沖縄県・那覇市で失敗＆後悔しない葬儀社の選び方と相場を徹底解説！

那覇市で滞りなく葬儀を挙げる為には、信頼できる葬儀社への依頼が必要不可欠です。本記事では失敗しない葬儀社選びのポイントだけでなく、費用相場や葬儀補助、風習まで徹底解説しています。那覇市で安心して葬儀を執り行いたい方はぜひご参考ください。

「那覇市で葬儀をあげたい」

「那覇市の葬儀社はどうやって探して依頼すればいい？」

「葬儀は高いって聞くし信頼できる所に頼みたいな…」

初めて葬儀を執り行うとき、このような不安や疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

那覇市で依頼できる数ある葬儀社の中から、信頼＆安心できる葬儀社1社を選ぶのは、とても大変なことです。特に葬儀はやり直しがきかないことがほとんどですので、葬儀社選びは慎重に選ぶべきでしょう。

また、あまり知られていませんが、地域によって葬儀社の価格差・役場補助の違いがあります。

例えば、那覇市の葬儀相場は『38万円』（全国では46万円）ですが、葬儀形式や参列者数によって価格は大きく変わっていきます。

【那覇市の葬儀プラン相場】

※2022年「 やさしいお葬式」調べ

※葬儀プランをクリックすると、詳細記事が開きます。合わせてご参考ください。

また、費用だけでなく利用できる斎場（火葬場）の数や料金や補助も異なります。

上記のように、那覇市の情報を知らずにいると、金銭面でも損をしてしまう可能性もあります。

そこで本記事では、沖縄県那覇市で葬儀を挙げる際の葬儀社探しのポイントから相場、葬儀補助の受け取り方や風習についてまで、すべてご紹介いたします。

那覇市で葬儀を挙げる為に必要な情報がギュッと詰まったお役立ちの内容ばかりです。少しでも不安や心配がある方は、スッキリ解決できますのでぜひ最後までお読みください。

那覇市で安心＆信頼できる葬儀社探しの2つのポイント

那覇市で葬儀社を探す際は、特に下記2つのポイントを重視して探していきましょう。

葬儀は依頼するプランや祭壇の大きさや会場の広さ、病院から安置所の搬送距離など、さまざまな要因によって金額が大きく変動します。

そのため、プラン料金はもちろんオプションの金額もしっかりと明記している葬儀社がおすすめです。

また、口コミが確認できることも大切な指標の一つとなります。検討している葬儀社のサービスやスタッフの対応を確認することができるからです。

実際に下記リンクから那覇市の葬儀社を検索してみましょう。

→ 沖縄県の葬儀施設、火葬場を探す

検索する際は、1.「葬儀社・葬儀屋」を選択し、2.お近くの市区部を選択後に検索ができます。「路線・駅から探す」では、最寄りの駅周辺の葬儀場、斎場を探すことも可能です。

那覇市での葬儀は相場38万円～

那覇市の葬儀社で依頼した場合、葬儀プランの相場は約38万円（A社：52万円、B社：35万円、C社：27万円）です。全国相場は46万円ですので、平均よりも安く葬儀を挙げられます。

また葬儀は形式や参列者の人数によって、かかる費用は大きく変動します。人数が多ければ、広い斎場を借りる必要や、会食や返礼品にかかる金額も大きくなるからです。

例えば、参列者が少なく、通夜や葬儀を行わない「直葬（火葬式）」と、大勢をお呼びし儀式をすべておこなう「一般葬」では、プランだけで約50万円以上もの価格差があります。

「どんな形式で参列者を何名お呼びするか？」は、ご家族の思いや故人の遺志を確認し、不明点や疑問は事前に葬儀社に相談した上で、検討するとスムーズでしょう。

【那覇市の葬儀プラン相場】

※2022年「 やさしいお葬式」調べ

※葬儀プランをクリックすると、詳細記事が開きます。合わせてご参考ください。

「不明点が多い」と言われる葬式費用の内訳や必要な項目をしっかりと確認したい方は「 差額は100万以上！葬式費用を抑える5つのポイントと2つの注意点」の記事も合わせてお読みいただくことでより、疑問点がスッキリ解決できるでしょう。

→ 沖縄県の葬儀施設、火葬場を探す

那覇市の火葬料金は2.5万円～

那覇市には火葬場が無いため、市民は浦添（うらそえ）市の「いなんせ斎苑」を利用することが多いです。

市民は12歳未満15,000円、12歳以上25,000円から利用することができます。

●火葬場の利用料金

情報引用元：南部広域市町村圏事務組合|いなんせ斎苑公式サイト

※2022年3月現在

いなんせ斎苑の詳細情報

画像引用元：南部広域市町村圏事務組合|いなんせ斎苑公式サイト

情報引用元：南部広域市町村圏事務組合|いなんせ斎苑公式サイト

火葬料金については、「火葬場の使用料金とは？地域で大きく違いのある火葬場の使用料について」の記事もご参考ください。

→ 沖縄県の葬儀施設、火葬場を探す

那覇市で葬儀をあげる場合の平均日数は3～4日

那覇市では亡くなってから葬儀までかかる日数は、3～4日です。全国平均は4日ですので平均的な日数といえますね。

一般的には、亡くなってから葬儀までの日程は、翌日に通夜、翌々日に葬儀と告別式、火葬の流れですが、斎場や火葬場の空き状況によっては一週間以上かかるケースもあります。

特に昨今は、高齢化や新型コロナの影響もあり火葬場不足は社会問題として度々ニュースにもとりあげられるほどです。

団塊世代の高齢化で深刻な火葬場不足 「何週間も待たされる事態」も想定( マネーポストWEB)

葬儀のスムーズな日程調整の仕方と、注意点について事前に把握しておきたい方は、「 プロが解説！スムーズな葬式日程を決める為の7つのポイントと注意点」の記事も合わせてお読みください。

→ 沖縄県の葬儀施設、火葬場を探す

那覇市で使用できる葬儀補助

故人が、那覇市にお住まいだった場合、下記の補助を受けることができます。下記は「利用しやすい順」での紹介です。

葬祭費（支給金額：2万5千円）

故人が国民健康保険に加入していた場合、葬儀を行った方が申請を行うと「葬祭費」として2万5千円の給付金を受け取れます。

【申請に必要なもの】
・国保証
・葬祭を行った方の預金通帳
・死亡を証明するもの（死亡診断書、火葬許可証、領収書等）
情報引用先： 葬祭費の支給について

【申請方法】
故人がお住まいの区役所保険年金課に上記の書類を持って申請します。

葬祭費の支給金額は市町村によって異なり、時効は2年です。申請が必要ですので、忘れてもらい損ねないように注意しましょう。

葬祭費の仕組みについて事前にしっかりと確認しておきたい方は「 忘れてはいけない!?申請すれば頂ける葬祭費・埋葬料とは？給付金制度の概要と申請時のポイント」の記事もご参考ください。

また、国民健康保険ではなく社会保険に加入されていた方は、葬祭費ではなく「埋葬料」として一律5万円を受け取ることが可能です。「 【埋葬料】申請忘れに注意！もらい損ねない為に必要な3つのポイント」の記事で申請方法や準備物を紹介していますので合わせてお読みください。

葬祭扶助（そうさいふじょ）・生活保護葬が利用可能

那覇市では、生活保護者の葬儀に「葬祭扶助（そうさいふじょ）」が支給されます。

「葬祭扶助」とは、故人が生活保護を受けていた場合や、喪主や遺族自身が経済的に困窮していた場合に利用でき、生活保護法の18条に定められているものです。ただし、通夜や告別式、戒名を付けるなどは行えず、火葬のみのシンプルな葬儀のみと決められています。

支給上限は自治体によって異なりますが、大人であれば20万円。12歳以下の子どもは16万円です。利用者は費用を直接受け取るのではなく、葬儀をとりおこなった葬儀社が直接、那覇市へ請求をおこないます。

葬儀後の申請は認められていないため、葬祭扶助での葬儀を検討されている方は、那覇市の生活支援課へ事前に相談してみましょう。

【申請方法】
1.生活福祉部生活支援課へ申請
2.指定の葬儀社で火葬式をとりおこなう
3.葬儀社が那覇市へ請求
4.那覇市の福祉部が、葬儀社へ支払い

【問い合わせ先】
那覇市福祉部保護管理課

葬祭扶助制度にご興味のある方は、「 葬祭扶助とは？支給の条件から金額、申請方法まで徹底解説！」記事を読むことでより知識を深めることができます。

那覇市民であれば「那覇市民共同墓」が利用可能

那覇市にお住まいであれば「那覇市民共同墓」を利用可能です。

合葬式墓地と納骨室を設けた新型の墓地で、市が管理します。お墓がない人や継ぐ人がいない、家族に負担をかけたくない人も安心して利用でき、生前やご夫婦でも申し込みできます。

費用は他のご遺骨とまとめて納骨する合葬室は3万円。合葬される前に12～32年の間に納骨する合葬用納骨室は8万2千円～58万6千円ほど。5年間の短期収蔵納骨室は2万5千～10万円です。
情報引用元： 那覇市民共同墓

覚えておきたい！沖縄県の葬儀の風習

葬儀の風習は地域によって異なり、葬儀の流れや日程、マナーも土地によってまったく違うこともあります。

「地元の葬儀とぜんぜん違うんだけど…」と戸惑わないように沖縄県葬儀の風習を確認しておきましょう。

なお、葬儀の風習は同じ市区町村でも地域差や各家庭での考えで大きく異なる為、必ずしも下記、風習が該当するとは限りません。不安な場合は、親族や葬儀社スタッフに事前に確認をしておくのがオススメです。

【沖縄県・葬儀の風習】
・「野辺送り（のべおくり）」を行う
・檀家制度がない
・香典は多く包まない方が良い

葬儀の流れをより深く理解されたい方は、「 【保存版】葬儀の流れはこれで完全理解！役割・期限・ポイント全情報」の記事もお読みいただくことで余裕をもって葬儀をあげることができるでしょう。

「野辺送り（のべおくり）」を行う

「野辺送り」とは、故人を火葬場や埋葬地まで運ぶ風習で、古くは「野送り」とも呼ばれました。

故人の魂を安全にあの世へ送るとともに、死穢（しえ）と呼ばれる穢れから遠ざける意味もあります。昔は土葬が一般的だったため、「野辺（のべ）」は埋葬地を指していました。

近年では、火葬の普及により野辺送りは省略されることも多いです。野辺送りは沖縄だけでなく、全国で見られる葬儀の風習です。

デザインが面白い。園比屋武御嶽の石門や、玉陵を彷彿させますね。沖縄の野辺送りで使用していた龕（がん）というものです。
亡骸を入れて運び、墓で風葬します。 pic.twitter.com/EfBaIiwlPE

— 賀数仁然 (@hitosak) November 6, 2020

檀家（だんか）制度がない

沖縄には、お寺に所属する檀家制度は存在しません。

理由は、本土での檀家制度は江戸時代に始まりお寺が主体となって行われましたが、沖縄では浸透しなかったためと言われています。

葬儀や法事では、近隣のお寺を自由に選び、読経や供養を依頼することが多く、参列者の人数によって葬儀会場を決めます。

香典は多く包まない方が良い

本土での香典相場は、3千～5千円が一般的ですが、沖縄ですと千～3千円程度であることも珍しくありません。

理由は沖縄での葬儀は参列者が多く大規模なことが多いため「お札が重なる＝不幸が重なる」という考えから、多くの札を重ねる（多くの金額を包む）ことは避けられてきたためです。

もう一つの理由として香典のお返しをする香典返しの習慣がないため、最初から少なくお包みするという説もあります。

とは言え、昨今では本土と同じように3千～5千円ほどお包みするケースも増えてきているため、葬儀に招かれた際は金額を家族や近しい人に相談してから用意するのがよいでしょう。

那覇市で「安くて良い葬儀」をあげる方法

那覇市の葬儀プランの相場は38万円ですが、費用を抑えて良い葬儀を行いたいのであれば、下記の方法があります。

※オススメ順にご紹介しています。

【費用を抑えて葬儀をあげる方法】
1.葬儀仲介業者に依頼する
2.複数の葬儀社で見積をとり比較する

費用面だけでなく、葬儀社選びも満足＆納得した業者へ依頼したいという方は、『葬儀の仲介業者を通す』ことで後悔せずに依頼することができるでしょう。

葬儀の仲介業者ではプランの価格があらかじめ決まっており、追加オプションとして必要な項目を追加できるので、葬儀費用を効率的に抑えることができます。

また、葬儀社のクオリティを事前チェックしているため、「安心・誠実な葬儀社を紹介できる」メリットもあるからです。

オススメの仲介業者の選び方は「 おすすめ葬儀仲介業者はこう選ぶ！選び方5選で失敗なしの葬儀社選び」の記事でくわしくご紹介しています。費用面はもちろん、最後まで安心して任せられる葬儀社を那覇市で見つけたい方はぜひ、ご参考ください。

→ 沖縄県の葬儀施設、火葬場を探す

まとめ

那覇市で、後悔しないで滞りなく葬儀をあげるためには、信頼できる葬儀社に依頼するのが必須条件です。そのためには、費用相場と口コミをしっかりと確認し、納得した葬儀社へ依頼するようにしましょう。

【那覇市の葬儀プラン相場】

※2022年「 やさしいお葬式」調べ

※葬儀プランをクリックすると、詳細記事が開きます。合わせてご参考ください。

那覇市で葬儀をあげる場合の平均日数は3～4日と全国平均と同じくらいです。また、故人が那覇市に在住していた場合は下記の葬儀補助を受けることができます。

葬儀の準備をするのに『早すぎる』ということはありません。ゆっくりと時間をかけて吟味、検討した葬儀の方が、ご遺族にとっても納得＆満足した葬儀になるでしょう。

本記事が、那覇市で葬儀をご検討されている皆さまのお力添えになれば幸いです。

→ 沖縄県の葬儀施設、火葬場を探す