先日、テレビ朝日「スーパーJチャンネル」スタッフの方に取材頂き、6月18日放送を頂きました。
取材の内容は主に「新型コロナウイルスで亡くなられた方の対応」についての取材となります。
テレビ朝日「スーパーJチャンネル」様に取材頂きました。やさしいお葬式動画
INDEX
新型コロナウイルスで亡くなられた方の現状
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言は解除をされましたが、第2波を懸念する声が上がっており、葬儀業界での感染防止対策と参列者減少への対策も必要となってきております。
厚生労働省はガイドラインを設けましたが、まだまだ感染症リスクが残っているのが現状です。
新型コロナウィルスなどの「特定の感染症」で亡くなられた場合、感染防止の観点から法律上、故人との最後の面会も厳格な取り扱いとされており、事実上難しい場合も少なくありません。
著名人が亡くなった際にも大きな問題として取り上げられましたが、大切な方との最後のお別れができないことにより、遺族のお心に大きな悲しみや後悔の念を残すことも多くみられます。
グリーフケアの観点からも、故人との最後のお別れは、極めて重要な場とされています。
新型コロナウイルスで亡くなられた方の対応・面会を可能に
上記の課題を解決するため、当社ではご遺体安置所において、防護服での面会プランに対応、面会時には、防護服のほか、厚労省により推奨されている感染拡大防止措置を最大限、確保した上で実施いたします。
さらにエンバーミングと言われる「遺体衛生保全処置」を行うことで、感染症の不安を無くし、面会をより安全に行うことが可能です。
コロナウイルスでご家族がお亡くなりになっても、できる限りご遺族がご対面を行い、お別れができるご提案を行います。
遠隔でお葬式・法事に参加「スマート葬儀」
葬儀・法事の規模が縮小し、本来故人を見送りたかった方が、葬儀・法事会場への参列を辞退するということが起こっています。
基本的に亡くなった方の兄弟姉妹、縁がある方は亡くなった方同様に高齢者であることが多く、万が一感染してしまう事態が発生した場合、最悪のケースが考えられます。
最後のお見送りができなかったという出来事は、心身に深く影響を与え、後悔が残ります。
そこで当社はオンラインでの葬儀参列を行うことができる「スマート葬儀」を開発・運用を開始いたしました。スマート葬儀:公式ページ
既に各地の葬儀会社様に導入を頂き、運用を行って頂いております。
参列を行う方が「記帳・香典・供花・返礼品・弔電」などをスマートフォンやパソコンで手配を行い、現地に参列が難しい方がオンラインで式の様子が確認できるというシステムです。
全ての葬儀がオンラインになるとは我々も考えておりません。しかしスマート葬儀がコロナウイルスが落ち着いた後も「一つの選択肢」として、認知をされると考えております。
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【監修】栗本喬一(くりもと きょういち)
- 略歴
- 栗本喬一(くりもと きょういち)
- 1977年生まれ
- 出生地:東京都(愛知県名古屋市育ち)
- 株式会社東京セレモニー 取締役
- ディパーチャーズ・ジャパン株式会社
- 「おくりびとのお葬式」副社長として、葬儀会社の立ち上げ。「おくりびとアカデミー」葬儀専門学校 葬祭・宗教学 講師。
- 株式会社おぼうさんどっとこむ
- 常務取締役として、僧侶派遣会社を運営。
- 株式会社ティア
- 葬祭ディレクター、支配人、関東進出責任者として一部上場葬儀 社の葬儀会館出店、採用、運営を経験。
- 著書:初めての喪主マニュアル(Amazonランキング2位獲得)
プロフィール