例年であれば、お盆の時期は実家へ帰省をし、お墓参りやご先祖の供養のためにお寺様によるお経を行って頂く時期であったかと思います。
しかし今年は新型コロナウイルスの影響により、帰省される方も少なく、特に法事などは高齢者の方の参加率も高いために、避けられる方も多かったのではないでしょうか。
そこで当社はこの時期だからこそ、オンラインでお盆の合同供養を行うため、今回企画をさせて頂きました。
INDEX
オンラインでの合同供養の目的
実際に「オンライン」を使用し、今回どなたでも参加が可能な合同供養を行いました。
目的としては「先述の通り、新型コロナウイルスの影響で供養やお墓参りができなかった」方のために、ご寺院様によるお経を唱えての供養と、
現状毎週のように、オンラインでの法要を行っておりますが「実際にどのようなもの」であるかを体験して頂くために企画させて頂きました。
体験をして頂いた理由として、オンラインでお葬式や法事に参加をされることに抵抗がある方も一定数いらっしゃいます。
全てのお葬式や法要の形がオンラインに変わるとは考えておりませんが、私たちは一つの供養の形を確認頂きたいとの思いがあり、ご提案をさせて頂きました。
オンライン合同法要の内容
既に私たちが行っている「スマート葬儀」のシステム内に「YouTube」のライブ配信機能を埋め込み、
参加者の方には「お名前」などの受付記帳をスマートフォンやパソコンを通じて行って頂き、実際に法事の様子を確認頂きました。
約15分程度のお経の中で合掌や焼香などを行って頂き、20分程度のお寺様の「法話」に参加して頂きました。
オンラインという点以外では、特に通常の法要と変わった点はありません。
しかし、オンライン用の機材や実際にオンラインで参加をするためのスマートフォンやパソコンを準備され、今までオンラインを使用されて来なかった方も使用するきっかけになったのではないでしょうか。
実際参加された方について
このような企画に少し興味があり、ちょっと覗いてみようと考えられた方も多かったのではと感じます。
実際同時に50名以上、オンラインに参加して頂いており、改めて供養についての関心があることを感じております。
これからの供養の形
新型コロナウイルス以前の状況に、お葬式の形が戻ることはかなり難しいと考えております。
人が集まることが懸念される現状と、従来より色々な理由で現地に足を運ぶことができない方がいらっしゃった背景を考えますと、
一つの選択肢として、今後もオンラインを使用したお葬式や法要は残ると考えております。
お葬式・法要は不要不急のものではありません。だからこそ、原則は現地でお参りをするべきです。
一方どうしても、葬儀や法事の会場現地へ行くことができない方もいらっしゃいます。
だからこそ、どちらが正しい供養の仕方ということではなく、バランスをみて選択を行うべきではないかと私たちは考えております。
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