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お葬式の際、本当に遺族が悩んでしまうことは、お葬式の費用のことではない。

Jan 30 2020

お葬式の1番の悩みといえば、やはりお葬式の「費用」のことであると考える方は多いのではないでしょうか?
確かにこの悩みは本当に多いのですが、お葬式費用以上に家族が悩まれてしまう問題がございます。今回はそんな課題に触れたいと思います。

 お葬式で一番悩んでしまうことは「故人の交友関係がわからないこと」

亡くなった方の交友関係を子どもが全くわからない。
このような方は本当に多いと考えています。事実、大手葬儀社に勤務していた際の消費者アンケートの結果は、お葬式の費用の問題以上に「亡くなった故人の交友関係が分からず、連絡をするのに苦労をした」という方が一番多かったのです。

まだ連れ合いの方がご健在であれば、尋ねることができるかもしれませんが、認知症になってしまう可能性も否定できません。
そしてそもそも子どもが親と同居をしていない核家族が多く、親の交流関係を理解できていない子どもが当たり前になっています。
近年は家族葬という親戚、亡くなった方に縁のある方のみのお葬式が急速に増えておりますが、これらの連絡先ですらわからないという状態の方が本当に多いのです。

 昔の連絡先を調べる方法は「手書きの電話帳や年賀状」

亡くなった故人の繋がりの方を調べる方法は手書きの電話帳や年賀状と言われていました。これらの方法は探すのに時間が掛かる為、お亡くなりになってから慌てて探す方が多いのですが、連絡漏れが発生することが多く、生前準備の期間を設ける必要があります。どうしても連絡をするべき親戚や故人の関係者の連絡先がわからず、連絡ができない遺族がいることも現実なのです。

 現代の連絡先を調べる方法は「携帯電話やスマートフォン」になりつつある

電話帳などの「紙」で連絡先を保管している方は少なくなり、現在は「携帯電話やスマートフォン」の連絡先を調べ、訃報連絡を行う方が増えて参りました。しかし、端末機器ならではの課題である「パスワード」の課題があり、当然ながらパスワードのロックが掛かっている場合、確認することができません。ロックを解除する方法もないことはありませんが、やはり費用が掛かります。そしてiPhoneなどのスマートフォンはセキュリティが固く、お金を掛けてもパスワードを開けることができない場合があります。

 緊急連絡先を保存しておくには

やはり紙媒体などに緊急連絡先の記載を行っておくことが一番確実です。市販のエンディングノートでも必ず連絡先の記入リストがございますし、ノートやちょっとしたメモ書きでも構いません。
大切なことは本当にご不幸が起こった際に、誰に連絡をすればよいか「家族が理解をする為の手段を準備すること」なのです。

【監修】栗本喬一(くりもと きょういち)

略歴
栗本喬一(くりもと きょういち)
1977年生まれ
出生地:東京都(愛知県名古屋市育ち)

株式会社東京セレモニー 取締役

ディパーチャーズ・ジャパン株式会社
「おくりびとのお葬式」副社長として、葬儀会社の立ち上げ。「おくりびとアカデミー」葬儀専門学校 葬祭・宗教学 講師。
株式会社おぼうさんどっとこむ 
常務取締役として、僧侶派遣会社を運営。
株式会社ティア 
葬祭ディレクター、支配人、関東進出責任者として一部上場葬儀 社の葬儀会館出店、採用、運営を経験。

著書:初めての喪主マニュアル(Amazonランキング2位獲得)

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