喪中ハガキの書き方・出し方・出す時期・出す相手などが分からずにお困りの方も多いのではないでしょうか?今回は、喪中ハガキをいつ出すかなどのルールやマナー、文例や受け取った時の返事の仕方についてまで徹底的に解説します。
身内や親族に不幸があると、喪中ハガキを出す場面にも出会います。喪中ハガキの書き方・出し方・出す時期・出す相手などが分からずにお困りの方も多いのではないでしょうか?
今回は、喪中ハガキのルールやマナーについて徹底的に解説します。
INDEX
喪中ハガキとは?(喪中はがきの意味)
喪中の意味
「喪」という言葉は、人の死後にその親族が死者のことを思い、身を慎みながら供養に当たる、という意味になります。
「喪に服す」というのは、故人を偲び供養に当たる期間のことを言い、「喪中」とも言います。
喪中と忌中の違い
よく、「喪中」と「忌中(きちゅう)」の意味が混同している人も多いですが、「喪中」は故人を思い偲ぶ期間、「忌中」は故人を祀って供養する期間の意味になります。
「忌中」は、一般的には故人の死後四十九日の忌明けまでが範囲とされていて、「忌服(きふく)期間」とも言われます。
喪に服すことについての詳細は「喪に服すとは?意味と期間と宗教と寺社と注意点・マナーを徹底解説!」
喪に服す範囲
一般的に2親等までとされています。2親等とは、自身または配偶者の兄弟姉妹・祖父母・孫までの範囲になります。
ただ、あくまでも一般的な目安となりますので、3親等以上だったとしても親交が深かったり、お世話になったなど自身で気持ちがある場合は、その限りではありません。
また、実家や住んでいる地域、親族内での慣習がある場合はそれに従うのが安全です。最近では昔からの慣習も緩やかになってきていることもありますが、いらぬトラブルを招かないためにも確認は必要です。
喪中ハガキの意味
喪に服す期間というのは、故人を偲ぶ期間ということなので、祝い事や晴れやかな場所への参加を控えることが一般的なマナーとされています。
年賀状や旅行、住宅の購入、お祭りやパーティへの参加を控えるべき、とされています。
その代表的なものが、正月の祝いや年賀状で、年賀状を出すことでの新年の挨拶を控えるのが一般的です。
年賀状の代わりに喪中ハガキを出す
その際、年賀状の代わりに喪中ハガキを出すことになりますが、喪中ハガキを出すのも、故人が亡くなったことでの「正月の祝いをする気持ちになれない」という、故人を偲ぶ表現のひとつになります。
お中元とお歳暮は贈っても問題無い
よく、お中元やお歳暮について悩まれる方もいますが、これらは日頃の感謝を伝えるための慣習であり、贈りあっても問題ないとされています。
ただし、喪中の期間内の場合には紅白の“のし”は使用しないようにする、忌中の期間だけは避けること、を意識するとよいでしょう。
喪中ハガキの歴史
そもそも、年賀状という文化が、明治時代に郵便制度が確立してからのものなので比較的新しいものになります。
新年を祝うための挨拶状自体は平安時代の頃からあったそうですが、年賀状という正式なものになったのは明治から大正にかけての発祥になります。
喪中はがきについては、明治時代に皇室で不幸があった際に官史が出した書面が起源と言われています。その頃はまだ一般的なものではなく、大正時代に一部の国民の間で行われるようになりました。
そして、戦後になり、お年玉つき年賀状によって年賀状が一般家庭へ普及し、昭和30年頃には、喪中はがきも一般的になったようです。
喪中ハガキを出す時期
相手との行き違いを防ぐために、少し早め、11月から12月中旬までに送るとよいでしょう。また、年末近くに不幸があった場合には、寒中見舞いで喪中の旨を伝えるのが一般的です。
寒中見舞いについては「喪中に寒中見舞いを出してもよい?時期・マナー・文例集を紹介!」の記事もご参考ください。
喪中ハガキを出す相手の範囲(親族※親族の基準)
喪中ハガキを出す範囲は、喪中の範囲と同じく、2親等までの親族が亡くなった場合に出すことが一般的です。
その際、プライベートとビジネスとを切り離し、仕事の取引先などには例年通りに年賀状を出すことも最近では多くなっています。
そもそも、年賀状を出すこと自体、この数年で大きく変わってきていてメールなどで済ますことも増えてきました。
また、プライベートにおいても、親族の死去をわざわざ友人や知人に知らせる必要がない、と考える人についても同様に切り分けて年賀状を出すケースも増えています。
親等別の関係性を一覧にしたので分からない方は参考にしてください。
喪中ハガキを出す範囲(親等別)
1親等:自身の父母、配偶者の父母、子ども
2親等:自身と配偶者の兄弟姉妹、その兄弟姉妹の配偶者、自身と配偶者の祖父母、孫
3親等:自身と配偶者の曽祖母、自身の甥/姪、伯叔父母、伯叔父母の配偶者
喪中ハガキを出す相手の範囲(親族外)
先ほども解説しましたが、一般的に喪中ハガキを出すのは、2親等までの親族に不幸があった時とされています。
ただ、あくまでも一般的な目安となりますので、3親等以上だったとしても親交が深かったり、お世話になったなど自身で気持ちがある場合は、その限りではありません。
法人の場合は喪中という概念や考えが存在していないため、社長や役員が亡くなったとしても、その会社の社員が喪に服すということは一般的にはありませんので、喪中ハガキについても出す必要はありません。
喪中ハガキの書き方
喪中ハガキの書き方に特に決まった形式はありませんが、一般的な形式はあるのでそれぞれ解説します。実際の文例も後ほど紹介するので参考にしてみてください。
年賀欠礼の挨拶
新年の挨拶を遠慮する、失礼するという文章を書きます。
誰が、いつ、何歳で亡くなったか
まず、「誰が」の部分は、「続柄」と「名前」を書きます(苗字は書かないことが多いです)。続柄は、連名で喪中ハガキを書く際は、連名の一番目の名前の人から見た続柄を使います。
夫婦連名で出す場合
夫婦連名のときには、妻の父母が故人のときは「義父」「義母」になります。
最近では「義」をつけずに「父」「母」と書いた後にフルネームで名前を書くことで、苗字からどちら方の親が亡くなったかを判断してもらうケースもあります。
「いつ」の部分は、「去る●月●日」「本年●月」「令和●年●月」などの書き方があります。
「年齢」の部分は、最近は「享年八十五(満八十四歳)」のように数え年と満年齢を両方書くことが増えました。享年とは、亡くなった年齢の意味で、通常数え年で書かれます。
先方への感謝や健康を祈る言葉
特に形式はありませんが、例えば「これまで賜りましたご厚情に故人になり代わりまして厚く御礼申し上げます」のような言葉を書きます。
日付
「令和●年十一月」のように、喪中ハガキを投函する日付を書きます。十一月に出す場合にも、十二月と書くこともあります。具体的な日にちまで書いても問題はありませんが、実際に投函する日程が遅れることもあるので、年月のみの方が無難です。
句読点はつけない
これは喪中ハガキに限らず、昔の日本には句読点をつけるという文化自体がありませんでした。句読点が登場したのは、明治時代からです。
印刷技術の発展により活字が出回り、毛筆での手書きに比べて文章の区切りが不明瞭で読みづらくなったため、句読点が使われるようになりました。
したがって、フォーマルな文章においては、昔からの慣習にならい、句読点をつけないことがマナーとされています。
喪中ハガキ以外にも、転職・退職・事務所移転の挨拶状、社長就任の挨拶状などビジネスの場に関わるものでも、同様です。他にも、表彰状の文章にも句読点はつけません。
このように、昔からある手紙や挨拶文においては、句読点をつけないのがルールとなっています。
喪中ハガキの文例
これまでに解説した書き方のポイントをふまえて、いくつか文例を紹介しますので参考にしてみてください。(実際は縦書きになります)
例文1
喪中につき年末年始のご挨拶ご遠慮申し上げます
本年●月に父●●(享年八十三歳)が永眠いたしました
ここに本年中に賜りましたご厚情を深謝いたします
時節柄一層のご自愛の程お祈り申し上げます
令和●●年十二月
郵便番号
住所
氏名
例文2
喪中につき年末年始のご挨拶ご遠慮申し上げます
祖母●●が●月●●日に九十二歳で永眠いたしました
本年中に皆様より賜りましたご厚情を深謝いたします
時節柄くれぐれもご自愛の程お祈り申し上げます
令和●●年十二月
郵便番号
住所
氏名
喪中ハガキのマナー
喪中ハガキを出す時期
相手との行き違いを防ぐために、少し早めを意識し、11月から12月中旬までに送るとよいでしょう。
フォントについて
用いるフォントに明確な決まりはありませんが、特殊な書体やポップなフォントは避けるべきです。行書体や明朝体が一般的に使われているので無難ですが、シンプルなゴシック体でも失礼にはあたりません。
薄墨にするべきか
不祝儀の際には薄墨を用いる、というマナーが定着してきていますが、喪中ハガキの場合には、葬儀から一定の日にちも経過していることから、薄墨で書く必要はありません。
もし不安な場合は、薄墨で書いておくのが無難です。
使用する絵柄について
喪中ハガキでは、花の絵が描かれるものが一般的です。ひまわりやチューリップのような、明るく元気なイメージのある花は、喪中ハガキにふさわしくない、と考えられています。
一般的なのは蓮の花
よく使われるのが蓮の花ですが、仏教において、蓮の花には大切な意味が込められています。
蓮の花は、仏陀の誕生とともに咲いたといわれており、善を積んだ仏教徒が亡くなると、蓮のつぼみに包まれて天に昇っていく、といわれています。
その他にも、喪中ハガキで使われる花としては、椿、菊、百合、水仙、桔梗などがあります。
弔事にふさわしくないとされる花だったとしても、故人が生前好きだった花であれば問題はありませんので、覚えておくとよいでしょう。
故人が年賀状を出していた相手には喪中ハガキは出すべきか?
故人が年賀状のやり取りをしていた相手に喪中ハガキを出すべきか迷うこともあると思います。
一般的には喪中ハガキを出す必要はありません。亡くなったことを伝えたい場合は、「死亡通知」や「死亡案内状」を出します。
ただし、絶対に喪中ハガキを送ってはいけないということではありません。もし、喪中ハガキを出す場合は故人との生前の付き合いに対しての感謝の気持ちを書き添えて出しましょう。
喪中ハガキは縦書きで書くべきか?
喪中ハガキは縦書きで書かれていることが多いです。喪中のテンプレートもほとんどが縦書きになっています。
しかし、最近では横書きの喪中ハガキのテンプレートもあります。特に故人がキリスト教徒だった場合も、横書きの喪中ハガキを利用される方が多いようです。
相手からも喪中ハガキが届いてしまった場合
喪中ハガキを出そうと思っていた相手から先に喪中ハガキが届いてしまう場合もあります。
その場合は、構わずに喪中ハガキを出しても良いですし、返信を行わなくても問題ありません。喪中ハガキは、「不幸があった為、年賀状を送りません」という相手へのお知らせですので、柔軟に対応しましょう。
葬儀に参列して頂いた方にも喪中ハガキは送った方が良いか?
葬儀に参列して頂き、今年が喪中であることを知っている相手へも喪中ハガキを送るのがマナーです。
通常は喪中ハガキには近況などのメッセージは書き添えませんが、「先日は、御会葬頂き有難う存じました」など葬儀に来て頂いたお礼を一言添えるのも良いでしょう。
また喪中ハガキを送るのは、あくまでも毎年年賀状のやり取りをしている方のみです。葬儀に参列して頂いた方達全員に送る必要はありません。
弔事についての不明点や疑問は『やさしいお葬式』から24時間365日無料相談も承っています。電話でもメールでも行えますのでお気軽にご連絡下さい。葬儀の作法や服装などについてもご相談できます。
喪中ハガキを出すときの注意点
喪中ハガキを出す際にはいくつか注意点があります。考えてみれば当たり前のことばかりですが、だからこそついうっかり、がないように注意しましょう。
祝いを表す言葉は使わない
喪中ハガキということで、お祝いを連想・意味する言葉は使いません。例えば、「賀」という漢字には祝いの意味があるため、「年賀」は使わず、「年頭」「年始」などを使います。
派手な色使いをしない
喪中ハガキは、「喜びや祝いの表現を控える」という気持ちの表れなので、喜びや祝いを連想するような派手な色使いは避けましょう。
使用するのは、通常ハガキ(市販ハガキ)か喪中ハガキ
これも当然ですが、年賀状や絵入りハガキは使わないようにしましょう。また、私製はがきを使用する場合には、弔事用の切手を使いましょう。
喪中ハガキをもらった場合の対応
寒中見舞いを出す
喪中ハガキをもらった相手に対して年賀状は出しません。代わりに、1月7日以降に寒中見舞いを送るのがマナーです。
喪中見舞いを送る
または、生前お世話になっていた方が亡くなったことを知らなかった場合、喪中見舞いを送るということもあります。
その際は、「心ばかりではございますが、●●様の大好きだったお花を送らせていただきます。お供えいただければ幸いに存じます。」というように一言を添え、お花(またはお線香、お菓子など)を送るとよいでしょう。
供物、供花については「供物とは?意味と葬儀・法要での正しい贈り方と相場!」「知らないと恥をかく!供花の手配方法や相場を徹底解説!」の記事もご参考ください。
喪中はがきの返事は必ずしなくてもよい
悩む点として、喪中ハガキが届いた後に返信するかどうかですが、喪中ハガキは年賀欠礼の挨拶のため、必ず返信が必要なものではありません。
したがって、返信をしなくても失礼にはあたりません。付き合いや関係の度合いを考慮して、返信をするかどうか決めましょう。マナーとしては1月7日以降に寒中見舞いを送ります。
年賀状を投函した後に喪中ハガキが届いた場合
年賀状を投函した後に喪中ハガキが届くケースもあります。その際は、お悔やみとお詫びの手紙を出すとよいです。
しかし、厳密には喪中ハガキは、出す側からの「年始の挨拶を遠慮する」ものなので、喪中の人が受け取る分には問題はないため、特に何もしなくて良いという考えもあります。
どうしても気になる場合には、一言お詫びを入れる、ということをすれば間違いはありません。
喪中に年賀状が届いた場合の対応
欠礼状を出していない人からの年賀状が届いたときには、一月七日(松の内)が過ぎたころに寒中見舞いを出すようにします。
「不幸があったために返礼が遅れた」ことのお詫びを書き添えるのが一般的なマナーとされています。
喪中ハガキの書き方に迷ったら
喪中ハガキの書き方に迷った場合は、業者やテンプレートを利用する方法もあります。
業者に依頼する
業者に喪中ハガキの作成を依頼することができます。
郵便局をはじめ、ネットで検索を行うと喪中ハガキを代理で作成してくれる業者が検索できます。
費用はかかりますが、投函まで行ってくれる業者もあり時間が無い方やパソコンが苦手という方にはおすすめです。
テンプレートを利用する
喪中ハガキのテンプレートは、年賀状と同じように沢山インターネット上で見つけることができます。
無料で利用できるものも多いので、お金をかけたく無い場合やデザインを一から作成したく無い方へもおすすめです。テンプレートには変更可能な例文も記載されているので、書き方に不安のある方でも安心して利用することができます。
喪中の期間
こちらもあくまでも参考としていただき、親族内や地域での慣習を確認してみてください。
喪中の期間(等親別)
自身または配偶者の兄弟姉妹:90日
子ども:90日
自身または配偶者の父母:13ヶ月
配偶者:13ヶ月
これは、明治7年に出された太政官布告で示されたものになっていて、昭和22年にこの法令は撤廃されましたが、慣例的に一つの基準とされています。
喪に服す期間に控えるべき、と言われているのが、正月の祝い(年賀状)、結婚式、旅行、神社参拝、などです。
時代の変遷に伴い認識も変わってきていますので、喪中ハガキ以外のものについても簡単に解説します。
喪中の期間については「喪に服すとは?意味と期間と宗教と寺社と注意点・マナーを徹底解説!」の記事もご参考ください。
結婚式
喪中の期間内に結婚式を行うことや結婚式に参列することも、控えたほうがよいと一般的にされてきました。
しかし、最近では四十九日の忌明け以降であれば結婚式を行ったり、友人や会社関係者の結婚式の場合には、参列するケースは増えています。
わざわざ全員に喪中期間であることを伝えられなかったり、参列を断るために先方に気を遣わせてしまうこともありますので、あくまでも一つの慣例的な基準として捉え、時と場合に合わせて選択してください。
旅行
遊興という意味で、旅行も喪中の期間に控えるべきこととされる代表的なものになります。最近では忌明けまで、とされることが増えてきています。
現実的に、四十九日までは慌ただしくすることや気持ちの問題もあるかと思いますので、キャンセル料なども加味しながら行動するのがよいでしょう。
寺社参拝
以前は、神道では死=穢れとされていました。そのため、神社への参拝や、氏神の祭事などへの参加はもちろん、初詣も当然控えるようにされていました。
神社への参拝はしても良いとなってきている
しかし、最近ではそのような考え方は故人に対しても失礼である、と考えられるようになり、寺社でも、喪中や忌中の方に参拝をしてもらえるよう促す動きが出てきています。
以前の慣習を大事にしている寺社もまだありますし、時代に沿ってルールや考えも変えていこうとしている寺社もあります。
大切なのは、その人が故人をどう思い偲ぶか、です。どうしても気になるのであれば、せめて忌中は控えてみるというのもいいでしょう。
他の人に影響しないことなのであれば、自身の思いや考えを持った上で決めるのがよいでしょう。
喪中期間中に控えるべきことは「喪中に神社へ行ってもいいの?喪中と忌中の違いから厄払いやお守りの処分の方法などを徹底解説!」「喪中の正月の過ごし方とは?やること・控えることを完全解説!」の記事もご参考ください。
喪中ハガキの知識に関するまとめ
「喪中ハガキ」について特に重要となるポイントを下記にまとめました。
【喪中ハガキとは?】
●故人が亡くなったことでの「正月の祝いをする気持ちになれない」という、故人を偲ぶ表現のひとつ
【喪中ハガキを出す時期】
●11月から12月中旬までに送る
【喪中ハガキを出す相手の範囲】
●親族であれば2親等まで
1親等:自身の父母、配偶者の父母、子ども
2親等:自身と配偶者の兄弟姉妹、その兄弟姉妹の配偶者、自身と配偶者の祖父母、孫
●仕事の取引先であれば例年通り年賀状を出す場合もある
【喪中ハガキに書く内容】
●年賀欠礼の挨拶
●誰が、いつ、何歳で亡くなったか
●先方への感謝や健康を祈る言葉
●喪中ハガキを投函する日付
【喪中ハガキのマナー】
●11月から12月中旬までに送る
●フォントや絵柄は華やかでないものを選ぶ
【喪中ハガキを出すときの注意点】
●祝いを表す言葉は使わない
●通常ハガキ(市販ハガキ)か喪中ハガキを利用する
【喪中ハガキを受け取った場合】
●1月7日以降に寒中見舞いを送る
●喪中見舞いを送る
●ただし喪中はがきの返事は必ずしなくてもよい
【喪中に年賀状が届いた場合】
●寒中見舞いを出す
最近では、喪中ハガキは、宗教儀礼的な意味合いよりも、故人を失ったことの悲しみや感謝の気持ちを表す意味合いが強くなっています。
年賀状と併せて、送る側も受け取る側もマナーを守った上でできるようにしましょう。
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【監修】栗本喬一(くりもと きょういち)
- 略歴
- 栗本喬一(くりもと きょういち)
- 1977年生まれ
- 出生地:東京都(愛知県名古屋市育ち)
- 株式会社東京セレモニー 取締役
- ディパーチャーズ・ジャパン株式会社
- 「おくりびとのお葬式」副社長として、葬儀会社の立ち上げ。「おくりびとアカデミー」葬儀専門学校 葬祭・宗教学 講師。
- 株式会社おぼうさんどっとこむ
- 常務取締役として、僧侶派遣会社を運営。
- 株式会社ティア
- 葬祭ディレクター、支配人、関東進出責任者として一部上場葬儀 社の葬儀会館出店、採用、運営を経験。
- 著書:初めての喪主マニュアル(Amazonランキング2位獲得)
プロフィール