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プロが解説!スムーズな葬式日程を決める為の7つのポイントと注意点

Aug 10 2022

葬儀日程を決める上で「火葬場の予約」「僧侶への依頼」「親族の都合」「葬儀場予約」「六曜(友引や大安)の日付」が重要となります。一つでも欠けると葬儀が行えないという事態にも…。スムーズな日程調整を行う具体的な方法を葬儀ディレクターが紹介します。

「お通夜は亡くなった日か、その翌日がよいの?」

葬式の日程について多くの方が、「通夜は亡くなった翌日」、「葬儀は翌々日」と思われていますが、実は必ずしもこの日程で無くても良いことをご存知でしょうか?

いくら覚悟をしていても、哀しみの中で準備を済ませるのは、精神的にとてもたいへんなこと。

万全な葬儀準備を行ったうえで、落ち着いてお葬式に臨むには、『亡くなった日や、その翌日のお葬式は避ける』ことがオススメな場合もあるのです。

また、火葬場の空き状況や年末年始、お寺の都合などによっては、お葬式まで1週間以上!日程が空いてしまうケースもあります。

「いざ」というとき、予想していた日程と大きく違っては、「え!?そんなに先になってしまうの!?」と、混乱&慌ててしまいますね。

さらに、お葬式の日程とは『法律』にも触れる、とても重要な課題なのです!

そこで、本記事では、葬式日程をスムーズに決める方法や、葬式日程について知っておくべき注意点を解説いたします。

具体的な葬式日程のポイントや決め方を知り、

「いつ、何を決めておくべきか完璧に把握しておきたい!」

という方は、ぜひ最後まで読んで、不安や心配を解消してください。

なお、お葬式までの準備や流れを把握しておきたい方は、『【保存版】葬式準備に必要な2つのポイントと4つの注意をプロが解説』にて詳しく解説しています。本記事とあわせて読むことでよりスムーズな葬儀準備が可能となるでしょう。

葬式の日程表

お葬式にあたっては「これから何をどのようにするのか」、具体的な日程スケジュールを把握しておくと安心です。

『日程表』に基づいて効率よく準備に取り組み、お葬式の当日も不安や心配事がないよう流れを踏まえておきましょう。

以下の『お葬式の種類別』の日程表では、詳しい取り組み内容や事例を確認できるよう、詳しく解説した関連記事も併せてご紹介します。

葬儀プランに合わせて、今後の計画表として、ぜひ活用なさってください。

一般葬と家族葬の日程表

1日目

亡くなった日

2日目

お葬式の準備

3日目

お通夜

4日目

葬儀・告別式

1.ご臨終

2.エンゼルケア

3.ご遺体の搬送と安置

4.喪主の決定

5.葬式日程の決定

6.葬儀社との打ち合わせ

7.訃報通知

8.お葬式の準備

9.死亡届提出・火葬許可証発行

10.喪服・持ち物の準備

11.弔問客の応対

12.納棺

13.供花の並び順の確認

14.受付など役割分担

15.通夜式

16.遺族代表の挨拶

17.通夜振る舞い

18.葬儀・告別式

19.出棺の挨拶

20.火葬

21.初七日法要

22.精進落とし

一般葬と家族葬の大きな違いは『参列者の人数』にあり、一般葬が30名以上の中規模・大規模なのに対して、家族葬はこれ未満の小規模のお葬式をいいます。詳しい葬儀の内容や費用については、以下の記事で解説していますので、どうぞご参照ください。

一般葬の費用流れ

【家族葬の流れ】準備〜葬儀後までの日程と配慮すべき4つのポイント

一日葬の日程表

1日目

亡くなった日

2日目

お葬式の準備

3日目

葬儀・告別式

1.ご臨終

2.エンゼルケア

3.ご遺体の搬送と安置

4.喪主の決定

5.葬式日程の決定

6.葬儀社との打ち合わせ

7.訃報通知

8.お葬式の準備

9.死亡届提出・火葬許可証発行

10.喪服・持ち物の準備

11.弔問客の応対

12.納棺

13.供花の並び順の確認

14.受付など役割分担

18.葬儀・告別式

19.出棺の挨拶

20.火葬

21.初七日法要

22.精進落とし

一日葬とは、通常2日間の日程で行われるお葬式に対して、お通夜を省くことにより1日で済ませる葬儀プランです。時間と費用を削減できる一方、気を付けなければならないことがあるため、『【一日葬の流れとタイムスケジュール】後悔を避ける為の2つの注意点』をご覧のうえ、事前に注意事項を踏まえてください。

直葬の日程表

1日目

亡くなった日

2日目

お葬式の準備

3日目

火葬

1.ご臨終

2.エンゼルケア

3.ご遺体の搬送と安置

4.喪主の決定

5.葬式日程の決定

6.葬儀社との打ち合わせ

7.訃報通知

9.死亡届提出・火葬許可証発行

10.喪服・持ち物の準備

12.納棺

20.火葬

直葬とは、遺族など数名で火葬のみを行う最もシンプルな葬儀プランです。

お葬式をしないとはいえ、火葬前に僧侶による読経をすることも、戒名を授かることも可能なため、詳しくは『直葬とは?流れ・費用・マナー・選ばれる理由を完全解説!』の記事をご覧ください。

スケジュール内容

1.ご臨終

【亡くなった場所と状態による連絡先と対処方法】

亡くなった場所 主治医の有無 蘇生の可能性 連絡先 対処方法
病院 有または不明 主治医・看護師 病院へ委ねる
自宅 有または不明 病院 指示に従って応急措置
有または不明 救急119番 指示に従って応急措置
警察110番 ご遺体に触れてはいけない

亡くなった場所とご遺体の状態によって、連絡先は『かかりつけの病院』『警察110番』『救急119番』のどこに該当するかが異なります。

誰の目から見ても亡くなっている社会死の場合、ご遺体に触れてはいけないため注意が必要です。

入院や搬送によって医師から危篤が告げられたら、『3親等以内の親族』へ連絡をします。特に『血縁者にあたる人たち』へは漏れのないよう、必ず連絡をしてください。

「危篤」と「ご臨終」との違いや、「死亡判定の条件」については、詳しく解説している『臨終とは?臨終の意味から前後の流れ、家族が亡くなった際にすべきことまで完全解説』の記事でご確認いただけます。

2.エンゼルケア

エンゼルケアとは、病院や訪問看護で看護師や葬儀社に治療後の処置や消毒などの措置をしてもらうことをいい、施設によっては、エンゼルメイクとして全身の清拭や死装束への着替え、死化粧まで対応している場合もあります。

病院で対応できない場合にも、葬儀社では『湯灌(ゆかん)』としてサービスを提供していることが多く、髪の毛から足先まで清潔に洗浄でき、男性は髭を剃ったり、女性はメイクをしたりと、長く病床についていた方でもキレイにしてもらうことが可能です。

エンゼルケアの詳しい説明や料金は、『エンゼルケアとは?聞いたことはあっても詳しくは知らないエンゼルケアについてその目的や内容を徹底解説!』で解説していますので、どうぞご覧ください。

3.ご遺体の搬送と安置

病院や警察署などの安置場所はスペースが限られているため、「ご遺体の搬送を」と言われたら、すぐに葬儀社へ連絡して、自宅や斎場などへご遺体を搬送して安置しなければなりません。

また、搬送時には死亡届などに必要となる『死亡診断書(または死体検案書)』を入手する必要があります。

死亡診断書(または死体検案書)は後々、保険料の申請などでも利用する大切な書類のため、複数枚コピーをとり、紛失しないよう早めに葬儀社へ手渡しておいた方が安心です。

なお、ご遺体は寝台車といわれるストレッチャーや担架が備えられた搬送専用の車で行われ、搬送費用は主に移動距離によって異なります。

具体的な費用や安置方法は、『遺体を安置できるのは3日?期間と場所や方法・費用まで疑問を全解説』にて詳しく説明していますので、ぜひ参考になさってください。

4.喪主の決定

遺族の代表者にあたる人を『喪主』といい、一般的なお葬式では、喪主が施主を兼務して、お葬式の主宰者となります。

通常、『配偶者→長男→次男以降の直系男子→女系の長女→次女以降の直系女子』の順番で喪主を務めますが、例外の場合もあります。

喪主は、葬儀社や宗教者との打合せで窓口となって準備を取り仕切るほか、お葬式の当日は遺族代表として挨拶を行ったり、お礼やお香典返しを行ったりと、さまざまな役割があるため、事前に内容を把握しておくとスムーズです。

長女など、長男以外が喪主を務めるケースについては、『喪主を長女が務めても問題なし!4つの理由と知るべき注意点を解説!』、喪主がやるべき具体的な課題については、『喪主がやることは9つだけ!プロが教えるコツ&やることリストを紹介』にて解説しています。喪主にあたる方にとっては必読の内容ですので、併せてお読みください。

5.葬式日程の決定

お葬式では、喪主が決まったらすぐにお葬式の日程を決める必要があります。

葬式日程で抑えておきたいポイントや、スムーズに葬式日程を決めるコツについては、後述にて詳しく解説いたします。

お葬式におけるタイムスケジュールの事例は、『プロが解説!葬儀日程を決める5つのポイントと2つの注意点とは』にて紹介していますので、おおよその時間目安を知りたい方は、参考になさってください。

6.葬儀社との打ち合わせ

葬儀社との打合せでは、基本的に質問に対して回答するだけですので、何を打合せるかを心配する必要はありません。

しかし、遺族が知らない質問や曖昧に覚えているケースもあるため、宗旨宗派やお付き合いのある菩提寺など、『大事なことは実家や詳しい親族へ随時確認する』ようにしましょう。

また、お葬式は大きな費用の出費を伴うため、『差額は100万以上!葬式費用を抑える5つのポイントと2つの注意点』を読んで、賢い節約術を学んでおくことをオススメします。

お葬式の打合せは一般的に2〜3時間もの長時間に及びます。

事前に葬儀社から質問されるであろうお葬式に必要なものを知っておくと打合せが捗るため、あらかじめ『お葬式に必要なものは?想像以上にお葬式は手配するものが沢山』に目を通しておくとよいでしょう。

7.訃報通知

お葬式の日程が決まったら、故人に近い親族や近親者から順番に訃報通知を行う必要がありますこのとき、礼儀マナーとして、いくつかの注意点があるため、『訃報通知は例文を参考にする』と手軽で便利です。

訃報通知では、自分が誰なのかを明記することが必要となります。記載すべき事項は『【喪主との続柄】訃報案内の書き方から4つのポイントと注意点を解説』の記事で、より良い例文もご紹介していますので、どうぞ参考になさってください。

電話やメールやSNSでの訃報通知から、訃報通知への返信の方法まで、さまざまな例文をご紹介している『訃報のお知らせを完全解説!文例集と書き方・マナー・送り方・返信の仕方を紹介!』の記事もオススメです。

8.お葬式の準備

お葬式の準備では、今すぐにできる準備と、お葬式の日程までにやるべき準備の2通りがあり、少しでも早くから取り組んだ方が万全な準備ができて安心です。

完璧なお葬式を目指したい人や、葬儀費用を抑えたい人は、『【保存版】葬式準備に必要な2つのポイントと4つの注意をプロが解説』の記事でコツを学んでいただくことをオススメします。

なお、近年は自分が亡くなったときに備えて『エンディングノート』を生前に用意する人がたいへん増えているため、故人が準備していたら必ず目を通すようにしましょう。

エンディングノートの種類や内容は『エンディングノートのおすすめ20選とスラスラ書くための7つのコツ』にて紹介しているため、ご参照ください。

9.死亡届提出・火葬許可証発行

火葬前には『死亡診断書(または死体検案書)』と『死亡届』を市町村役場へ提出して、『火葬許可証』を入手する必要があります。

一般的に一連の手続きは『葬儀社が代行してくれる』ため、ぜひ依頼して手間を省きましょう。

自分で手続きを行う方は、『死亡届の基礎知識を押さえておこう!書き方やその他の手続きについても解説』で手続きの方法をあらかじめチェックしておくと、役立ちます。

火葬を済ませると、『火葬許可証』は押印によって『埋葬許可証』へと変わります。後々、お墓へ埋葬・納骨する際に必要となるため、『埋葬許可証の意味とは?発行から提出までの流れや紛失時の対処法を解説』を読んで、書類は必ず大切に保管しておきましょう。

10.喪服・持ち物の準備

 

お葬式の服装や持ち物には大事なマナーがあります。参列者へ不快にさせたり、恥ずかしい思いをしたりしないよう礼儀を踏まえる必要があり、喪主は『正喪服』、参列者は『準喪服か略喪服』が望ましい服装です。

具体的にどのような喪服を用意するか詳しく解説していますので、『お通夜の服装は?急な訃報に準備が必要なお通夜の服装についてマナーや準備方法などを完全解説!』の記事によって、ぜひ確認しておきましょう。

なお、最近は手頃な価格で喪服を入手することが可能ですが、遺族の立場では喪服選びに注意しなければならないため、必ず『ユニクロで喪服を用意できる?ユニクロで喪服を用意する際のメリットやデメリット、注文方法を完全解説!』の記事をお目通しください。

11.弔問客の応対

地域性やお付き合いの親密度によっても異なりますが、訃報を知ると、ご遺体を安置しているご自宅や斎場へ弔問客が訪れるケースがあります。

その際、喪主や遺族は挨拶できるように、なるべく交代制で在宅や斎場への常駐を心掛けましょう。

弔問客への挨拶では簡単に、

「本日はお忙しい中、足を運んでいただき、誠にありがとうございます。生前は、○○(続柄や名前)がお世話になりました。」

とお礼を伝えるだけで構いません。

お葬式へ参列してもらう相手なら、葬式日程と場所を伝えましょう。

一方で、弔問する側の立場では気を付けるべき礼儀作法があるため、『弔問とは?意外と知らない弔問の注意点とマナーを徹底解説!』の記事を参考にして、事前に学んでおくようにしてください。

12.納棺

棺へご遺体を納めて旅立ちの支度をすることを『納棺(のうかん)』といい、白装束への着替えや死化粧などをして、棺には故人の愛用品などの副葬品を入れるのが一般的です。

必要品の用意や着替えなどは葬儀社に代行してもらえるため、遺族として準備すべきなのは『副葬品』となります。

火葬に際して、棺へは入れていいものと悪いものがあるため、『納棺とは?意味・流れ・入れるもの・マナーを完全解説!』を読んで、故人に最適な品物を選びましょう。

最近、衣服は故人の愛用品を着用するなど、白装束は形式だけで上に乗せることも多くあります。

また、納棺は納棺式とも呼ばれ、宗旨宗派や地域によっては、宗教儀式としての必要品や作法もあるため、詳しくは『納棺の儀式とは何?儀式の流れで知っておきたいことについて』をご参照ください。

13.供花の並び順の確認

遺族や親族はお葬式の1時間前には斎場へ到着するようにして、寄せられた供花の並び順を故人に近い人や社会的地位などの順序を踏まえて決定します。

このとき、お葬式が終わってからしっかりとお礼を伝えられるよう、遺族や親族へは供花や供物の差出人をメモするサポートを依頼することがオススメです。

遺族としての供花は、喪主なら1対(左右2基)、遺族は兄弟姉妹でまとめて1対などが一般的ですが、斎場全体のイメージや祭壇とのバランスもあるため、供花については、できるだけ葬儀社のアドバイスに従いましょう。

なお、親族や参列者の供花は葬儀社へ直接申し込みをするように伝えると、個人ごとに精算してもらえるため、料金を立て替える手間が省けます。

供花の詳しい手配方法や相場金額は、『知らないと恥をかく!供花の手配方法や相場を徹底解説!』で詳しく解説しているため、葬儀費用として予算を把握しておいてください。

14.受付など役割分担

お葬式では参列者の人数が多いほど、身近な関係者へ受付係や会計係、交通整理や誘導案内係などの役割を担当してもらうことがあります。

葬儀費用の人件費を削減できるため、故人と血縁関係の遠い親族や遺族が依頼しやすい友人などへお願いすることをオススメします。

お手伝いを依頼した相手には謝礼をするべきというルールはありませんが、気苦労を気遣って、心付けとして3〜5千円程度を渡すケースもあります。

詳しい金額や渡し方は、『心付けとは?心付けの相場や渡し方を徹底解説!』を参考に、マナーを踏まえましょう。

受付係などを依頼される側にとっては、あらかじめ役割や手順を知っておくと安心できるため、事前に『葬儀の受付を頼まれたら?葬儀の受付の流れから注意点まで完全解説!』『あなたもお願いされるかもしれない。お葬式の受付係について紹介します!』の記事を相手に共有してあげるとよいでしょう。

15.通夜式

お通夜の日程は、火葬する日の前日となります。

開式から通夜振る舞いが終わるまでは約2時間を要し、喪主や遺族はより詳しい流れを踏まえておくと安心のため、『【プロ監修】通夜の疑問を全解消!知るべき時間〜流れ・マナーの全て』で具体的なスケジュールを踏まえておきましょう。

喪主は何事も一番最初に儀式を行い、後に続く人たちへの手本となる立場のため、『焼香とは?よく聞くけど以外と知らない焼香の意味や種類、宗派ごとにことなる焼香の作法まで完全解説!』の記事により、宗派別のお焼香の作法を覚えておくと安心です。

なお、お通夜の前には遺族や親族のみだけで、『仮通夜』をすることがあるため、『仮通夜を完全解説!本通夜と半通夜との違いと喪主・参列者のマナーを紹介!』の記事を参考にしてください。

多くの斎場は布団などの用意もあり、宿泊施設として利用できるため、形式にとらわれず親戚との団欒の時間を過ごすことも可能です。

16.遺族代表の挨拶

お通夜が終わったら、遺族の代表者が挨拶をして、通夜振る舞いの席へ案内します。

一般的には『喪主』が務めるケースが多く、忙しい喪主の立場では『事前に挨拶文を用意しておく』と失敗を防げます。

会葬へ感謝の気持ちとこれからの挨拶をするためのより良いスピーチは、『【例文付き】喪主挨拶で『上手!』と思われる6つのコツと注意を解説』で例文を紹介しているため、参考にすると便利なため、どうぞお役立てください。

参列者側の立場として、遺族へどのような挨拶をしたらよいか分からない場合は、『亡くなったときにかける言葉は?お悔やみの言葉の基本から注意点まで徹底解説!』で気を付けるべき言葉や具体的な例文を紹介しているため、事前に覚えておくと安心です。

17.通夜振る舞い

通夜振る舞いでは、遺族や親族のみ別席にしたり、参列者の規模によって立食スタイルにしたりと、形式はさまざまですが、喪主や遺族はできるだけ参列者の元へ足を運び、『会葬のお礼を伝える』ことがマナーです。

一斉に食事を始める席では、喪主など遺族の代表者が献杯の挨拶をするケースがあるため、間違って「乾杯」と言わないように、『献杯(けんぱい)のあいさつの仕方とは?意味と正しいマナーと注意点!』で、具体的な挨拶の仕方を覚えておきましょう。

参列者の立場で通夜振る舞いの席を案内されたら、少しだけでも箸を付けるのがマナーのため、『これさえ知れば大丈夫。通夜の知識と遺族・参列者のマナー!』で、お通夜に関する一連の礼儀作法を知っておくと安心です。

18.葬儀・告別式

葬儀・告別式では、葬儀によって宗教的なお別れの儀式をした延長で告別式へと続く流れで、弔辞や電報の紹介、故人との最後のお別れとして棺への花入れを行います。

近年の葬儀・告別式は、遺族と親族や故人と親しい人だけの少人数が基本で、一般会葬者はお通夜に参列できなかった人のみとなっていますので、お通夜よりもアットホームな雰囲気が多いです。

葬儀・告別式における日程スケジュールの目安は、『告別式とは?知っておくべき遺族側・参列者側必読のマナー!』で紹介しているため、安心できるよう事前に把握しきましょう。

告別式で故人の親しい人へ弔辞を依頼するときや、依頼された側の人は、より良い弔辞の例文を『弔辞の例文10選!書き方・話し方・マナーを完全解説!』にて紹介しているため、どうぞ参考になさってください。

19.出棺の挨拶

棺を載せた霊柩車(寝台車)が火葬場に向かう前に、僧侶→位牌を持った喪主→遺影写真を持った遺族や親族の順で並び、喪主は会葬者へ出棺の挨拶を行うことが一般的です。

出棺時にどのような挨拶をしたらよいか悩む方は多くいらっしゃるため、ぜひ『出棺の挨拶のポイントは?出棺の挨拶のポイントから出棺のマナーまで徹底解説!』の記事をご覧いただき、具体的な挨拶の例文をご参照なさってください。

なお、葬儀社のスタッフや霊柩車やマイクロバスの運転手へ心付けを支払う必要があるのかどうか迷う方も多くいらっしゃいますので、『葬儀・葬式の心付けとは⁉火葬場や霊柩車の運転手などに渡していた心付けについて』の記事も併せてご覧になり、検討しておくとよいでしょう。

20.火葬

火葬炉の前へお位牌と遺影写真を置き、宗教者による読経やお焼香などの後に火葬が始まります。

火葬には約1時間〜1時間半を要するため、喪主はこの空き時間を利用して、『お葬式後や四十九日法要などの先々の日程について僧侶や葬儀社と打合せ』を行うことがオススメです。

火葬における日程の流れについては『火葬を完全解説!準備・必要物・手続き・必要な時間・マナー!』で詳しく解説しているため、事前に把握しておくと安心できます。

火葬が終わると骨上げを行いますが、近年は『地域によって遺骨の拾骨を拒否する』選択肢などもあるため、詳しくは『火葬の時間はどれくらいかかる?一般的な火葬の所要時間から火葬の流れ、待ち時間の過ごし方まで完全解説!』を参照して、事前に知識を深めておくとよいでしょう。

遺骨の埋葬先や納骨先などのお墓探しや永代供養、散骨をご検討する予定の方は、無料サイトの『やさしいお葬式』『やさしい海洋散骨』にて資料請求を承っていますので、お気軽にお問い合わせください。

21.初七日法要

【お葬式の日に行う初七日法要の種類】

繰り上げ法要 繰り込み法要
火葬後に初七日法要を営む 葬儀・告別式の延長で初七日法要を営む
1.葬儀・告別式

2.出棺・火葬

3.初七日法要

1.葬儀・告別式

2.初七日法要

3.出棺・火葬

初七日法要は亡くなってから7日目に執り行うのが本来の日程ですが、近年ではお葬式の延長で営むことが一般的です。

お葬式の日に行う初七日法要は、火葬の時間帯に合わせて、「繰り上げ法要」と「繰り込み法要」の2通りがあるため、葬儀社のアドバイスに従ってどちらかで行うことをオススメします。

初七日の意味や読経を行う理由については、『初七日とは?意味・数え方・お供え・お経・知っておきたい常識とマナー』で解説しているため、故人のためにもぜひ知識を深めておくとよいでしょう。

また、初七日法要の次となる法要の日程は『四十九日法要』となるため、必要な準備や費用は『四十九日法要とは?四十九日の意味から法要の流れ、準備すべきものや費用まで完全解説!』で、事前に調べておくと安心です。

22.精進落とし

葬儀後に僧侶や会葬者へふるまう料理を精進料理といい、一般的には火葬の待ち時間や火葬後に会食の席を用意しますが、当日は『事前に確実な人数を把握して、過不足のないように手配する』ことをお忘れなきようご注意ください。

席次や食事のマナーについては、『精進落としとは?葬儀後に行われる食事の席の流れや内容から注意点やマナーまで徹底解説!』で解説しているため、遺族も参列者もそれぞれの立場で閲覧のうえ確認しておくとよいでしょう。

お葬式を終えると、法事の場面でも会食の席を用意して列席いただいた方々と料理を召し上がる機会があるため、『おとき(お斎)とは?意味とマナーと香典相場を3分で解説!』により、今後の法要における挨拶の仕方やマナーをどうぞ参考になさってください。

葬式日程は亡くなった翌日や翌々日でなくても構わない!

葬式日程では『抑えるべき7つのポイント』があるため、優先すべき順序でご紹介します。

これらの要点を問題なくクリアすることでトラブルを回避でき、後々まで後悔しないお葬式ができるため、葬式日程を検討する際は、必ずチェックしておきましょう。

【葬式日程で抑えるべき7つのポイント】

1.葬式日程に関する法律を踏まえなければならない

2.万全な準備を整えるために葬式日程にゆとりをもつ

3.悔いのないように故人との最後の時間を過ごす

4.遠方の親族や忙しい人が集まりやすいよう日程にゆとりをもつ

5.火葬場や斎場が空いている日程は限られている

6.お付き合いのある宗教者の都合を考慮しなければならない

7.葬式は友引の日を避ける習慣がある

なお、お葬式では、『お通夜まで平均3〜4日、葬儀・告別式まで平均4〜5日』が一般的な日程といわれていますので、お葬式まで日数を要する場合にも心配は無用です。

葬式日程に関する法律を踏まえなければならない

お葬式の日程で必ず守らなければならないのは、蘇生の可能性を加味して制定された『亡くなってから24時間は火葬をしてはいけない』という法律です。

しかし、妊娠7ヶ月に満たない死産の場合や、特定の感染症による死亡の場合は24時間以内でも火葬することが可能です。たとえば、コロナ禍においては、遺族の意向があれば感染した故人に限り、24時間以内の火葬が認められる特例措置があります。

一方で、新型コロナ感染対策を踏まえたお葬式により、安全にお別れをする方法があることから、実際は通常と同じ日程で火葬が可能です。

どのように火葬が行われているかは、『新型コロナ感染者はどのように火葬する?コロナ禍での火葬の疑問を完全解説!』にてご紹介していますので、よろしければご覧ください。

万全な準備を整えるために葬式日程にゆとりをもつ

故人や遺族はもちろん、参列いただくすべての方々に満足いただけるお葬式を執り行うには、万全な準備を踏まえて、精神的にも落ち着いて葬儀に臨むことが重要です。

お葬式では、前述の日程表のように準備すべきことが多くあり、早くお葬式をしようと慌てると、準備不足により失敗や後悔をしてしまうことになりかねません。

家族や親族と相談する時間なども大切な準備事項の一つのため、より良いお葬式をと考える場合には、ゆとりある日程で執り行うようにしましょう。

悔いのないように故人との最後の時間を過ごす

かけがえのない大切な人を失った哀しみは耐え難いものです。

故人と最後のお別れの時間をゆっくり過ごすことは、遺族の皆さまにとっても『グリーフケア』に繋がる重要な要素となります。周囲を気にしたり、涙を我慢することなく、皆さまが心のままに過ごす時間も大切にしましょう。

お葬式には『いつまでに済ませなければならない』という法律はなく、亡くなった日や翌日にお通夜をする必要もありません。

突然のご逝去にあたって哀しみや苦しみが大きい場合は、葬式日程にゆとりをもち、故人との最後の時間を優先してください。

心理的に大きな不安を感じる方はぜひ、『グリーフケアとは?8つのメリットと自分でできる6つのケアを紹介!』の記事を参考に、お役立ていただければと思います。

遠方の親族や忙しい人が集まりやすいよう日程にゆとりをもつ

実家への帰省や、遠方から訪れる場合など、『親族や故人の親しい人に対しては、葬式日程を考慮する』必要があります。航空券や新幹線チケット、宿泊施設の予約に対する配慮も忘れないようにしてください。

GWや夏季休暇や年末年始などは、旅行客による混雑もあって、スムーズに予約ができない可能性もあるほか、近隣の方であっても、急なお葬式では仕事の都合などによって、参列が難しいケースもあります。

突然のご逝去にあたっては、列席いただく相手の立場や心境を察して、葬式日程にはある程度ゆとりをもつことが親切といえるでしょう。

火葬場や斎場が空いている日程は限られている

火葬場や斎場は『先着順による予約制』となっています。さらに、公営の火葬場や斎場は地域住人しか利用できないことが一般的で、『人口の多い首都圏の火葬場は1週間など火葬場の予約が取れないケースがある』ため、ご注意ください。

予約する際は、先に葬儀社へ空き状況を調べてもらってから、条件に合わせて日程を絞り込みますが、特に寒い冬場は空いている日程が限られるため、素早く決断することも必要です。

なお、全国的に年末年始は火葬場の休業日が多いため、お葬式が執り行えないことも一般的です。逆に、火葬場や斎場の予約が可能なら、お葬式は最短で『亡くなった日にお通夜、その翌日に葬儀・告別式が可能』となります。

お付き合いのある宗教者の都合を考慮しなければならない

菩提寺など、お付き合いのある宗教者がいる場合は、お葬式にあたって、あらかじめスケジュール日程を確認しておくことがマナーとして大事です。事前に幾つか候補日を挙げてもらいましょう。

このとき、自分自身のお付き合いの有無に拘わらず、故人とのお付き合いも確認するようにご注意ください。特に注意したいのは、故人の埋葬先や納骨先となるお墓が特定の宗教に限られる場合です。

たとえば、檀家のご両親が亡くなり、既に所有している檀家墓地へ遺骨を埋葬しようと考える場合、そのお寺が菩提寺となるため、お葬式や法事は菩提寺へお願いするのがマナーであり、菩提寺とのお付き合いを無視すると、埋葬ができないなどのトラブルになってしまうケースもあります。

葬式は友引の日を避ける習慣がある

お葬式では『友引の日』を避ける習慣があるため、基本的に火葬する日となる葬儀・告別式の日程では、なるべく友引を避けるようにします。

友引の日は「友があの世へ引かれる」という迷信を気にしなければ問題ないと思っている方を多くお見受けしますが、注意しなければならないのはそれだけではなく、『火葬場の休業日が多い』ことです。

しかし、そんな友引であってもお葬式を執り行う方法はあるため、日程が友引になりそうな場合は、『「友引に葬式はできない」は実は間違い!日取りの正しい決め方のコツ』の記事をご覧になり、葬儀社へご相談のうえ解決策を検討してもらうようにしましょう。

葬式日程で注意すべき3つの法律

  火葬 火葬許可証 死亡届
内容 24時間以内に火葬してはならない 火葬や埋葬・改葬は、厚生労働省令の定めに基づき市町村長の許可を受けなければならない 死亡届は死亡の事実を知った日から7日以内(国外で3ヶ月以内)に提出しなければならない
法律 厚生労働省「墓地、埋葬等に関する法律」 厚生労働省「墓地、埋葬等に関する法律」 法務省「戸籍法」
違反した場合 1,000円以下の罰金または拘留もしくは科料 1,000円以下の罰金または拘留もしくは科料 5万円以下の過料
参考記事 火葬の時間はどれくらいかかる?一般的な火葬の所要時間から火葬の流れ、待ち時間の過ごし方まで完全解説! 火葬をするには火葬許可証が必要!発行の流れや再発行について解説 意外と知られていない「死亡届の提出方法」について徹底解説!

法律を踏まえると、火葬の日程にはゆとりをもつことが安心です。

また、『火葬許可証は市町村役場への死亡届の提出』によって発行されますが、多くの葬儀社では、これらの『手続きを代行してもらえる』ため、ぜひ併せて葬儀社へ依頼することをオススメします。

知識不足や安易な考えにより取り返しのつかないことにならないよう、葬式日程にはくれぐれも気を付けてください。

葬式日程を決める7つの手順とメリット

お葬式は、次に掲げる7つの手順によって、抑えるべきポイントをすべて踏まえ、法律を遵守した日程をスムーズに決定することができます。

順序に従うことで、さまざまなメリットが得られるため、手順どおりに日程を検討しましょう。

順序 手順 メリット
1 亡くなった翌日は空けておく ・24時間の経過と事前手続きで法律を遵守できる

・お葬式の準備に時間を費やすことができる

・周囲を気にせず故人と過ごす時間を作れる

2 親族や主要な人が集まりやすい日程を想定する ・親族のことを最優先にすることで後々のトラブルを回避できる

・故人のために故人と親しい人など主要な参列者を考慮できる

・より多くの人に参列してもらいやすくなる

3 葬儀社へ火葬場・斎場の空き状況を確認する ・葬儀社からより良い火葬場や斎場を提案してもらえる

・葬儀社へ依頼することで問い合わせの手間を省ける

・葬儀社からオススメの日程をアドバイスしてもらえる

4 お付き合いのある宗教者への日程を確認する ・まずスケジュールを確認しておくことで敬意を示すことができる

・事前の問い合わせにより戒名やお布施の金額を確認できる

・お葬式に際して不明点などを質問できる

5 なるべく友引を避けた日程を選択する ・友引を気にする参列者へのマナーを考慮できる

・友引を踏まえておく必要性を知っておくことで万一のときも対処方法を検討できる

6 葬儀社へ日程を伝えて火葬場・斎場の予約をする ・手続きに慣れている葬儀社へ依頼することで素早く確実に予約ができる

・葬儀社へ死亡届や火葬許可証の代行手続きを依頼できる

・葬儀社へ一連の手続きを依頼することで手配の漏れや書類の紛失を防げる

7 お付き合いのある宗教者へ日程を報告する ・火葬場と斎場が決定したらすぐに連絡することで敬意を示せる

・通夜振る舞いや精進料理を召し上がるかどうか確認することで『御膳料』の用意の有無を確認できる

・読経や戒名の依頼と相談があれば話ができる

葬式日程を延期する3つの方法

処置方法 最長保管期間 相場費用
ドライアイス 1週間程度 1日5千~1万円程度
冷蔵保管施設 1ヶ月程度 1日8千~3万円程度
エンバーミング 50日程度 15~25万円程度

お葬式までの日程が長引くと、ご遺体の保冷費用や施術費用が加算されるため、『日数と品目と単位』に注意して、あらかじめ予算を確認しておきましょう。

さらに、ご遺体を移動する際は『搬送費用』が生じ、搬送費用は『距離』によって大きく異なるため、併せて費用を確認しておきます。

なお、一般的に利用されているのはドライアイスによる保冷ですが、室温や湿度などの室内環境により効果が異なるため、エアコンによる冷房環境がなければ2〜3日程度が限度となるケースや、保冷効果を高めるために棺に入れて安置するケースがあります。

ご遺体の状態によって葬儀社からエンバーミングを提案されたら、『エンバーミングとは?聞き馴染みのないエンバーミングについてその役割や方法、長所短所まで徹底解説!』をご覧になり、故人のためにもぜひ前向きに検討なさってください。

葬式日程に関してよくある質問

お葬式の日程に関してはさまざまな疑問があると思いますので、よくある質問と回答をまとめました。気になる事項をチェックして、疑問や悩みをスッキリと解消してください。

1.葬式は絶対に友引の日を避けるべき?

2.葬式は大安や仏滅の日でもいいの?

3.葬式日程の遺族への聞き方は?

4.葬式で休む日程は?

5.2022年の葬式日程とは?

葬式は絶対に友引の日を避けるべき?

友引の日は縁起のみらず、火葬場の定休日を踏まえて避ける必要がありますが、もし少人数のお葬式ですべての参列者が友引を気にせず、火葬場が営業していれば、火葬をしても問題はありません。

実際に友引の日に火葬を執り行うご家庭もあります。

友引のお葬式に関する詳しい説明や、一目で六曜を確認できるカレンダーは『【2022年六曜カレンダー】友引は葬儀ができない?2つの理由を解説』でご紹介していますので、どうぞ参照ください。

葬式は大安や仏滅の日でもいいの?

大安も仏滅もお葬式とは関係ないため、お通夜も葬儀・告別式も問題なく執り行えます。お葬式で注意すべきなのは、友引のみと解釈してください。

なお、大安や仏滅のお葬式に関しては、以下の記事で解説していますので、よろしければご一読いただき、安心してお葬式の日程に含めていただければと思います。

・『【プロ監修】大安の葬式は問題なし!日程決定の必須知識と4つの注意

・『プロ監修|仏滅の葬式は問題なし!日取り決定の大切なポイントと注意

葬式日程の遺族への聞き方は?

参列者側の立場で、遺族へお葬式のことを聞くには、『お悔やみの挨拶』→『遠回しにお葬式へ参列してよいかどうかを尋ねる』→『お葬式の場所と日時を聞く』の順序をオススメします。もしお葬式がNGなら、落ち着いた頃に弔問してよいかを確認しましょう。

【葬式日程の確認をする場合の例文】

「この度はお悔やみ申し上げます。もしよろしければ、○○様とお別れをさせていただきたいのですが、今後の日程はお決まりでしょうか?」

「差し支えなければ、落ち着かれた頃に弔問へお伺いさせていただいてもよろしいでしょうか?(お葬式が終わって、3日程度してから再び都合を確認する)」

参列者側の立場として、お悔やみの言葉や弔問での挨拶方法は、次の記事でも例文をご紹介していますので、ぜひ参考になさってください。

・『お悔やみの言葉はどう伝えればよいの?お悔やみの言葉を伝える際の注意点を例文を交えて完全解説!

・『弔問とは?意外と知らない弔問の注意点とマナーを徹底解説!

葬式で休む日程は?

休暇日数 故人との関係
10日 配偶者
7日 両親
5日 子供
3日 配偶者の両親・祖父母・兄弟姉妹
1日 孫・配偶者の祖父母・配偶者の兄弟姉妹・叔父叔母・甥姪・曾祖父母

一般的な忌引休暇の日数は上記のとおりですが、慶弔休暇の付与は法律上で義務付けられておらず、勤務先によって異なります。会社や学校を忌引きで休む際は、規則を確認のうえ休暇を取得しましょう。

忌引休暇として休む場合の伝え方は、『忌引休暇とは?突然の訃報に、忌引休暇で対応するための方法や忌引休暇の一般的な期間を完全解説!』の記事で具体的な例文をご紹介していますので、どうぞご覧ください。

終活〜葬式後の日程スケジュールまで無料相談で安心しよう!

お葬式の準備や手続きには期限がつきもののため、日程管理がとても重要でスケジュールに合わせて計画的に遂行しなければなりません。

やさしいお葬式』では、皆さま一人ひとりの状況に合わせて、生前の終活における準備から、法律に関する難しい手続きまで、一貫してお任せできます。

たとえば、お葬式では費用を負担するだけではなく、「給付金としてお金をもらうことができる!」といったアドバイスも行っているため、お葬式後も安心いただけます。

参考:『忘れてはいけない!?申請すれば頂ける葬祭費・埋葬料とは?給付金制度の概要と申請時のポイント

さらに、法要での僧侶手配・お墓探し・遺産相続・土地建物の売却など、死後の後処理をすべてお任せできるため、手軽で面倒な手間がかかりません。

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ご相談はもちろん無料です。しつこい営業行為など一切行いませんので、お葬式のみに拘わらず、仏事ごとに関して気になることがございましたら、【お問い合わせフォーム】でも受け付けておりますので、いつでもお気軽にお問い合わせください。

まとめ

1.葬式の日程表

【一般葬と家族葬】

1日目

亡くなった日

2日目

お葬式の準備

3日目

お通夜

4日目

葬儀・告別式

1.ご臨終

2.エンゼルケア

3.ご遺体の搬送と安置

4.喪主の決定

5.葬式日程の決定

6.葬儀社との打ち合わせ

7.訃報通知

8.お葬式の準備

9.死亡届提出・火葬許可証発行

10.喪服・持ち物の準備

11.弔問客の応対

12.納棺

13.供花の並び順の確認

14.受付など役割分担

15.通夜式

16.遺族代表の挨拶

17.通夜振る舞い

18.葬儀・告別式

19.出棺の挨拶

20.火葬

21.初七日法要

22.精進落とし

【一日葬】

1日目

亡くなった日

2日目

お葬式の準備

3日目

葬儀・告別式

1.ご臨終

2.エンゼルケア

3.ご遺体の搬送と安置

4.喪主の決定

5.葬式日程の決定

6.葬儀社との打ち合わせ

7.訃報通知

8.お葬式の準備

9.死亡届提出・火葬許可証発行

10.喪服・持ち物の準備

11.弔問客の応対

12.納棺

13.供花の並び順の確認

14.受付など役割分担

18.葬儀・告別式

19.出棺の挨拶

20.火葬

21.初七日法要

22.精進落とし

【直送】

1日目

亡くなった日

2日目

お葬式の準備

3日目

火葬

1.ご臨終

2.エンゼルケア

3.ご遺体の搬送と安置

4.喪主の決定

9.死亡届提出・火葬許可証発行

10.喪服・持ち物の準備

12.納棺

20.火葬

2.葬式日程は亡くなった翌日や翌々日でなくても構わない!

【葬式日程で抑えるべき7つのポイント】

(1)葬式日程に関する法律を踏まえなければならない

(2)万全な準備を整えるために葬式日程にゆとりをもつ

(3)悔いのないように故人との最後の時間を過ごす

(4)遠方の親族や忙しい人が集まりやすいよう日程にゆとりをもつ

(5)火葬場や斎場が空いている日程は限られている

(6)お付き合いのある宗教者の都合を考慮しなければならない

(7)葬式は友引の日を避ける習慣がある

3.葬式日程で注意すべき3つの法律

  火葬 火葬許可証 死亡届
内容 24時間以内に火葬してはならない 火葬や埋葬・改葬は、厚生労働省令の定めに基づき市町村長の許可を受けなければならない 死亡届は死亡の事実を知った日から7日以内(国外で3ヶ月以内)に提出しなければならない
違反した場合 1,000円以下の罰金または拘留もしくは科料 1,000円以下の罰金または拘留もしくは科料 5万円以下の過料

4.葬式日程を決める7つの手順

(1)亡くなった翌日は空けておく

(2)親族や主要な人が集まりやすい日程を想定する

(3)葬儀社へ火葬場・斎場の空き状況を確認する

(4)お付き合いのある宗教者への日程を確認する

(5)なるべく友引を避けた日程を選択する

(6)葬儀社へ日程を伝えて火葬場・斎場の予約をする

(7)お付き合いのある宗教者へ日程を報告する

5.葬式日程を延期する3つの方法

処置方法 最長保管期間 相場費用
ドライアイス 1週間程度 1日5千~1万円程度
冷蔵保管施設 1ヶ月程度 1日8千~3万円程度
エンバーミング 50日程度 15~25万円程度

6.葬式日程に関してよくある質問

(1)葬式は絶対に友引の日を避けるべき?

(2)葬式は大安や仏滅の日でもいいの?

(3)葬式日程の遺族への聞き方は?

(4)葬式で休む日程は?

(5)2022年の葬式日程とは?

7.終活〜葬式後の日程スケジュールまで無料相談で安心しよう!

・無料相談できる『やさしいお葬式』なら、お葬式の準備から、法要での僧侶手配・お墓探し・遺産相続・土地建物の売却まで、葬儀後も日程を気にすることなく一貫して任せることができてスムーズ。

国民生活センターの発表によると、消費者のお葬式における相談事例では、次のような特徴と問題点があるそうです。

・消費者は短時間で様々な判断をしなければならない

・葬儀社と十分な話し合いができないこともある

・追加サービスにより請求金額が高額になることがある

お葬式では『焦りが禁物』ですので、後々まで後悔しないために、日程にはゆとりをもつよう心掛けてください。

この記事により、皆様へ安心をお届けできれば幸いです。

【監修】栗本喬一(くりもと きょういち)

略歴
栗本喬一(くりもと きょういち)
1977年生まれ
出生地:東京都(愛知県名古屋市育ち)

株式会社東京セレモニー 取締役

ディパーチャーズ・ジャパン株式会社
「おくりびとのお葬式」副社長として、葬儀会社の立ち上げ。「おくりびとアカデミー」葬儀専門学校 葬祭・宗教学 講師。
株式会社おぼうさんどっとこむ 
常務取締役として、僧侶派遣会社を運営。
株式会社ティア 
葬祭ディレクター、支配人、関東進出責任者として一部上場葬儀 社の葬儀会館出店、採用、運営を経験。

著書:初めての喪主マニュアル(Amazonランキング2位獲得)

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