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喪主の段取りスケジュール:亡くなってから葬儀まで

Jan 03 2026

喪主になった瞬間、時間の流れが変わります。

悲しみは確かにあるのに、涙が落ちる前に次の電話が鳴り、次の確認が必要になり、次の判断が迫ってくる。

「気持ちが追いつかない」のに、現実は待ってくれません。

そして喪主がしんどくなる理由は、作業量だけではありません。

搬送、安置、日程、親族連絡、葬儀社との打ち合わせ――そのすべてが“一度に重なる”ことです。

結論として、喪主の段取りは“完璧にこなす”ことではなく、「止まらず進む流れ」を作ることが目的です。

この記事では、亡くなってから葬儀までの葬儀 流れを、時間軸で「今やること」「次にやること」に分けて整理します。

読み終えたら、頭の中の渋滞が少しほどけて、「まずこれから」で動ける状態になるはずです。

0日目(亡くなった直後〜数時間):最初の段取りは“止めない”が正解

0日目の最初の数時間は、喪主が感情を整える時間というより、「必要な手続きを止めない時間」です。

この時間帯は、正しい順番を守るだけで大きなトラブルを避けられます。

1)死亡診断書(死体検案書)を受け取る

病院で亡くなった場合は死亡診断書、事故などで検案が必要な場合は死体検案書になります。

これがないと火葬許可証の手続きが進みません。

慌ただしい中でも、書類の受け取りは「次の段取りを止めない鍵」になります。

喪主が最初に守るべきは、感情より“流れが止まらない状態”です。

2)搬送先を決める(自宅 or 安置施設)

病院では長時間安置できないことが多く、搬送先を決める必要があります。

ここで喪主が迷いやすいのが「自宅に連れて帰るべきかどうか」です。

もちろん、自宅で見送りたい気持ちは自然です。ただ、現実として自宅安置は“向き不向き”があります。

・自宅安置が向く:家にスペースがある/搬入経路が問題ない/家族が集まれる
・安置施設が向く:自宅が難しい/遠方親族の到着が遅い/家族の負担を減らしたい

迷ったら、葬儀社に次を聞くと決めやすくなります。

・自宅安置に必要な条件(布団、室温、搬入経路)
・安置施設の面会ルール(何時まで/人数制限)
・ドライアイスの頻度と費用

安置は「正解」より「家族が無理なく続けられる選択」を優先するほど、後悔が減ります。

3)葬儀社へ連絡(決めていなくても“相談”でOK)

葬儀社が決まっていなくても、搬送の段取りのために連絡が必要になることがあります。

この時点で喪主が伝えるべき要点は、実は3つだけです。

・故人のいる場所(病院名・住所)
・搬送希望先(自宅 or 安置施設、未定なら相談したい)
・喪主の連絡先(折り返しの電話番号)

ここで重要なのは、喪主が「完璧に説明しよう」としないことです。

必要なのは、正確な長文ではなく、進行を止めない短文です。

4)近親者へ連絡(“全員”ではなく“キーパーソン”だけ)

喪主が消耗するのは、0日目に“全員に丁寧な説明”をしようとするときです。

葬儀 日程が未確定な段階では、長電話をしても情報が増えず、疲れだけが増えます。

まずは次の順で、キーパーソンだけに伝えます。

①同居家族・配偶者・子
②兄弟姉妹(代表者になれる人)
③故人の親(存命なら)

この段階は、定型文で十分です。

「〇〇が本日亡くなりました。いま搬送と安置の手配中で、葬儀の日程はこれから決めます。決まり次第、改めて連絡します。」

0日目の連絡は“報告”ではなく“準備の合図”です。情報が固まってから丁寧に伝えれば大丈夫です。

0日目(安置後〜夜):葬儀スケジュールの骨格を作る

安置が済むと、少しだけ現実が落ち着きます。

しかし、ここからが喪主 段取りの本番です。日程や形式など、“決めること”が次々に出てきます。

この時間帯は、全部を決めるのではなく「決める順番を守る」ことが大切です。

1)宗教形式と菩提寺(僧侶)の確認

菩提寺がある場合は、できるだけ早めに連絡します。

僧侶の都合が葬儀 日程に影響することがあるためです。

もし宗教形式が未定でも、「仏式の予定」「無宗教も検討」など、現状の方向性を葬儀社に伝えるだけで日程調整がしやすくなります。

2)火葬場の空き状況→日程候補を2〜3つ出す

実務上、葬儀 スケジュールは火葬場の予約で決まります。

葬儀社に「最短いつ可能か」「候補日を2〜3つ」出してもらい、家族で現実的に選びます。

火葬の予約が取れた瞬間に、葬儀の流れは“現実の時間割”になります。

3)葬儀の形式を決める(家族葬/一般葬/一日葬/直葬)

形式の正解は家庭ごとに違います。大切なのは「誰が来る可能性があるか」を現実ベースで見積もることです。

・家族中心で静かに:家族葬
・参列が見込まれる:一般葬
・通夜を省く:一日葬
・式を行わず火葬のみ:直葬

迷う場合は、葬儀社に「この形式だと当日の流れはどうなるか」「費用と負担の差はどこに出るか」を聞くと判断がしやすいです。

4)補佐役を決める(喪主の体力を守る分岐点)

喪主が倒れそうになる最大の原因は、「全部の連絡」「全部の確認」「全部の判断」が喪主に集中することです。

だから0日目の夜にやるべき最重要の段取りは、補佐役を決めることです。

・親族代表:親族への連絡、集合時間の共有
・会計担当:支払い、領収書、香典の保管場所の管理
・進行補佐:控室の荷物、必要物のチェック、導線確認

補佐役が決まるだけで、翌日の喪主の疲れ方が変わります。喪主は“判断”に集中していい立場です。

1日目(打ち合わせの日):葬儀準備は“決める順番”で静かに進む

1日目は、喪主がいちばん「決めること」に追われる日です。

そして、ここで疲れる人ほど「全部を一度に決めよう」とします。

でも、葬儀の準備は、順番さえ守れば必ず前に進みます。

おすすめの流れは次の通りです。

1)日程確定(通夜/告別式/火葬の時刻)

まずは火葬の予約を軸に、通夜・告別式の時間を確定します。

葬儀社に、タイムラインを紙で出してもらうと家族も理解しやすく、喪主の頭の負担も減ります。

・通夜:何時開始/何時終了(弔問対応の時間も含める)
・告別式:集合時間/開式/出棺/火葬場到着
・会食:実施するか、誰が対象か(親族のみなど)

2)見積もり確認(“増える条件”までセットで聞く)

見積もりは、金額だけで見ると不安が増えます。

喪主が見るべきは「この金額がどんな条件で増えるか」です。

不安は“総額”より“変動要因が見えないこと”で膨らみます。増える条件を聞くだけで落ち着きます。

・人数が増えた場合:料理・返礼品はいくら増える?単価は?
・式場使用料や控室:プラン内か、追加か
・車両:霊柩車、マイクロバスの追加条件

この段階で「ここまでは必要、ここからは希望」と線を引くと、後から迷いが減ります。

3)訃報連絡の範囲と順番(喪主が全員に電話しない)

喪主が全員に連絡すると、葬儀の準備が止まります。

ここは“誰が誰に伝えるか”を決め、分担しましょう。

・喪主:最重要の親族・会社(必要なら)
・親族代表:親族への一斉連絡
・友人関係:代表者を立て、そこから広げてもらう

連絡文は、長い説明より「情報の芯」が重要です。

「〇月〇日〇時から(通夜/告別式)。場所は〇〇。形式は家族葬(または一般葬)。香典は(受け取る/辞退)。」

4)写真・遺影・供花・弔電(“締切”で動く)

葬儀準備で慌てやすいのが締切です。

写真が見つからない、弔電の送り先が分からない、供花の受付がいつまでか不明――この混乱は起きやすいです。

だから葬儀社に「いつまでに何が必要か」を確認し、家族の担当を決めます。

締切が分かると、喪主は“急ぐべきこと”だけに集中できます。

5)喪主セットを作る(探さない仕組み)

当日のバタつきの多くは「探し物」です。

喪主は持ち物を一箇所にまとめ、当日の自分を助けてください。

・喪服、数珠、ハンカチ、予備の黒ストッキング(必要なら)
・印鑑、現金(お布施等)、連絡先メモ
・スマホ充電器、モバイルバッテリー

喪主の段取りは“探さない”だけで半分うまくいきます。

通夜当日:喪主は「対応」より「維持」を優先する

通夜は、弔問対応が増え、喪主が最も気を張る時間が長くなります。

ここで疲れる人ほど、「丁寧に対応しなければ」と思い、休むタイミングを失います。

でも、喪主の役目は“すべての人に完璧に対応すること”ではありません。

通夜の正解は、喪主が倒れず、式の流れが静かに進む状態を保つことです。

・開始30分前:水分と軽食を少し入れる(低血糖を防ぐ)
・開式前:喪主の立ち位置と動線を最終確認
・弔問対応:定型フレーズで回す(長く話さない)
・通夜後:眠れなくても“横になる時間”を作る

喪主の言葉は、毎回考えるほど消耗します。次の3つを固定すると楽になります。

「本日はお越しいただき、ありがとうございます」。

「お心遣いありがとうございます」。

「どうぞお気をつけてお帰りください」。

告別式当日:紙のスケジュールが、喪主の心を支える

告別式当日は、時間が前へ進み続けます。

頭の中で覚えようとすると、緊張で抜け落ちます。

だから喪主は、葬儀社に「当日の時間割」を紙で出してもらい、それを頼りに動くのがいちばん確実です。

・集合時間(親族は何時にどこへ)
・開式、焼香、弔辞・弔電、閉式の目安
・出棺の流れ(喪主はどこに立つか)
・火葬場への移動(車両・人数・到着時間)

火葬場では待ち時間が発生します。ここで一気に疲れが出ることがあります。

控室に、常温の水と少しの糖分(飴やチョコ)を置いておくだけでも、喪主の体は守られます。

葬儀後(当日〜翌日):やることは“3つだけ”でいい

葬儀が終わると、気が抜けて体調を崩す人が少なくありません。

そこで「残りの手続きも全部やらなきゃ」と思うほど、回復が遅れます。

葬儀後は“3つだけ”優先し、残りは翌日以降に回すほうが、結果的に早く整います。

① 支払いと領収書の整理(会計担当がいると最強)
② 香典の記録と保管(返礼のために必要)
③ 重要連絡(会社・親族の最小限)

残りは「保留箱」を作って入れてしまって構いません。喪主が休むことは、怠けではなく段取りです。

まとめ:喪主の段取りスケジュール(30秒チェックリスト)

最後に、亡くなってから葬儀までの葬儀 スケジュールを短くまとめます。

□ 0日目:死亡診断書→搬送→安置→近親者へ要点だけ連絡
□ 0日目夜:宗教形式確認→火葬場の空き→日程候補→補佐役決め
□ 1日目:日程確定→見積もり確認(増える条件)→連絡分担→締切確認→喪主セット
□ 通夜:定型で回す→短い休憩→通夜後は横になる
□ 告別式:紙の時間割→出棺と移動確認→水分・糖分を確保
□ 葬儀後:支払い整理/香典記録/最小限の連絡、他は翌日以降へ

喪主の段取りは、感情の強さではなく「順番の強さ」で回ります。

一つずつで大丈夫です。今日やることを今日終わらせる。それだけで、葬儀の流れは静かに整っていきます。

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