どんな時でも頼りになるやさしいお葬式さんです。
やさしい火葬式
伊藤 麻衣様
2021年02月 故人 :お父様(74歳)
普段は無口な父ですがいざという時にすごく頼りになる父でした
父は普段は無口な方でしたが、いざという時にはとても頼りになる人でした。
お人好しで面倒見が良く、どんなに小さい仕事でも丁寧にこなすので、現場の方たちからの信頼も厚く、現場経験の少ない若い人たちにも親身になって相談にのったりしていました。
自営業というのもあり、基本仕事一筋、休みの日でも仕事をしているような父でしたが、親戚づきあいや、私の引っ越しの時には忙しい中でもどうにか時間を作ってくれるような、家族想いでやさしい人でした。
そんな父との思い出はいろいろありますが、今でも鮮明に残っているのは、3年前に母が末期の癌で余命宣告を受けてからの出来事でした。
それまで私は遠方に住んでいて、父とはあまり会話をすることもなかったのですが、母の癌をきっかけによく帰省するようになり、その頃から父との会話も増えていきました。
母の苦しい闘病生活が少しでも楽になるようにと、父と一緒にホームセンターで沢山の買い物をして、少しずつ自分たちの手で自宅をバリアフリーにしました。手すりをつけたり、ボロボロの壁紙を張り替えたり一緒に汗をかいて過ごす時間はとても楽しく充実したものでした。
日頃仕事で疲れている筈なのに、嫌な顔一つせずに、母のために一生懸命頑張っている父の姿を見て、物静かだけど家族思いで頼りになる父は本当に私の自慢で憧れだと改めて思いました。
コロナ化でも面会が対応できるところが決め手でした
父がコロナにかかり重症化して酸素マスクをつけたときにはいよいよなのかもしれないと感じ、毎日ほとんど眠れず不安な日々を過ごしていました。
マスコミや他の人から聞く情報では、コロナになったら面会も出来ず、次に会うのは遺骨になった状態と聞いていたため、どうにかして会える方法がないものかとインターネットで沢山調べました。
そもそも何から調べればいいのか分からない状態からだったので、とても時間がかかり、正直何度か諦めかけました。
でも、今まで離れて暮らしていてなかなか家族が揃うこともできなかったので、やっぱり最後くらいは絶対に会いたいという思いで探し続けていたところ、やさしいお葬式さまのサイトで私の探していた物をようやく見つける事ができてとても安堵したのを覚えています。
それまで闘病中だった母はもう父に会えないかもしれないと絶望していましたが、やさしいお葬式さまのことを知り、とても安心してくれました。
深夜に父が亡くなった連絡を受けた時は本当に呆然としてしまい、覚悟をしていたつもりでしたが、実際は覚悟以上の辛さでした。
それでも病院から父を連れてこなくてはならず、深夜でも対応してくれる所はあるのか、今後どのようにしたらよいのか分からず、すごく動揺しながら電話を掛けました。
動揺していたため何から話せばいいのか、どう話せばいいのか分からなくてすごく不安でしたが、電話対応していただいたやさしいお葬式の方の落ち着いた声とゆっくりとした口調、それから丁寧な案内に心から安心できたのでこちらに依頼したいと思いお願いすることにしました。
支えになってくれた葬儀社
父が亡くなったのが夜中だったため、すぐに迎えに来ていただけるのか、電話では「すぐに対応します」といわれたのですが、実際に会えるまでは不安は消えなくて大丈夫なのかなと正直なところ思っていました。
でも担当していただいた葬儀社の方も「あと○○分で到着するのでご安心ください」とご連絡頂き、不安がスッと消えていくのを感じましたね。それからは言われた時間より早くに到着されて、丁寧に父を運んで頂きその手際の良さにすごく感動しました。
私自身身内の葬儀をやるのが初めてだったこともあり、誰に聞いたらいいのか分からず悩んでいましたが、今回対応していただいた葬儀担当の方と偶然にも年齢が近く、すごく気さくに話をすることが出来たのも嬉しかったです。
それに私が不安に思っている気持ちも汲み取ってくれて、細かい部分から丁寧に教えて頂いたおかげで安心して葬儀を終えることができて本当によかったです。
担当していただいた方には去年も母の葬儀でお世話になり、すごく素敵な葬儀担当者の方に出会わせてくれたやさしいお葬式さまには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
新しい供養の方法をいち早く全国に広めてあげてほしい
私たちはお墓を持っていないため、父の遺骨も母の遺骨も海洋散骨をしようと考えています。私たちみたいにお墓を持たない人が故人を偲ぶ供養の方法も全国に広めていってほしいと思います。
お仏壇の前で手を合わせてお坊さんや神主さんを呼んでお経を読んでもらう以外にも、父や母をもっと身近に感じる方法があってもいいのではないかと思います。
もしそういった供養法が増えてきた場合には、やさしいお葬式さんのほうで沢山発信していってもらい、もっと全国的に馴染みのあるものにしてほしいと思っています。