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葬儀費用を後悔せずに決める方法とは?相場から考え方まで紹介

Jul 05 2024

皆様はお身内のご不幸が起こってしまった場合「一体どのくらい」葬儀費用として考えておりますでしょうか?

突然発生する「お葬式」は日常生活の中で全く意識をしていないものでありますが、発生した場合、何よりも緊急性が高いものとなります。

突発的に緊急度が上がるものだからこそ、事前に費用の確認、調べておく必要があるものですが、お葬式の費用がどのくらい必要なのか考えたことがある人は少ないです。

今回はお葬式の費用の考え方について、お話させていただきます。

葬儀の費用の考え方

お葬式の費用は色々な項目にわかれます。

葬儀の基本費用

葬儀社に支払う葬儀の基本費用として、祭壇・寝台車(病院などへ向かうお迎えの車)・ドライアイス・遺影写真・霊柩車・ろうそく線香・棺・会場使用料・人件費(メイン担当者・司会・接客)などが該当します。

家族葬・1日葬・一般葬は上記のものを準備を行います。その中で予算・葬儀の規模・故人や遺族の要望などで、上記の項目でグレードアップできるものを費用を追加して、準備を行うことがございます。

オプション

湯灌(納棺師)・エンバーミング・祭壇装飾お供え・オンライン葬儀(スマート葬儀)への対応などが該当します。

要望により、これらの手配を葬祭ディレクターが行います。祭壇の装飾やお供えなどは、地域によってもお供えをするものが異なるので、年配の親戚や担当の葬儀社スタッフに確認を行います。

人数により変動する部分(飲食接待費)など

飲食・返礼品・火葬場まで移動を行うマイクロバスなどが該当します。

食事・返礼品は原則足りないことがないように準備を行います。足りないことがあってしまうと、失礼にあたると言われています。

葬儀費用以上に「親戚の参加人数の把握」が葬儀の打ち合わせでは肝になりますので、注意が必要です。

宗教者への御礼(お布施など)

お葬式を行うにはどの「形式」のお葬式を行うかを考えなければなりません。

お寺様を呼ぶ「仏式」、斎主様に執り行って頂く「神式」、神父・牧師様を呼ぶ「キリスト教」などが代表的なものとなりますが、近年は宗教色を出さない葬儀「無宗教葬」も増えております。

元々先祖よりお付き合いのある宗教者の方を呼ぶのか、特にお付き合いがない方は、葬儀社などから僧侶を紹介してもらうことも可能です。

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火葬場への費用

お葬式を行ったあとは霊柩車で火葬場に向かい、荼毘に付します。地域によってはお骨になられてから、お葬式を行う地域もあります。

地域によって火葬場の費用にばらつきがありますので、自身がお葬式を行う予定の地域の火葬場を調べておく必要があります。

葬儀費用はどのくらい必要なのか?

全国的には平均は約195万円と言われています(日本消費者協会)この金額には葬儀一式費用、返礼品および飲食接待費用、御布施など司祭者への費用が含まれています。

しかしこの費用はあくまで目安でしかなく、家族によって予算や葬儀規模、地域性などを考えなければなりません。

また葬儀社の会員に登録されている場合や、利便性や同じ葬儀費用でも「何が異なるのか」を把握しなければなりません。

当然ですが、各葬儀社によって同じ品物でも費用は異なります。

また地域は同じでも「葬儀社が勧めている葬儀商材」は異なります。

棺をグレードアップさせた販売することに力を入れる会社や、納棺に力を入れる会社、祭壇・葬儀会場が立派な作りなど、葬儀社によって方針が異なります。

しかし、ここで忘れてはいけないのは葬儀社が売りたい商材を買うのではなく「家族が故人にして差し上げたい葬儀」を準備することなのです。

「誰のための葬儀」かを忘れると後悔をするお葬式にしかなりません。

どうやってお葬式内容・費用を決めれば良いのか?

よくお尋ねをされる質問なのですが、最初に予算を設定しておくことと、故人・家族の葬儀についての考えやこれだけは故人のために行ってあげたいという内容を決めておくことです。

普段は全くお葬式について考えていなく、こだわりがないと仰る方も多いのですが、いざ大切な方が亡くなった際、これだけは故人のためにしてあげたいという考えがあるものです。

またお葬式に絶対に必要な物品(例として霊柩車・棺・ドライアイスなど)の種類から決めていき、最後に祭壇を選ぶことで予想以上に費用が上がることを抑える方法もあります。

費用が大きいもの(祭壇)から選ばずに、個々でこだわりが大きくなるオプションから選ぶことが大事です。

いずれにせよ、お葬式にどれだけの費用を掛ける予定があるのかを予め予測をしておかないと、費用は高くなります。

結婚式と同様、葬儀費用に「上限はない」のです。

まとめ

インターネットで出ている葬儀平均費用は「あくまで目安でしかない」自身で選び取らなければならない。

お付き合いのある宗教者がいるか、紹介をしてもらう必要があるのか、それとも無宗教で行うのか確認をしておく。

予算を決めておき、どのくらい準備をすればどの規模の葬儀ができるのかを把握しておく。

葬儀費用に上限はありません。予め家族でしっかりと話し合い、価値観を共有しておくことが大事なのです。

【監修】栗本喬一(くりもと きょういち)

略歴
栗本喬一(くりもと きょういち)
1977年生まれ
出生地:東京都(愛知県名古屋市育ち)

株式会社東京セレモニー 取締役

ディパーチャーズ・ジャパン株式会社
「おくりびとのお葬式」副社長として、葬儀会社の立ち上げ。「おくりびとアカデミー」葬儀専門学校 葬祭・宗教学 講師。
株式会社おぼうさんどっとこむ 
常務取締役として、僧侶派遣会社を運営。
株式会社ティア 
葬祭ディレクター、支配人、関東進出責任者として一部上場葬儀 社の葬儀会館出店、採用、運営を経験。

著書:初めての喪主マニュアル(Amazonランキング2位獲得)

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