10月10日ダイヤモンドオンラインにて、当社のオンライン葬儀参列システム「スマート葬儀」を掲載頂きました。
ダイヤモンドオンライン「葬式もオンラインの時代、知らないと恥をかく新常識と参列マナー」
コロナの影響で経済の取り組み方、従来とは違う仕事の方法を考えなければならない中で、冠婚葬祭もその必要性があります。
元々、人が集まらなければ成立しないのが「冠婚葬祭」です。しかし今の現状では多くの方が集まる冠婚葬祭は懸念される状況となっております。
INDEX
オンライン葬儀とは
オンラインで葬儀や法事の様子を配信できないかと考え、実際に当社も実行させて頂きました。
現状、亡くなった方の血縁が濃い立場にも関わらず、他の親戚より葬儀のために参列をしないで欲しいと言われてしまったご遺族ケースが当社にもありました。
そのような方でもなんとかお葬式や法事に参加ができないものかと、オンラインでの葬儀配信を行い始めたことがきっかけです。
当社では「スマート葬儀」というシステムで読んでおります。
元々コロナ禍になる以前から、葬儀会場から遠い親戚や高齢者を抱えた親戚がどうしても参列ができないという考えが10年以上前からありました。
そして。このコロナ禍の状況になり、遠隔で葬儀の様子を確認・参列をすることも一つの選択肢なのではと考える方も増えているのが現状です。
スマート葬儀の機能
オンラインを行うだけではなく、香典の送金、供花供物の手配、返礼品の手配、受付記帳、訃報の案内の送信を「パソコンやスマートフォン」で行う機能がございます。
また故人や家族に関する動画や写真の差込を行うことも可能です。
オンラインでの配信が絶対条件ではなく、他の業界は既にスマートフォンやパソコンで手配や案内を行うに対し、葬儀業界は変わらず電話やファックスが主流の業界です。
葬儀や仏事のことであっても、スマートフォンやパソコンで上記を行えた方が便利です。
オンラインを必ず使用する必要はなく、ご遺族や参列者に便利なツールとして、葬儀社には管理ツールとして使用頂いております。
価値観の多様化に対応
今の葬儀業界は死亡人口は増えるが、家族人数の現象、人付き合いの変化、価値観の多様化により、柔軟に対応しなければならない状況です。
オンラインでの葬儀や法事の配信も一つの価値観の変化です。
従来はお葬式や法事は必ず現地で参列して行うものとされておりましたが、今後選択肢の一つとして定着をすると考えております。
宗教者も変わる必要がある
宗教者の方もご遺族・ご親族に歩み寄る必要があると考えています。
家族が今求めている宗教者は「いかに親しみやすく相談ができ、自分たちの状況を聞いてもらえるのか」です。
どれだけお経が上手くて、寺院の格式が高くても、ご遺族は上記を一番に求めます。
ご遺族の話を柔軟に聞き、対応されている宗教者様は、地域に関係なく事業としても上手く寺院運営をされていらっしゃいます。
葬儀業界もサービス業であり、お困りのご遺族に対し何ができるのかを真剣に考え続けなければなりません。
参列が困難な方への新しい手段として
オンライン葬儀(スマート葬儀)は一般の方や葬儀社様など、数多くの方より問い合わせを頂いておりますが、あくまで一つの選択肢です。
やはり現地にお葬式や法事に伺える方はやはり現地に参列した方が良いに決まっています。
一方、コロナが落ち着きましても、一定数はお葬式にオンラインで参列をする方も残ると考えております。
色々な価値観は業界に大きな影響を与えます。
コロナがきっかけとはなりましたが、オンライン葬儀参列システム「スマート葬儀」を望む方のためにこれからも発信を行います。
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【監修】栗本喬一(くりもと きょういち)
- 略歴
- 栗本喬一(くりもと きょういち)
- 1977年生まれ
- 出生地:東京都(愛知県名古屋市育ち)
- 株式会社東京セレモニー 取締役
- ディパーチャーズ・ジャパン株式会社
- 「おくりびとのお葬式」副社長として、葬儀会社の立ち上げ。「おくりびとアカデミー」葬儀専門学校 葬祭・宗教学 講師。
- 株式会社おぼうさんどっとこむ
- 常務取締役として、僧侶派遣会社を運営。
- 株式会社ティア
- 葬祭ディレクター、支配人、関東進出責任者として一部上場葬儀 社の葬儀会館出店、採用、運営を経験。
- 著書:初めての喪主マニュアル(Amazonランキング2位獲得)
プロフィール