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【日本男性の平均寿命は81歳】家族と自分の為にやるべき7点の整理

May 24 2022

日本人男性の平均寿命は81.64歳。 仕事、体、お金、そして万が一のときの家族への負担など、将来への不安はつきものです。 少しでも不安を減らし、今後の人生を豊かなものにするために、定期的に振り返り、整理すべき7つのポイントを解説します。

「日本人男性の今の平均寿命は何歳なんだろう?」

「自分はあと何年くらいの人生になるのだろう?」

区切りのある年齢に差し掛かったとき、親族に不幸があったとき、様々なきっかけでふと考えることはありませんか?

2022年現在、日本人男性の平均寿命は81.64歳ですが、健康寿命は72.68歳となり、平均的にはどちらも女性よりも短くなっています。

自分の寿命を意識したとき、

「今から準備しておけることはないのか」
「万が一自分が亡くなった際には家族に迷惑はかけたくない」

など、将来のことを準備しようと思う方もいらっしゃると思います。

これから先の不安を減らすためには、これまでの人生を振り返り、一つ一つ整理していくことがとても大切です。

漠然とした将来を整理するために今回ご紹介するのは、自分についての7点の項目です。

仕事や資産などお金に関することから、親や親族のこと、そしてつい先延ばしにしがちな医療や介護、また来たるべきときに備えた葬儀準備や終活に関わることまで、すべてをカバーできます。

・仕事|定年の年齢・定年後にやりたいこと
・資産|現在の資産・老後に向けたマネープラン
・親|かかりつけ医・両親の介護や葬儀などへの希望
・親族・親戚|家系図・連絡先
・医療・介護|かかりつけ医・既往歴・医療や介護などへの希望
・葬儀・お墓|葬儀の希望・先祖含めたお墓の管理状況と希望
・データ整理・準備|パスワードや写真動画の整理・遺影の写真準備

年末に大掃除をするようにひとつずつ整理することは、自分の人生設計を見直すことができ、終活への意識改革や準備を始めるきっかけにもなります。

これからどう生きていくかという目標を見つけ、より豊かな人生にしたいという方は、是非この機会に始めてみてください。

日本人の平均寿命

男性の平均寿命は81.64歳

0歳から何歳まで生きられるかの平均年齢を「平均寿命」といいます。

データ引用元:令和2年簡易生命表|厚生労働省

最新の男性の平均寿命は81.64歳となり、2001年に比べると3.57歳も延びています。

女性の平均寿命は87.74歳

続いて最新の女性の平均寿命は、87.74歳です。

こちらも20年前に比べ2.81歳延びていることがわかります。

 男性と女性の推移を合わせてみると、平均寿命では女性の方が男性よりも平均的に約5歳ほど長生きする傾向にあります。

日本人の健康寿命

どんなに長生きであっても寝たきり、病気がちの生活を望む人はいないでしょう。

平均寿命だけでなく、「健康寿命」を意識することで、人生設計をより現実的に考えることができるのです。

健康寿命とは?

「健康寿命」は、介護を必要とせず、病気もなく健康で日常生活が制限されることなく生活できる平均年齢のことを指します。

男性の健康寿命は72.68歳

データ引用元:令和3年版高齢社会白書|厚生労働省

男性の健康年齢寿命は72.68歳となり、平均寿命と同じく毎年年齢は延びています。

女性の健康寿命は75.37歳

 

 女性の健康年齢寿命は75.37歳となり、こちらも同じく毎年延びていることがわかりますね。

健康寿命から平均寿命までの期間

男性の健康寿命から平均寿命までは8.96歳

健康寿命と平均寿命の推移をグラフにしたものです。

男性の場合、健康寿命と平均寿命の間の期間に関しては、2001年と比べても平均約9歳と大きな変化はなく、平均寿命が上がるにつれて、健康寿命も延びていることがわかります。

女性の健康寿命から平均寿命までは12.37歳

 女性の場合、健康寿命から平均寿命までは平均約12歳となり、こちらも男性と同じく2001年に比べても大きな変化はありません。

医療費や介護費がかさみがちなこの期間に注意

 特に注意が必要なのはこの健康寿命から平均寿命までの年数です。

これは病気になったり、介護が必要になったりする期間を指します。

病気で入院となれば医療費はもちろん、付き添い、世話などの家族への負担を増やしてしまいます。

介護が必要となれば施設への入居、もしくは自宅での介護となり、その場合は介護だけではなく、設備の見直し、働き方の変更等、金銭面だけではなく、家族の負担も大きく増えてしまうのです。

そしてこのような場合、話をすることができなくなったり、考えていることを家族に「伝える」ことが難しくなってしまうこともあります。

うまく「伝える」ことができず、家族もどうしたら良いかわからず、迫ってくる現実を追うのに精一杯になってしまうのです。

平均的には女性の方が男性よりも長生きする傾向があります。

そのため、男性は家族の負担を減らすためにも、早い段階から将来の準備をしておくことが、家族のためにもとても大切なことで、形に遺せる大きな愛情の一つにもなるでしょう。

将来への不安要素を解消するためにも、今回は整理すべき7点を解説していきます。

今後の人生を豊かにする整理すべき7点

仕事|定年の年齢・定年後にやりたいこと

まず最初に仕事のことから整理していきましょう。

定年

2025年からは全ての企業に「高年齢等の雇用の安定等に関する法律」により、全ての企業に65歳定年が義務付けられることになります。

一度定年退職し、同じ企業と再雇用するという「再雇用制度」や、退職せずにそのまま継続して勤務する「勤務延長制度」などの制度もありますが、自社がどんな形を取っているか、確認しましょう。

キャリアプラン

それをふまえて「自分がどうしたいか」ということを考えることが大切です。これを機に、自分のキャリアプランを考えてみるのも良いでしょう。

改めて自分の資格やスキル、経験を洗い出し、将来像を設計していきます。

定年後

定年後に上記のような再雇用制度を利用するか、それとはまた別の自分の趣味を楽しんだり、スキルアップするプランなどを考えるのも良いですね。

プラン次第で必要な貯蓄をイメージしておくことも大切です。

資産|現在の資産・老後に向けたマネープラン

男性の場合、定年を65歳と考えると平均寿命までは約16年です。

この間のマネープランをイメージしておくと計画が立てやすくなるでしょう。

支出|住宅ローンや負債の返済計画見直し

現在抱えているローンや負債の返済計画を見直し、自分のキャリアプランに合わせていきます。

65歳で定年を迎えた場合、平均寿命までは年金生活が主な収入源です。

そしてそのうち健康寿命の平均までは7.68歳。

現在のローンや負債がこの期間に残っていると、自分自身や家族の大きな負担となります。余裕があれば少し早めに返済を済ますなど、必要に応じて見直しておきましょう。

支出|必要生活費の予想

家族全体での必要生活費を予想していきます。

総務省の2021年家計調査報告によると老後夫婦2人での生活となった場合、消費支出平均は約28万円。

さらに生命保険文化センター「生活保障に関する調査」(令和元年度)によると、老後の最低日常生活費は月額平均22.1万円となり、ゆとりある老後生活費には平均36.1万円必要という調査結果が報告されています。

日本FP協会ではワークシート型で今の家計の収支やバランスが整理、把握できるツールがありますので、このサイトも利用しながら現状を見直し、必要生活費を予想していきましょう。

支出|病気や介護、葬儀等将来への貯蓄

万が一病気になったり、介護が必要になった場合を考え、今のマネープランでどのくらい貯蓄することができるのか把握しておきます。

医療費は健康保険に加入していた場合、自己負担額は下記の通りです。

・〜70歳 3割負担

・70歳〜74歳 2割負担(高額所得者は3割)

・75歳以上 1割負担(75歳誕生日当日に自動で加入する後期高齢者医療制度)

また、前述の生命保険文化センターの調査(令和3年度)では、介護の平均費用は月額で約8.3万円となり、平均的な介護期間は約5年1ヶ月です。

つまり年間およそ100万円、5年間であれば500万円が必要となります。

自分のためだけではなく、親や家族の病気や介護で必要になることもありますので、しっかりと計画しましょう。

収入|年収の変化

再雇用になれば必然的に年収は減ります。

日経ビジネスによると40歳〜74歳を対象に行なった定年後の就労に関する意識調査(2021年)では、年収について一番多かった回答は「定年前の6割程度」が最多の20.2%、続いて「5割程度」が19.6%、「4割程度」が13.6%です。

定年前より増えた、あるいは同水準か8割程度ほどの方は全体の20%未満です。

無理のないマネープランにするためにも、定年後へ向けての年収のイメージは立てておきましょう。

収入|退職金

退職金は勤めている会社の規模や勤続年数に応じて変わってきます。

厚生労働省「平成30年就労条件総合調査」での退職者1人平均退職給付額によると、管理、事務、技術職で勤続20年以上の場合は下記の通りです。

・大学、大学院卒 1,983万円
・高校卒 1,618万円

一度今の職場での就業規定などを見直し、おおよその金額を予想しておくことが、マネープランにとって大切な要素となります。

収入|年金

年金は原則65歳からの支給となり、受給額は加入している年金制度や期間によって変わってきます。

加入期間や年金をどれだけ受け取れるかの見込み金額の確認は、毎年誕生月に届く「ねんきん定期便」で確認できるので、よく確認しておきましょう。

厚生年金の加入期間が1年以上ある場合、60歳から65歳になるまでの間は「特別支給老齢厚生年金」を受け取ることができます。

こちらも生年月日や性別により受給開始年齢が異なりますので、確認しておきましょう。

収入|その他収入

近年では投資や副業だけではなく、定年後に起業する人も年々増加する傾向にあるのをご存知でしょうか。

起業とはここでは自営業主や会社などの役員のうち、自ら今の事業を起こした人を指します。

内閣府が発表した「令和2年版高齢社会白書」によると、起業して5年未満の65歳〜74歳までの割合は平成19年で7%だったのに対し、平成29年には10.4%にまで増加しているのです。

これまでの経験を活かし、新たなキャリアに挑戦する人も増えていますので、早い段階から検討、準備したいですね。

銀行口座・保険

銀行口座は口座の名義人の相続財産を守り、トラブルを防止するためにも、名義人が亡くなり、金融機関が死亡を知った時点で凍結されます。

凍結後は解除手続きを行わない限り、口座から現金を落ろすことも、引き落としや振り込みもできなくなってしまうのです。

そのため葬儀などに一番お金が必要になるタイミングでお金が下ろせずに、遺された家族が困ってしまうケースも少なくありません。

これまでに作った口座で使っていないものがないか見直し、そのままになっている口座があればこの機会に解約します。

そして、口座情報も家族だけにわかるようにしておくことも大切です。

また保険に関しても、今の保険が死亡保障なのか、医療や介護などの生きるための保障なのか、保障期間はどのくらいなのか、受取人は誰になっているのかなど、内容を確認して見直しておきます。

親|両親のかかりつけ医や介護・葬儀への希望

自分の親が入院や介護、または葬儀を行うことになったときに、親の既往歴などよくわからないで困ってしまうケースが多くあるのです。

また葬儀に関する希望もわからず、「いざとなるとどこまでお声がけすればよいのか判断できずに困った」という声もよく聞きます。

万が一のときに備え、両親とともに下記項目を確認しておきましょう。

親のかかりつけ医

既往歴、服用薬、かかりつけ医を確認しておきます。

親に万が一のことがあったとき、自分が対応できる状況とは限らず、家族が対応することもあるのです。誰が対応することになっても、きちんとわかるようにまとめます。

葬儀への希望

どこまでお声がけするのか、葬儀スタイルへの希望を事前に話せると、万が一のときに、希望の形で見送ることができます。

ただし、あまり具体的に話をしすぎたり、話す機会を作りすぎると親を不安にさせてしまうこともあるので、話す空気や表情など、相手への気遣いも丁寧に考えましょう。

親族・親戚|家系図・連絡先

親に万が一のことがあった場合、どこまで連絡すべきなのかがわかっても、その方の連絡先がわからないということもよくあります。

特に親しい方、疎遠になってしまっている方などのことも含めて一度両親と話す時間を作って話しておきましょう。

家系図をイメージしながら自分の親族、親戚の名前、住所、連絡先など、わかることは全てまとめておきます。

医療・介護|既往歴・介護への希望

次は自分自身に関することです。

これまでにかかった病気や入院歴、服用薬をまとめておきます。

延命治療に関しても希望があれば残しておき、介護への希望も少しずつ考える時間を作り、準備をします。

もしも希望する施設などがあれば、その資金やタイミング含めた準備もしておけるとスムースです。

葬儀・お墓|希望・管理方法

自身の葬儀に対しての希望や、先祖代々のお墓の管理方法、自身のお墓の希望をまとめます。

葬儀の希望

声がけする人間関係含めて整理し、希望の葬儀スタイルがあればそれに向けた準備項目をまとめましょう。

2011年に亡くなられたキャンディーズの元メンバーで女優の田中好子さんは、自身の葬儀に足を運んでくださった方に感謝の気持ちを伝えようと、生前に肉声で想いを収録し、喪主の旦那様に託されていました。

自分の葬儀をどうするかを考えることは、自分の人生に携わった方々への感謝の気持ちを伝える大切なことでもあるのです。

お墓の管理方法

先祖代々のお墓があれば所在地、管理方法をまとめておきます。

お墓の希望

昔は自分が入るべきお墓は、選択する以前にすでに決まっているケースが主流でした。

近年はお墓や埋葬方法の選択も自由化が進み、いろいろな形があり、事前に墓地を購入しておくというケースもあります。

お墓の希望をどこかのタイミングで夫婦や家族と話しておくと良いでしょう。

データ整理・準備|パスワードや写真動画・遺影準備

データ整理

亡くなられた方の個人情報を含んだパソコン、スマホなどのデジタルツールのことを「デジタル遺品」といいます。

自身が亡くなったあとに個人情報でトラブルになることがないよう、定期的にパスワード管理や、写真動画の整理などを行う必要があります。

また、必要に応じてデータを引き継ぐか、少しのヒントで調べればわかるような場所で管理しましょう。

遺影準備

葬儀の際だけではなく、故人を偲ぶための場面で大切な存在となるのが遺影です。

遺された家族が遺影写真を選ぶことが主流となり、どうしても葬儀までの慌ただしい時間の中でのセレクトとなります。

そのため、事前に用意しておくことで、自分が納得した写真での遺影にできるだけではなく、遺された家族への負担も減らすことができるのです。

最後にエンディングノートにまとめよう

「エンディングノート」とは、自分がいつ死を迎えても家族が困らないように書き留めておくノートのことを言います。

そう聞くとかしこまってしまいそうですが、「エンディングノート」には法的な効力も、書き方のルールなどもありません。

法的効力のある「遺言書」に比べ、強制させることはできないので、思いついたときに、自分の言葉で、整理方法の一つとしてまとめることができます。

上記7点を整理し、考えがまとまったものから順に自由に書いていきましょう。

エンディングノートについてのおすすめや書き方は「エンディングノート最新人気ランキング20選!書き方も完全解説!」の記事でも紹介しています。

アナログとデジタルでのまとめ方

まとめる方法は手元に残す形でノートにまとめていくアナログの方法と、思いついたときに随時気軽に更新、修正していくことができるデジタルの方法の2種類です。

アナログでまとめる

まずは紙やノートにアナログにまとめていく方法です。

「エンディングノート」としてたくさんのノートが市販されているので、それらを活用する方法はもちろん、一般的なノートに自由にまとめていく形でも問題ありません。

中でもルーズリーフタイプがおススメです。

しおりをつけるだけで思いついたときに追記や必要なものをコピーして挟んだり、ポケットタイプのリフィルにしまうなど工夫することで、より内容の濃いものにでき大変便利です。

記入してから少ししてノートを見直した際に書き直せるように、消せるペンで記入するなどの注意が必要です。

しかし、遺された家族がノートを見たとき、書いた人の文字が遺されているだけでとても大切なものとなります。

デジタルでまとめる

パソコンだけではなくスマホでも記入できるようにしておけば、どんなとき、どんな場所にいても思いついたときにすぐに記入したり、修正することが可能です。

ただし、大切な個人情報を残すことになるので、セキュリティ面や情報管理は慎重に行いましょう。

「デジタルエンディングノート」としてデータでまとめるためにはいくつかの方法があります。

<テンプレートを利用する>

今回の7点をまとめたテンプレートを2形態にてご用意しました。

やさしいお葬式エンディングノート(PDF版) 
タブレットに取り込み直接書き込んでご使用ください。

やさしいお葬式エンディングノート(Excel版)
直接記入してご使用ください。

<アプリを利用する>

・【無料】わたしの未来 - 終活準備ノート

やりたいことを書くという今すぐ始められるライフプランから家族の負担を減らす身辺整理まで、幅広く使える終活準備ノートです。
相続や葬儀などに関する予備知識や、毎日の歩数表示などの健康管理もできる、自分用のメモのように使えることができるアプリとなっています。

対応 Android/iPhone
https://apps.apple.com/jp/app/わたしの未来-終活準備ノート/id1538905318

・【無料】わが家ノート by MUFG

三井UFJ信託銀行が運営するエンディングノート作成アプリです。
銀行が作っているのでセキュリティ面でも安心。
三井UFJ信託銀行に口座がなくても利用することができます。
エンディングノートの入力だけではなく、項目ごとに家族へ通知することができたり、健康管理機能には家族が自身の健康を見守ることができる機能も。

対応 Android/iOS
https://www.tr.mufg.jp/lp/wagayanote/

・【月額300円(初回6ヶ月無料)】楽クラライフノート

NTTファイナンスが運営するクラウド型エンディングノートアプリです。
自身にまつわる管理はもちろんのこと、資産が可視化できたり、家計簿機能もあり、自分にあったシミュレーションも簡単に行なうことができます。
また、それらを家族と共有することも可能です。

対応 Android/iOS
https://lifenote.ntt-finance.co.jp/introduction

<自身で自由にまとめる>

・仕事|定年の年齢・定年後にやりたいこと
・資産|現在の資産・老後に向けたマネープラン
・親|両親のかかりつけ医や介護・葬儀への希望
・親族・親戚|家系図・連絡先
・医療・介護|既往歴・介護への希望
・葬儀・お墓|希望・管理方法
・データ整理・準備|パスワードや写真動画・遺影準備


上記7点を中心に整理できれば、自由な形でご自身でまとめることも可能です。
フォーマットにとらわれずに、思いついたときに思いついたものから残していくことができます。

<共有を忘れずに>

どれだけ丁寧にまとめることができても、家族への共有を忘れてしまうと意味がありません。

まとめたものはしっかり家族に共有しましょう。

整理できると見えてくる目標を書き出そう

自分史のように、自分にまつわるあらゆることをまとめていくと、大きなことから小さなことまで、様々な目標が見つけられるかと思います。

どんなことでも構いません。

一つ一つ気軽に書き出して意識することで、将来への不安な気持ちの中から少しずつ楽しに思える気持ちと出会えるようになります。

まとめ

日本人の平均寿命は男性81.64歳、女性は87.74歳
日本人の健康寿命は男性72.68歳、女性は75.37歳
健康寿命から平均寿命までの期間は病気や介護になることがあるので注意!
女性の方が共に長生きする傾向にあるので男性は早い段階からの準備が大切!
整理すべき7点

 ・仕事|定年の年齢・定年後にやりたいこと
 ・資産|現在の資産・老後に向けたマネープラン
 ・親|両親のかかりつけ医や介護・葬儀への希望
 ・親族・親戚|家系図・連絡先
 ・医療・介護|既往歴・介護への希望
 ・葬儀・お墓|希望・管理方法
 ・データ整理・準備|パスワードや写真動画・遺影準備

エンディングノートにまとめる
見えてくる目標を書き出す

「終活」という言葉だとどうしてもネガティブな気持ちにもなります。

しかし、年末には大掃除をするように、定期的に自分のこれまでとこれからを整理整頓することで、スッキリと将来を豊かに過ごすことができるのです。

そして、それらが結果的に自分の大切な家族の負担を減らすことにもつながります。

より豊かに安心した人生を送るためにも、是非この機会に自分自身の7点を整理してみてください!

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【監修】栗本喬一(くりもと きょういち)

略歴
栗本喬一(くりもと きょういち)
1977年生まれ
出生地:東京都(愛知県名古屋市育ち)

株式会社東京セレモニー 取締役

ディパーチャーズ・ジャパン株式会社
「おくりびとのお葬式」副社長として、葬儀会社の立ち上げ。「おくりびとアカデミー」葬儀専門学校 葬祭・宗教学 講師。
株式会社おぼうさんどっとこむ 
常務取締役として、僧侶派遣会社を運営。
株式会社ティア 
葬祭ディレクター、支配人、関東進出責任者として一部上場葬儀 社の葬儀会館出店、採用、運営を経験。

著書:初めての喪主マニュアル(Amazonランキング2位獲得)

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