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供養の選択肢の多様化⁉︎オンライン法要の対応を行いました!

Sep 27 2020

本日、弊社にて「オンライン法要」を実施させて頂きました。

以前よりお問い合わせを頂いており、コロナ禍で人が移動し集まることが懸念される考えの世の中では、オンラインで法要を行う選択肢が出て参りました。

オンラインに限らず、昔とは異なり、弔いの形が多様化される現代では、多くの選択肢がございます。

法要・法事についての考え

半年前と比べ、何事もオンラインに対しての抵抗が無くなってきたと感じております。

お葬式や法事におきましても、オンラインで行う選択も一つの方法であるのではないでしょうか。

しかし、全てがオンラインでの参加ではなく、現地に行くことができる方は、やはり現地で法要・法事に参加して頂きたいと私たちは考えております。

法事・法要の準備と課題

法事を行うには人数の確認、会場の手配、料理や返礼品の手配、お寺様(宗教者)の手配、そしてこれらの費用の準備を考える必要があります。

これらの段取りを整えることが忙しい方も多く、なかなか準備をすることが難しいのが法事です。

もちろん故人を弔うため、これらの準備を行うことはとても大事ですので、手を抜くわけにはいきません。

しかし、忙しい現代人では、どうしても準備の時間が足りない現状があります。

そこで、現在では主に葬儀社・仕出し業者等を中心に「法事の会場・手配」を代行して行うことが多くなっております。

オンラインで法事を行う場合に考えて頂きたいこと

本来は親戚に声をかけて、人を集め法事を行いたいという考えがあったはずですが、今年はそれは難しいと考え、オンラインでの法事を行うことを考えている方が増えております。

オンラインであれば、気軽に参加ができるという考えや、従来より法事に関する費用が掛からないという意見もございます。

しかし、「あくまでオンライン法要・法事はひとつの選択肢であり、費用を書けずに簡単に済ませるためのツールではありません」

どうしても参加ができない遠方の方や、高齢者を抱え参列ができない家族のためなどに使用されるべきものではないでしょうか。

宗教者とのコミュニケーションツールとしてのオンライン

全てのお葬式や法要・法事がオンラインに変わることはなく、あくまで選択肢の一つとしての役割になると思います。

一方、これから宗教者と一般の方との「コミュニケーションのツール」として、オンラインは必要になると感じています。

世間でお寺離れと言われている原因は、宗教者と一般の方とのコミュニケーション不足が最大の原因です。

親、祖父母の時代は、宗教者が身近な存在であったはずです。

しかし、転勤や生活スタイルが多様化している現代では、宗教者との従来のような付き合いは難しいのが現状です。

これは宗教者も一般の方も気がついているはずです。

そのコミュニケーション不足が解消されるツールの一つとして、オンラインでコミュニケーションを行う方法が今後定着すればいいなと感じております。

【やさしいお葬式では、お寺様の紹介が可能です。お気軽にお問い合わせください】

【監修】栗本喬一(くりもと きょういち)

略歴
栗本喬一(くりもと きょういち)
1977年生まれ
出生地:東京都(愛知県名古屋市育ち)

株式会社東京セレモニー 取締役

ディパーチャーズ・ジャパン株式会社
「おくりびとのお葬式」副社長として、葬儀会社の立ち上げ。「おくりびとアカデミー」葬儀専門学校 葬祭・宗教学 講師。
株式会社おぼうさんどっとこむ 
常務取締役として、僧侶派遣会社を運営。
株式会社ティア 
葬祭ディレクター、支配人、関東進出責任者として一部上場葬儀 社の葬儀会館出店、採用、運営を経験。

著書:初めての喪主マニュアル(Amazonランキング2位獲得)

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