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多くの方が利用する東京都荒川区にある町屋斎場の特徴や施設、火葬の注意点まで完全解説!

Jun 09 2021

東京都荒川区に所在する町屋斎場をご存知でしょうか?

町屋斎場は東京都荒川区にある民間の火葬場・斎場です。複数の駅から徒歩で行けるほか、セレモニーホールと火葬場を併設しているため使い勝手が良いことから人気の斎場です。

この記事では町屋斎場の特徴や施設について、様々な情報をまとめていきます。ご利用を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

町屋斎場とは?

町屋斎場とは、東京都荒川区にある民間が経営する火葬場・斎場です。

経営元は東京博善株式会社(廣済堂グループ)で、都内に6つの斎場を保有しており、その中でも最大級の規模を誇ります。

葬儀プランは幅広く、火葬だけを行う火葬式や身内だけで行う家族葬、一般的なお葬式など様々な形態に対応しています。

建物は駐車場を囲むようにコの字型になっており、東棟と西棟に分かれた地上3階建てです。1階には式場と火葬炉、安置室と収骨室、2階には控え室(雪)と売店、コーヒーコーナー、3階には休憩室(梅・星・月・鶴)と売店があります。

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町屋斎場のメリット

町屋斎場の大きなメリットは火葬場とセレモニーホールが併設されている点で、高齢者が多い場合や足が不自由な方がいる場合などに移動が便利です。また、火葬炉が全12基あることも大きなメリットです。

都心部では人口が多いにも関わらず火葬場が少ないため、深刻な火葬場不足が懸念されており予約が取れないことが多いです。

そのため、お通夜から火葬まで時間が経ってしまい、遺体を安置する期間が長くなってドライアイス代や霊安室の利用料金が余計にかかってしまうことがあります。町屋斎場では火葬炉が多いほか、プランによってドライアイスや霊安室の料金が含まれているため安心です。

よく町屋斎場を利用される地域

町屋斎場は「東京都荒川区」に所在しておりますが、荒川区だけでなく、近隣の足立区・葛飾区・北区・台東区・墨田区・千代田区・中央区・文京区・豊島区などにお住まいの方、お葬式を行った方の火葬で利用されることが多い斎場です。

アクセス情報

公式サイト「町屋斎場」

住所:〒116-0001 東京都荒川区町屋1-23-4

連絡先:TEL03-3892-0311 FAX03-3892-2029

アクセス:都電荒川線荒川七丁目駅から徒歩3分 京成本線町屋駅から徒歩5分 東京メトロ千代田線町屋駅から徒歩5分 都電荒川線(東京さくらトラム)町屋駅から徒歩5分 都バス町屋駅前・町屋一丁目下車徒歩7分

駐車場:あり

施設:火葬炉12基 休憩室14室 式場10室 控室10室 コーヒーコーナー2ヵ所 売店4ヵ所

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町屋斎場の特徴

町屋斎場の大きな特徴はアクセスが良い点とセレモニーホールと火葬場が併設されている点です。ここではそれぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

アクセスが良い

町屋斎場は東京都荒川区に位置しており、都営都電荒川線荒川七丁目駅、都営都電荒川線町屋駅前駅、東京メトロ千代田線町屋駅、京成本線町屋駅から全て徒歩5分以内となっています。

電車だけでなく都バスの停留所からは徒歩7分程度。そのため、荒川区民だけでなく台東区や足立区、文京区など周囲の地域に住んでいる人も気軽に利用できるというメリットがあります。

また、駐車場も完備しており霊柩車やマイクロバスの手配も可能。喪主や遺族だけでなく、参列者にとっても利便性の高い立地になっています。

セレモニーホール(葬儀式場)と火葬場が併設されている

町屋斎場の二つ目のメリットは、セレモニーホールと火葬場が併設されているという点です。斎場と火葬場はそれぞれ独立し、都内に幅広く分布していますが実はそれぞれが併設されている施設は少ないことをご存知でしたか? 

火葬場が併設されているメリット

通常であれば、斎場で葬儀を行った後に故人の遺体は霊柩車へ、遺族はマイクロバスなどで火葬場へ移動します。

しかし、会場が併設されていることでマイクロバスなどのレンタル代を節約ができるほか、マイクロバスの乗り降りをする手間が省けるため、車椅子の方や足が不自由な方がいる場合にも安心です。そのため併設会場の方が人気の傾向にあります。

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町屋斎場の施設案内

続いては町屋斎場の施設をご紹介します。主な施設は葬式会場、火葬場、安置施設、仮眠室となっており、そのほかに売店や控え室なども完備しています。では主な4つの施設について詳しく見ていきましょう。

葬式会場

使用できる葬式会場は「雪の間」と呼ばれる計10個の式場があります。1つの式場に対して40人が着席可能、間仕切りを外すことで2つ分の会場として使用することも可能です。

式場の使用時間

式場の使用時間は16:30~翌15:00、出棺時間は5個が11時までとは5個が12時まで、式場の設営時間は15時から可能となっています。

使用料金は248,050円(税込)です。

火葬場

火葬炉は全12基で、最上等と特別室、特別殯館(とくべつひんかん)の計3種類があります。

・最上等:8基(大人75,000円/小人42,000円)

・特別室:2基(大人107,500円/小人54,500円)

・特別殯館:2基(大人145,000円/小人79,000円)

小人は満6歳以下で、特別殯館を利用した場合には場内出棺用霊柩車を無料で使用できるサービスがあります。

安置施設

安置施設は26体収容可能で、一般保管の場合は4,400円、冷蔵保管の場合は9,900円になります。しかも病院や施設などから直接受け入れをしているので安心です。

また、一度遺体を安置施設に収容した後に面会するような場合には担当の葬儀社より連絡を入れてもらう必要があります。面会時間は8:30~10:00/16:00~19:00となっています。

仮眠室

町屋斎場ではお通夜番に限り5~6名まで2階の控え室で仮眠をすることが可能です。仮眠をする場合には、当日の18時までに斎場の係員に伝えることで貸布団と朝食の取次をしてくれます。利用する際は線香、ロ-ソクは21時までに消す、高音や騒音などには注意しましょう。

遺族が故人と最後の夜を過ごすことができるため、利用してみても良いかもしれません。ただし、人数には制限があるためそれ以外の方はお近くのホテルを利用するようにしましょう。

休憩室

休憩室は全14室あり、収容人数などによって利用金額が異なります。

火葬には1時間前後かかるため、その間に遺族が待機する際に利用するほか、葬儀の参列者の待機場所として使用したり通夜振る舞いや精進落としの会食を行う場合などに使用されます。

>>おとき(お斎)とは?意味とマナーと香典相場を3分で解説!

・梅の間:4部屋(税込11,000円)、収容人数最大16人

・月の間:4部屋(税込20,130円)、収容人数最大40人

・星の間:4部屋(税込23,650円)、収容人数最大48人

・鶴の間:2部屋(税込57,750円)、収容人数最大62人

葬儀についての不明点や疑問はやさしいお葬式から24時間365日無料相談も承っています電話でもメールでも行えますのでお気軽にご連絡下さい。やさしいお葬式では葬儀の見積もり、遺影写真、参列者のリストアップなど事前準備をおすすめしています。葬儀の作法や服装などについてもご相談できます。

 

受け入れている宗教や宗派

基本的に宗教・宗派問わず利用が可能です。もし菩提寺や僧侶などの手配が自身で難しいような場合には、仏式や神式、キリスト式以外にも宗教宗派問わず紹介していただくことができます。

ただし、利用するプランによっては特定の宗教にしか対応していないことがあるため事前に確認しておくことが大切です。

菩提寺とは?

菩提寺(ぼだいじ)とは、自分の先祖代々の位牌やお墓を管理してもらっているお寺のことです。

先祖代々のお墓を管理しているお寺を「菩提寺(ぼだいじ)」と呼びます。昨今は、お寺とのお付き合いも薄くなってきており菩提寺を持っていない方も多いです。その場合は僧侶を手配することもできます。

僧侶派遣はやさしいお坊さんでもご相談を受け付けております。追加費用が不要でお車代、御膳料、お心づけなども必要ありません。法事・法要は業界最安値の50,000円からご依頼可能です。

火葬の注意点

火葬をする際には、棺に納めた副葬品についていくつか注意点がありますので事前にここで押さえておいてくださいね。

副葬品とは?

副葬品とは故人との思い出の品や愛用品、遺族からの手紙などを入れることがあります。棺に入れたらそのまま火葬をするため、燃えにくいものや火葬炉の故障の原因となるもの、有害物質が発生するものなどは収めることができません。

副葬品として入れられないもの

具体的に入れることができないものについては下記を参照してください。また、下記に当てはまらず、入れて良いかどうか悩んだ場合には事前に相談しておきましょう。

・爆発物類(ライター、乾電池)

・ガラス類(酒瓶、食器)

・貴金属類(腕時計、携帯電話、指輪、宝石)

・繊維類(衣類、大きなぬいぐるみ)

・ビニール類(おもちゃ、ハンドバッグ)

・カーボン製品類(釣竿、杖、ゴルフクラブ)

・革製品類(靴、バッグ)

・水分を多く含む一部の食べ物(スイカ、メロン)

逆に副葬品としてよく採用されるものには、花束や手紙、故人が愛用していた服飾小物(ハンカチ、ネクタイなど)などがあります。諸説ありますが、写真も生きている人が写っているものは副葬品に適さないとされています。

また、もし故人がペースメーカーを装着していた場合には、事前に遺体から取り出さずそのまま火葬を行うため事前に火葬場に連絡しておく必要があります。

納棺については下記記事もご参考ください。
納棺とは?意味・流れ・入れるもの・マナーを完全解説!
棺桶(御棺)とは?意味と選び方と副葬品に入れてよいものダメなものを解説!
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町屋斎場が実施しているコロナ対策

町屋斎場では、コロナ対策として「”3密”を避けるための葬儀プラン(635,450円)」が用意されています。

一日葬と呼ばれる種類で、通夜と会食を除き、告別式と火葬を一日で行う葬儀プランです。料金には火葬料と式場利用料のほかに、下記が含まれています。

・寝台車

・ドライアイス3日分

・布張り棺

・骨壷

・スタッフ等人件費

・遺影写真
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・自宅用仏具

・遺骨用祭壇
>>葬儀の祭壇はどう選ぶ⁉︎葬儀に使用する祭壇の種類について
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・消耗品

・手続き代行

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ただし、寝台車は距離によって差額が生じることがあるほか、宗教形式は仏式となります。もし他の宗派でこのプランを利用したい場合には事前に問い合わせてください。

そのほかに、参列者への飲料代や供花、お布施などは別途に必要となります。また、僧侶の読経はご自身で手配する必要があります。

一日葬については下記記事もご参考ください。
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町屋斎場の感染予防対策

町屋斎場では3密回避のために、以下4点の感染予防対策を行なっています。

1:マスクの着用

ウイルスの飛沫感染を防ぐために、スタッフはマスクの着用を行なっています。そのため参列者や遺族の方もマスクを着用してください。

2:消毒液の設置

式場の入り口にアルコール消毒液を設置しています。

3:除菌機能付き空気清浄機の設置

式場内に除菌機能付き空気清浄機を設置しているほか、換気を積極的に行います。

4:距離を保つ

式場や控え室など、隣の人と近すぎないようソーシャルディスタンスを確保するために一定間の距離を開けて席を配置します。

葬儀社のコロナ対策については下記記事もご参考ください。
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葬儀社のコロナ対策とは!?コロナについての厚生労働省の発表と葬儀社の現場対応
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町屋斎場についてのまとめ

「町屋斎場」について特に重要となるポイントを下記にまとめました。

【町屋斎場とは?】
●東京都荒川区にある民間が経営する火葬場・斎場
●経営元は東京博善株式会社(廣済堂グループ)で、都内に6つの斎場を保有しており、その中でも最大級の規模を誇る
●火葬だけを行う火葬式や身内だけで行う家族葬、一般的なお葬式など様々な形態に対応

【町屋斎場の特徴】
●火葬場とセレモニーホールが併設されている
●電車からは徒歩五分。都バスの停留所からは徒歩7分程度
●駐車場も完備しており霊柩車やマイクロバスの手配も可能

【町屋斎場の施設案内】
●「雪の間」と呼ばれる計10個の式場(各40人)がある
●火葬炉は全12基で、最上等と特別室、特別殯館(とくべつひんかん)の計3種類がある
●安置施設は26体収容可能
●控え室で仮眠をすることが可能
●休憩室は全14室

ここまで町屋斎場の特徴やどのような施設があるのかを細かくご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。町屋斎場はセレモニーホールと火葬場が併設している大規模斎場で、式場や火葬炉、控え室などが多数用意されています。

また、仏教だけでなくキリスト教や神道などの葬儀も受け入れているほか、コロナ対策専用の葬儀形式も用意されています。

もちろん施設やスタッフにもコロナ対策を徹底しています。全ての最寄り駅から徒歩5分で訪れることが可能なアクセスの良さも魅力の一つです。

町屋斎場が気になる方は、ぜひお問い合わせをして頂けますと幸いです。

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【監修】栗本喬一(くりもと きょういち)

略歴
栗本喬一(くりもと きょういち)
1977年生まれ
出生地:東京都(愛知県名古屋市育ち)

株式会社東京セレモニー 取締役

ディパーチャーズ・ジャパン株式会社
「おくりびとのお葬式」副社長として、葬儀会社の立ち上げ。「おくりびとアカデミー」葬儀専門学校 葬祭・宗教学 講師。
株式会社おぼうさんどっとこむ 
常務取締役として、僧侶派遣会社を運営。
株式会社ティア 
葬祭ディレクター、支配人、関東進出責任者として一部上場葬儀 社の葬儀会館出店、採用、運営を経験。

著書:初めての喪主マニュアル(Amazonランキング2位獲得)

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