みんなのお葬式、終活用語集
お布施
僧侶から読経や戒名の授与を頂いたりした際に、謝礼として金銭を渡すこと。
お布施とは、六波羅蜜という修行法の中にある修行の一つのことです。そして、このお布施には、「財施」・「法施」・「無畏施」の3つの考えが存在します。「財施」とは、金銭・食料・衣服などの財を施す行為、「法施」は、法話などで釈迦の教えを説いたり読経をする行為、そして、「無畏施」は畏怖を取り除く行為の意味です。
僧侶が行っていることは「法施」にあたり、檀家が行っていることは「財施」にあたります。つまり、本来の仏教の教えに当てはめると、僧侶も檀家も互いにお布施をしている、ということになります。
お寺と僧侶に対して感謝の気持ちを示すものだと理解し、心を込めて渡しましょう。