は元に戻すことができません。
後悔しないためにも、慎重な環境選びと下記の安全対策を行ってください。
具体的な保存方法
1)湿気のある場所での保存は避ける
最も心配なのは、カビの発生です。以下に注意して保存してください。
- ・直射日光を避ける
- ・暗所で風通しが良いところを選ぶ
特に湿気の高いところや水回りには置かない方が良いでしょう。
2)結露にも注意する
結露は温度差の大きいところで発生しがちです。
また骨壷自体が結露する場合もありますので、底についた水分はマメに拭くなど、注意するようにしましょう。
自宅へ長期的に遺骨を置くには親族へ承諾を得なければならない
お墓が不可欠と考える親族とはトラブルにならないように、長期的に自宅へ遺骨を置く場合は、事前に相談して承諾を得るようにします。
日本では『遺骨は土に還すもの』という考え方があり、特に故人の血縁者など近親者に対する配慮は不可欠です。
遺骨を散骨や分骨する際も近親者の許可を得るように注意しましょう。散骨に関しては、以下の記事で詳しくご紹介していますので、メリットやデメリットについてご確認ください。
・散骨とは?流れや注意点、メリットデメリットなど散骨の全てを徹底解説!
・自分で散骨をするには?ルールから散骨方法、流れまでを徹底解説!
・散骨にかかる料金は?散骨の種類から相場、散骨の注意点まで徹底解説!
震災や火災などの可能性と遺骨の継承問題があることを理解する
遺骨を自宅へ置く際には、あらかじめ起こり得るトラブルの可能性を知って、覚悟を決めたり、事前に家族や親族と話し合ったりする必要があります。
たとえば、地震や火災など自宅にトラブルが起こると遺骨を失ってしまうケースがあるほか、本人に万一のことがあった場合に遺骨は誰が継承するかといった問題です。
「いつかこうしたい」という理想があっても、予期せぬ事態や思いどおりにならない場合の備えとして、少なくとも周囲へ迷惑をかけることのないよう注意しましょう。
第三者にとっての遺骨への印象を考慮する必要がある
人によっては自宅に遺骨があることを不快に感じるケースもあるため、来客の多い家庭では置き方に注意し、遺骨の周辺はきちんと環境を整えて清潔に保ちましょう。
自宅に多数の遺骨を並べるような暮らし方は、事件性を疑われたり、風評被害に合ったりと、思わぬトラブルになりかねません。
近隣住人や賃貸住宅で問題が起こると、裁判などの大事にも発展しかねないため、遺骨の取り扱いには第三者の立場になって配慮することが大切です。
実際、墓地の開発や納骨堂の建設では、遺骨に対する嫌悪感から、近隣住民による反対運動や訴訟が起こり、お墓不足の問題を解消できない地域もあります。
遺骨は最終的に埋葬や散骨が不可欠!
自宅へ遺骨を置くにあたって大事なことは、『最終的に埋葬や散骨する必要がある』ことを知って、『遺骨を自宅へ置く理由を明確にしておく』ことです。
具体的な理由をご紹介しますので、周囲へ迷惑をかけることのないよう、しっかりと理解しましょう。
(1)遺骨を埋葬・散骨しなければならない4つの理由
(2)遺骨を自宅へ置く3つの理由
遺骨を埋葬・散骨しなければならない4つの理由
遺骨を埋葬や散骨しなければならない理由を優先度の高い順に4つご紹介いたします。
(1)遺骨には注意すべき2つの法律がある
(2)所有者に万一のことがあると遺骨は処分される可能性がある
(3)自宅に遺骨が複数あるとトラブルになる可能性がある
(4)子どもや孫に遺骨の埋葬問題が引き継がれてしまう
遺骨には注意すべき2つの法律がある
遺骨は自宅へ遺骨を長期的に置く場合にも、最後には『埋葬や散骨が不可欠』となることを知っておきましょう。
(1)「埋葬又は焼骨の埋蔵は、墓地以外の区域に、これを行ってはならない。」
引用「墓地、埋葬等に関する法律 第4条」厚生労働省
(2)「死体、遺骨、遺髪又は棺に納めてある物を損壊し、遺棄し、又は領得した者は、三年以下の懲役に処する。」
引用「刑法190条 死体損壊等」デジタル庁
遺骨を自宅へ置くことは法律上で問題ありません。しかし、庭などへ埋葬することや、そのまま遺棄することが法律で固く禁じられているため、注意が必要です。
所有者に万一のことがあると遺骨は処分される可能性がある
遺骨は所有者に万一のことがあると、無縁仏となり、処分されてしまう可能性があるため、特に高齢者や持病のある方、身寄りのいない方は注意が必要です。
しかし、自分に万一のことがあった場合、「自宅にある遺骨と一緒に、このお墓へ埋葬してほしい」といった願いを叶えることは可能で、事前の対策方法はあります。
『やさしい相続』では、終活や法律に則った生前整理や遺言、成年後見制度のお手伝いを行っています。ご相談や初回の着手金は無料のため、お気軽にお問い合わせください。
生前にもしものときに備える『終活』については、『終活を完全解説! 準備・本人や家族がやることを全てまとめました!』の記事をご覧になり、ぜひ知識を学んでください。
家族を頼らない方や、身寄りのいない方は、以下の記事をご参照いただき、法律に基づく対処方法をご確認ください。
・生前整理とは?意外と大事な生前整理の方法やコツ、行うべきタイミングを完全解説!
・遺言執行者の役割と流れ!事前に知っておくべきメリット&デメリット
・成年後見人の役割を解説!手続きと費用・メリットとデメリットも紹介
自宅に遺骨が複数あるとトラブルになる可能性がある
自宅に複数の遺骨があると、事件性を疑われたり、そもそも遺骨は埋葬・散骨しなければならないことへの法律違反とみなされても仕方がありません。
家はお墓ではなく、お墓を経営できるのは、都道府県知事の許可を受けた者と限られています。
参考:「墓地経営・管理の指針等について」厚生労働省
予期せぬ裁判沙汰に発展しないためには、節度を守ることが大事で、法律に基づいて埋葬・散骨をすべきという課題をしっかりと理解しましょう。
子どもや孫に遺骨の埋葬問題が引き継がれてしまう
遺骨は埋葬・散骨することが必須という前提において、皆さまが対処しない限り、課題は子どもや孫の世代へと引き継がれてしまうことを知っておきましょう。
遺骨はゴミとして廃棄することができず、処分するにあたっても墓地への支払いが発生するため、結果的に家系の誰かが費用負担を強いられることになります。
基本的に遺骨の埋葬・散骨は1体あたりで単価が定められているため、もし複数の遺骨を継承すると、負担する金額も加算されてしまうため、ご注意ください。
遺骨を自宅へ置く3つの理由
一般的に遺骨を自宅へ置いている理由について、優先度の高い順に3つご紹介いたします。理由を明確にすることで、今後の対応方法をしっかりと把握しましょう。
(1)後飾りやお墓の準備ができるまでの一時安置
(2)散骨や分骨による手元供養のため
(3)お墓を持たずに自宅で供養するため
後飾りやお墓の準備ができるまでの一時安置
宗教 |
納骨時期
(忌明け)
|
日数の数え方 |
仏教 |
四十九日忌 |
亡くなった日を含めて49日目 |
神道 |
五十日祭 |
亡くなった日から50日目 |
キリスト教 |
追悼ミサ
召天記念日
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亡くなった日から1ヶ月後 |
お葬式による火葬を済ませると、遺骨は忌明けまで後飾り祭壇へ置くことが一般的で、お墓の準備ができるまではそのまま祭壇を利用しても構いません。
祭壇は葬儀社が買い取りや貸与により準備するため、個人で用意する必要はありませんが、長期的に利用したい場合は事前に料金を確認し、個人購入を検討します。
なお、後飾り祭壇は後々処分することを前提に、段ボールや割れやすいベニヤなどの材質でできた製品が多いため、長期的に利用する際は材質の確認が必要です。
散骨や分骨による手元供養のため
散骨では、故郷の海や、故人の願いを叶えるために一部の遺骨を散骨し、残りの遺骨は自宅で手元供養を行うケースが多くあります。
遺骨は骨壷に納める以外にも、いつでも故人の存在を感じていられるように、指輪やネックレスなどのアクセサリーにすることが可能です。
また、お墓があっても身近に遺骨を置きたい方や、故人への想いから兄弟姉妹や親族間などで遺骨を分骨し、自宅で手元供養を行っているご家庭も少なくありません。
遺骨をアクセサリーにすることに抵抗がある方もいらっしゃいますが、まったく問題ありません。詳しくは、「遺骨ペンダントが良くないと誤解される理由!正しい手元供養を解説!」の記事を合わせてご覧ください。
お墓を持たずに自宅で供養するため
納骨費用の問題や、故人への強い想いから、遺骨を手放したくないと考える方が自宅へ遺骨を置き続けるケースがあります。
特に、予期せぬ死を迎えた故人との別れは耐え難く、お墓よりもまず、心の準備が必要となるのはやむを得ません。
また、ペットの遺骨は自宅に置くケースが多く、いつか一緒にお墓に入りたいものの、お墓を用意するのにはまだ早いという理由から自宅で供養することが多いです。
遺骨を自宅に置く場合によくある質問
遺骨に関してはさまざまな疑問があるでしょう。皆さまから寄せられるよくある質問をまとめてご紹介しますので、自宅での置き方でお困りの際は、今すぐ悩みを解消してください。
(1)遺骨と遺灰の違いとは?小瓶に入れてもいい?
(2)遺骨を自分で粉骨をする方法は?
(3)遺骨にカビが生えないようにする対策方法は?
(4)遺骨を一時的に預かってくれる場所はある?
(5)複数の遺骨を一つの骨壷へまとめてもいいの?
遺骨と遺灰の違いとは?小瓶に入れてもいい?
遺骨と遺灰の違いについて、分かりやすくいうと、遺骨が粉状になったものが遺灰と呼ばれるものです。
つまり、手元供養品となる指輪やネックレスには粉骨した遺灰が用いられることになります。
小さなお骨や遺灰なら、透明の小瓶に入れて持ち歩くことも可能ですが、落としたり紛失したりしないようにご注意ください。
遺骨を自分で粉骨をする方法は?
遺骨には所有権がなく、基本的に祭祀主宰者にあたる喪主のものになるため、お葬式を執り行った人なら、散骨を粉骨しても構いません。
散骨や粉骨が条件の埋葬先へ納骨する際は、遺骨と分からないようにするため『一辺2ミリ以下の粉状』にする必要があり、粉骨は次の3つの手順で可能です。
(1)遺骨をジッパー付きの密閉袋に少量入れる。
(2)袋の上からタオルで包む。
(3)ハンマーで叩いて粉状にする。
ただし、身内の立場では自分の手で粉骨を行うのはとても辛いことのため、必要な場合は業者へ依頼することが一般的です。
安心して任せられる遺骨業者を選ぶには、本記事の『遺骨関連の業者を選ぶ3つのポイント』をご参考になさってください。
遺骨にカビが生えないようにする対策方法は?
遺骨にはカビが生えると言われていますが、高温多湿を避けて風通しのよい場所へ正しい置き方をすればその可能性は低く、あまり神経質になる必要はありません。
気になる方は、骨壷の中へシリカゲルなどの乾燥剤を入れておくことで湿気対策ができます。
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内容量:400g
青い粒の色がピンクに変化したら取り替えどき!と、見た目で分かる便利グッズです。食品など、他の用途でも使えます。
何らかの理由で遺骨が汚れてしまった場合、粉骨した遺骨は一般的なザルなどで洗浄すると排水溝へ流れ出てしまうため、専門業者で『洗骨(せんこつ)』します。
近年は古いお墓の処分となる『墓じまい』や、新しいお墓への引っ越し『改葬』で、ご先祖様の泥で汚れた遺骨を洗骨することも多くあります。
遺骨を一時的に預かってくれる場所はある?
霊園では、お墓の準備ができるまでの期間、遺骨の一時預りを行っているケースがあります。
場所 |
金額 |
民営霊園 |
年間 1~3万円程度 |
公営霊園 |
年間 1,400円~数万円 |
寺院・宗教法人 |
年間 数万円~12万円程度 |
また、納骨堂や寺院では年単位で預骨(よこつ)を行っている場合もありますが、約束どおりに引き取らないと遺骨は無縁仏として処分されるためご注意ください。
自宅へ遺骨を置くと、入院や出張、万一の際に供養ができなくなるリスクがつきものとなるため、お墓の用意を検討するというのが実態でもあります。
複数の遺骨を一つの骨壷へまとめてもいいの?
複数の遺骨を一つの骨壷へまとめること自体は問題ありません。ただし、その目的とメリットは明瞭にしておきましょう。
たとえば、墓石のお墓へ埋葬するときに古い遺骨を一つの骨壷へまとめたり、遺骨を麻袋へ入れ替えて、より多くの遺骨を埋葬できるようにすることは一般的です。
しかし、お墓への埋葬時には骨壷単位ではなく、火葬後に発行される『埋葬許可証』により、1体あたりの料金となることが一般的のため、費用メリットは望めません。
埋葬許可証の役割に関しては、『埋葬許可証の意味とは?発行から提出までの流れや紛失時の対処法を解説』で詳しく解説していますので、どうぞご覧ください。
遺骨を粉骨・埋葬・散骨する方法
お葬式後のご自宅への安置から、粉骨・埋葬・散骨まで、遺骨に関しては総合的に任せられる業者を選択した方がスムーズで、費用を抑えるメリットがあります。
いつ、どんなタイミングでどのようにしたらよいのか、遺骨は正しい知識と的確な判断でアドバイスと複合的な対応力を備えた業者へ依頼することがオススメです。
たとえば、東京都営をはじめ、近年の霊園の樹木葬や納骨堂では、納骨が必須のお墓が多く、粉骨によって遺骨は土に還りやすくなるほか、散骨では粉骨が不可欠です。
なお、遺骨の埋葬散骨するには高額な費用がかかると思っている方を多くお見受けしますが、『最低3〜5万円程度』の金額で埋葬や散骨ができます。
より良い業者選びを行うことで、誰でも簡単に低価格で遺骨の行く末を決めることができるため、どうぞご安心ください。
遺骨関連の業者を選ぶ3つのポイント
より良い遺骨関連の業者を選ぶには、次の3つがポイントとなり、スムーズかつ費用を抑えるためには、遺骨以外の『総合的なサービス提供力』に注目しましょう。
(1)遺骨に関するサービスが充実している
(2)お葬式や埋葬・散骨など総合的に対応できる
(3)利用者の口コミが確認でき実績を把握できる
・3万円程度で粉骨可!遺骨の手元供養品を作成できる!
・お葬式・宗教者手配・お墓・散骨を任せられる!
・遺産相続や土地建物の売却など無料相談OK!
▼利用者の口コミ
私は最初いくら祖父のお願いとは言えご遺骨はお墓や、納骨堂にあることが一般的だと考えていたため、海洋散骨することへ最初は抵抗がありました。
お墓じまいされてそのまま海洋散骨する方や故人様のご希望で散骨をされる方も増えていますというお話を聞いて、散骨することも一般的になってきているんだと感じ安心しました。
また料金的にもお墓を建てるよりも比較的安く維持費などもかからない点など、海洋散骨のメリットも教えていただけてお願いしようと思いました。
最後は親族のみで祖父との思い出に浸りながら、笑顔でお別れすることができました。
最後まで親身に対応していただけて「やさしい海洋散骨」に依頼してよかったと感じました。
(2021年09月 三垣律子様)
▼やさしいお葬式では自宅での手元供養に最適なお仏壇の販売も行っております。ご入用のお客様はお気軽に「お問い合わせ」ください。
・仏壇仏具や手元供養品の販売あり!
・お葬式・宗教者手配・お墓・散骨を任せられる!
▼利用者の口コミ
「小さなお葬式」のパンフレットを取り寄せたとき、海洋散骨のプランの存在を知って申し込むことにしました。
海洋の範囲もとても広くて、父が大好きだった湘南の海も含まれていたので大満足です。
海洋散骨も総額5万5000円とはっきりしているので、安心してお願いできました。
「小さなお葬式」の幅広いサービスのおかげで、納骨方法についても父の意思を叶えることができて本当によかったと思っています。
(2018年03月 東京都練馬区 M.D様)
・粉骨対応可!
・仏壇仏具の販売あり!
・お葬式・宗教者手配・お墓・散骨を任せられる!
▼利用者の口コミ
我が家は葬儀は故人の遺志により行わず、火葬のみを元より希望しておりました。火葬後直ちに粉骨も希望していました。
これからの世の中、散骨を希望される方が激増するのではと思います。
粉骨業者様と御社とは現況において直接提携が無いとのことですが、そこに一つの連続した流れのサービスがあったら、よりスムーズに利用できるのではと思いました。
(2022年3月 埼玉県川口市 女性)
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まとめ
1.遺骨を自宅にスムーズに置くための3つのポイント
(1)自宅で遺骨を置く最適な場所
最適な場所 |
理由 |
1.仏間や和室 |
仏間は仏様のために造られた環境が整っており、落ち着きがある和室も故人の偲ぶ場所としてふさわしい。 |
2.リビング |
家族が集うリビングは誰もが手を合わせやすく、毎日のおつとめにも最適。 |
3.寝室 |
人目に触れにくく安全な場所が好ましい家庭では、戸締りのできる静かな寝室もオススメ。 |
(2)遺骨の自宅での置き方は3種類
1)後飾り祭壇への祀り方
2)仏壇や神徒壇や家庭祭壇への置き方
3)家具への飾り方
(3)遺骨を自宅に置きやすくする3つの方法
(1)火葬の拾骨(収骨)で遺骨をすこしもらう
(2)粉骨(ふんこつ)で骨壷を小さくする
(3)一部の遺骨を残して永代供養や散骨をする
2.遺骨を自宅へ置くときの6つの注意点
(1)遺骨は信仰宗教に準じた置き方がある
(2)長期的に自宅に遺骨を置くにはお付き合いのある宗教者へ承諾を得る
(3)遺骨や骨壷は傷みやすいため置き方に注意する
(4)自宅へ長期的に遺骨を置くには親族へ承諾を得なければならない
(5)震災や火災などの可能性と遺骨の継承問題があることを理解する
(6)第三者にとっての遺骨への印象を考慮する必要がある
3.遺骨は最終的に埋葬や散骨が不可欠!
(1)遺骨を埋葬・散骨しなければならない4つの理由
(1)遺骨には注意すべき2つの法律がある
(2)所有者に万一のことがあると遺骨は処分される可能性がある
(3)自宅に遺骨が複数あるとトラブルになる可能性がある
(4)子どもや孫に遺骨の埋葬問題が引き継がれてしまう
(2)遺骨を自宅へ置く3つの理由
(1)後飾りやお墓の準備ができるまでの一時安置
(2)散骨や分骨による手元供養のため
(3)お墓を持たずに自宅で供養するため
4.遺骨を自宅に置く場合によくある質問
(1)遺骨と遺灰の違いとは?小瓶に入れてもいい?
(2)遺骨を自分で粉骨をする方法は?
(3)遺骨にカビが生えないようにする対策方法は?
(4)遺骨を一時的に預かってくれる場所はある?
(5)複数の遺骨を一つの骨壷へまとめてもいいの?
5.遺骨を粉骨・埋葬・散骨する方法
(1)やさしいお葬式 永代供養3万円~・散骨5万円~
(2)小さなお葬式 永代供養5.5万円~・散骨5.5万円~
(3)よりそうお葬式 会員価格:永代供養5万円・散骨5万円
自宅への遺骨の置き方や、その後の遺骨の行く末は三者三様のため、法律を遵守し、皆さまやご家族にとって最適な供養の在り方を見出してください。
遺骨に関するご相談では、「知らなかった!そんな方法もあるの?」「葬儀の時に解決しておけば問題なかったんだ…」「その程度の費用で済むの?」というお話がよくあります。
お葬式やその後の供養においては、いざという時に確かな知識と的確なアドバイスにより、親身になって手を差し伸べてくれるパートナーと出会うことが最も大切です。
この記事が皆さまにとっての賢い選択に役立つよう、切に願っております。
【監修】栗本喬一(くりもと きょういち)
- 略歴
- 栗本喬一(くりもと きょういち)
- 1977年生まれ
- 出生地:東京都(愛知県名古屋市育ち)
- 株式会社東京セレモニー 取締役
- ディパーチャーズ・ジャパン株式会社
- 「おくりびとのお葬式」副社長として、葬儀会社の立ち上げ。「おくりびとアカデミー」葬儀専門学校 葬祭・宗教学 講師。
- 株式会社おぼうさんどっとこむ
- 常務取締役として、僧侶派遣会社を運営。
- 株式会社ティア
- 葬祭ディレクター、支配人、関東進出責任者として一部上場葬儀 社の葬儀会館出店、採用、運営を経験。
- 著書:初めての喪主マニュアル(Amazonランキング2位獲得)
プロフィール